【掌編小説】ネオン

目をこじ開けられる様な歪な灯りで涙がジュンと染み出す。
 ネオンの灯りが目に染み入る嫌な季節。あたたかさを求めた。心も身体もぬくもりを欲した。何年間もこの凍える季節に心の燃料にしてきた彼女への想いはきっと環境に有害な物だ。彼女とはもう一年も会っていない。こうしている間にも彼女は僕の知らない色に染まっていく。ネオンの灯りが目に染みて、涙が滲んで、そんな自分に反吐が出た。
 彼女は僕に指輪を買って欲し

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今夜だけは、アサイーブームを忘れない
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距離は近いか、遠いか

好きな子とお昼ご飯&夜の飲み。向こう側から「行きますか」と問われるぐらいだから、嫌には思われていないけれど、色々難しいな。お互い数年先の話もするから、すぐに縁が切れることはなさそうだけれど、かといって、いま以上親しくなるかと問われたら微妙だな。
「私と合う人は奇特な人です。たとえば、あなたのように」との評価なので、仲良い自信は持ってもいい。



明日の朝、5時30分起きしなきゃいけないのが判っ

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口にする言葉と本心

直前に約束して、今日がその約束の日だった。

けれども、相手の体調不良で延期。──たぶんごねれば(あるいはそんな風に誘導すれば)約束は果たされたとは思うけれど、願いとしては相手の体調を優先してほしいと伝えた。
正直言えば、自分のことだけを考えているのなら逢った方が良かったかもしれないけれど、そこはまだ偽善者のままでいたい。体調不良のなかで付き合わせるより、そうでない方がきっといい、と思っている。

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問題の山積みと、奇妙な絆

なんだこれっていう内容が並べられている。並べた本人は、我関せずと来て、役に立たない。何でも適当にやって、人に押しつけられるのなら、そりゃ楽でしょうよ。それでストレスがって言われるのが納得いかない。

心の強さ、弱さは人それぞれであっても──ことさら弱いタイプの人間は、さて、どうすればいいのかな。



休憩時間に同じ部屋にいて、まるで隠し事をするようにLINEで繋がる。隠し事をするようにというの

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他人よりも近く、特別よりは遠い

ある意味で特別ではあるのかもしれない、とは自惚れているけれど。

キミの機嫌が悪くても、一緒に夕飯を食べることは出来る、ということが判った。プラスでもマイナスでもないってことだけど、たぶんそれは、僕がいても邪魔とは思われていない──と思いたい。
他人の期待に、あるいは、要望に応えるような子だから、どこまで本心を表しているのかが今ひとつ把握できないけど。

でも、ひとつ今日予想外だったのは。お互い明

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終わってから、想い出される。

とりあえず一区切り。ただし、色んな不安があるし、もしかしたら上手く行かないかもしれないと戦々恐々としているわけだけど、出来る限りのことは実施した。
とはいえ、終わってから「あれも考慮しておけばよかった」と思い出すのはやめたい。
それに、今の僕には「じゃあ、どうすれば良かったのか」という内容は出てこない。出来る限りのことをして、それでも失敗したのなら、そうなる運命だったと諦めよう。



キミに振

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希望とも呼べないはずのもの

後から振り返ってみれば──という内容が多い気がする。もう少し機転よく、物事に対して的確に攻撃できれば良いのに、と。
自分と相手の間には礼儀があるべきだと思っている。
でも、その礼儀を相手が踏みにじるのであれば、攻撃対象としか見ない。



「十二国記 白銀の墟 玄の月」の1巻目をようやく読み終わり。発売日が台風の日だったから、その翌日に本屋に買いに行って、そこから1ヶ月。──ちょっと途中邪魔が入

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心は凪のようにとはいかないけれど

機嫌が悪いのを気取られたのは、少しだけ失敗だったかもしれない。
好きな子と夕食を一緒に食べた。
前と同じ席だった。
けれどもさすがに今日は心は晴れなかった。とゆーか、お昼ご飯を16時ぐらいに食べて、21時ぐらいの夕飯は近すぎたかもしれない。



お仕事の方は、今日も怒鳴られる、と。しかも、あちらに分がない。思い込みで責めてきたけれど、何というか、もうこの人達いっかなーとか思って、あんまりダメー

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本音の声は、何処

人のことを言えた義理ではないけれど、素直という割には偽りが見える。色んなことから遠ざけて、それでいい、と納得することに意味があるのかな。後悔が来るとしても、たぶん、それは10年後ぐらいだ。──いまの僕と同じように。



どう手を差し伸べても、事実は変わらないし、心が動くこともない。
判っているのに、それでも、同じように動いてしまう。
他の1番が出来上がったなら、変わるかもしれないけれど、、、そ

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予期できた結果

日記については僅かでも毎日付けよう──と。
こんなところにアップロードするものだから、いつものように比喩表現ばかりの内容にはなりそうだけど。振り返ったときに「なんだっけ?」と考え込むようなものばかりでも、書かないよりは良い。
その中でも、幾つかは「あの話か」と思い出せるはずだから。



本日は、半分以上思っていた結果の通りになった。

良い方ではなくて、悪い方に、なんだけれど。予期できた結果。

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