susumu79

北海道に住む 79才 独居老人です  こころの 薬にと 撮りためた写真に  心象のつぶ…

susumu79

北海道に住む 79才 独居老人です  こころの 薬にと 撮りためた写真に  心象のつぶやきを載せました  生きた証を残したい

最近の記事

哀 落ち葉

秋の 終りの時 ゆるやかな 流れにのり 動くともなく動いている ひとひらの散りし 千重の迷い群れ りんねの恵みに わたしは いきている とわの流れにのり  大海の糧になる 届かない声を抱いたまま 秋の愁いよあなたは愛しい 終わりゆく季節を知る 烏合の枯葉 秋の別れを抱いて寝る 途切れる夢は 冷流に身をしたす  哀しいさだめ

    • 哀秋のゆりかご

      旅の枯れ葉が  しぐれに濡れて 未練に色あせ 想い出が濡れて消えていく 想いの 残像が 路傍の草のゆりかごに 秋の光を受けて  今ひとたびよみがえる 刹那の安息の時 樹高遥かな枝葉の仲間と 望みも夢もしぐれに濡れて 未練悲しい夢落ち葉 見上げる小枝に 一葉 迷い舞 わたしはここにいるよ 恋の残り火微かに燃えて あなたた待ちます 差し伸べて 秋の散りおわりの寝床 心が濡れて消えていく

      • 哀秋流

        枯葉したすや秋の水 落ち秋水 急流に鳴る 秋光をかえして 秋水走る ひびきあり 秋冷の流れに 秋の木漏れ日 秋水に かがやき 落ち とどめがたき 時はながれる 移り行く季節に 深まる冷秋 木枯らしに 紅葉泣いて すがる小枝に別れを告げる 燃え尽きた落ち葉は 枯れ木の迷い心 今日限りの未練心を 木漏れ日に くれない燃やす せめて最後のなぐさめに 恋の残り火 冷流に流して あなたのもとへ

        • 昇龍の秋の舞

          もえる昇龍の おたけび 秋の舞 悠久の時を駆け上ってきた 山吹の焔が踊る 混迷の秋  もえる昇龍の舞 まばゆい季節の 衣をまとい 消えてゆく  夢舞台で 今この時を  舞い踊れ きらびやかに  舞い踊れ すべてが  散り去る 凍てつく  世界がくるまえに

        哀 落ち葉

          ひとひらの想い

          きえていく  時のはざまに みだれる想いが  とめどなくあふれる 燃え尽きて  身をふるわせて あなたを 探しに  散ってゆきます 終わりゆく季節 木枯らしが あなたをさらっていきました とわに 消せぬ 想い 一緒に夢を見ていた あなたはもういない 独り取り残されて 切なく 小枝にひらひらと 思い出を抱きしめて 終わりの時を輝やいて あなたのもとへ

          ひとひらの想い

          哀 枯れ葉

          時の流れに 身をまかせ 季節ごとに 色を変え 夢に夢を重ねて ここへ たどり着きました 愁い知らぬ夢の日々 君といた夢の日々 こずえに燃えていた 遥かな夏の日 木枯らしとの  短い旅に色あせて ひらはらと  涙をたたえて落ちて逝く 野辺の秋草 草枕 あついおもいが  消える前に ここで おねむりなさい 寂しさに 哀しさに 震えています 尽きる命を見守って下さい あなたの優しさに抱かれて ここで もう 眠りたい

          哀 枯れ葉

          哀秋流

          秋冷の流れに 秋の木漏れ日 秋水に かがやき 落ち とどめがたき 時はながれる 秋光をかえして したすや紅葉の影 落ち秋水 急流に鳴り 秋水走る ひびきあり こころ変わりの 時のながれの幻影 流に逆らうすべもなく 水の流と戯れる 想い出に生きた日々は ここで終わりと 時の流れに運ばれて 静かに消えて行くから

