経験していないことは理解でき難い
母は親に捨てられて、過酷な幼少期を過ごしたことから、子供らしい時代を経ていません。
小学校へ上がるまで、同年代の子供達と接することもありませんでした。
やがて、実の両親と暮らし始めるのですが、極貧故、玩具やゲームを買ってもらうこともありませんでした。
そんな母は、子供と一緒に遊ぶという発想を一切持ち合わせていませんでした。
自分自身、誰とも遊んだ経験が無いのです。
子育ては、無味簡素に行われるハズでした。
母は、思いました。
「食べ物与えて、勉強させとけばエエん