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眠れよい子よ|詩

「眠れよい子よ」

ともに眠る小さな部屋に
時おり聴こえる月夜の子守唄

すすり泣く鳩尾の
その赦されるときを待つように

僕が殺した

そう、あの日
ほんの少ない時の流れに
確かに僕はボクを殺していた

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