          哀秋流

          昇り龍

          秋ふかき 秋冷の候 もえる昇龍の おたけび 悠久の時を駆け上り 山吹の焔が舞い上る 止まらない感情 哀しみも 不安も飛び越えて どこまでも 昇って行こう 深遠のかがやきをつれて 乗り越えよう 多難の闇を切り裂いて 天竜になれ 夢たかく 遠い 抜ける 空に はるけき高みに向かおう たそがれ老人のつぶやき 今日は日曜日 みんな 笑っているかい 泣いているかい 怒っているかい 悩んでいるかい 愛しているかい  夕べの私 独りぼっちで 落ち込んで 迷っていて 酒飲んで こだ

          昇り龍

          秋 想い流れて

          夏を忘れて こころ変わりの 枯葉ゆれ 流れ着く 時のながれの幻影 時はさり 枯れ葉 舞い散り 秋の流に かがやき 落ちて ふりつむ 枯れ葉に とどめがたき想い  秋の水 冷たさにしたすや枯葉影 秋光をかえして  秋水走る ひびきあり 秋ゆらら 流に舞う枯葉 迷い流れて色あせて 遠い思い出 流れ着く 未練心引きずって 輪廻の眠るにつく枯葉 たそがれ老人のつぶやき なんか変 どこか変 わからないけど 未練心引きずって 輪廻の眠りにつく 変な たそがれ老人

          秋 想い流れて

          秋哀愁

          暁の空に夜の忘れ物 移ろいゆく時の中で 忘れられじの愛のしらべ 暁に彷徨う夢を探しに 独り湖畔に立ち 暁の静寂に心 洗われて 憐れみの優しさに包まれ 朝まだきの彩光に こころ癒される 眩しい光が胸に差し込み 溢れる秋の旋律  愛しい人の姿 暁の彼方に 止まっていた思考が動き出す 水かがみに ほのめく 悲哀 おも影 昨夜の夢か 心の傷跡 癒えぬままに 揺れる 雲影 湖面をさ迷う 薄明の心 浮身の慈愛に煩悩あずけ 想いでさがしの 新たなる旅立ちの詩

          秋哀愁

          秋の幻影

          気まぐれな 流れをとめて 秋の色を 覗いてみた 光彩がまばゆく 通り過ぎ 世界が 透けて 消えていく 落ち葉の おりなすひかり 浮き上がる 形のない輪廻 苦しみの多い世界 飢えと渇きに苦しむ世界 弱肉強食の法則が支配する世界 絶えず争いが続く世界 苦しみと楽しみが混在する世界 生あるものは 寿命がある世界 現世の一瞬の幻影 あたりまえの事が 今 あやうい世界に生きている

          秋の幻影

          秋色の幻影

          命あるもの めぐりくる おりなす落ち葉 えいごうなる輪廻のはざま いま しばしの いやしを この想いをみちずれに 落葉ひとひら命の宿 季節深まり北風吹けば 仲間と別れ旅に出る 羽あるものの定め 秋風が季節のページめくります 北風のいたずら 旅する者の こころの中を覗いて通る 早く帰れと囁くけれど 小さな夢でも見果てぬうちは 帰れない 探し求める夢はまだ遠いけど 命をつなぐ愛は死なない 風は 枯葉は 独りで旅する 心の友 きっと 何処かに 私を待っている 仲間がいる

          秋色の幻影

          老木の哀愁

          わたしは老木  曲がりくねった時を生き ひねてた生きざま見せ 悶え苦しみのた打ち回る うずくまって丸くなって 生きる事に疲れ始めたけれど 季節の情けで葉を付けて 時の変わり目に命を育みます 熱い夏の風をくぐり抜け 冷たい秋風に踊り疲れて 燃え尽きて風に舞い散る 帰らぬ恋枯葉 離れていく君に 恋焦がれていたけれど 別れに身もだえ 叶わぬ恋は片思い 川面に奏でる秋模様 わが身も枯れて 地に帰る

          老木の哀愁

          秋冷の哀愁

          透きとおる 空 山のよそおい 色あざやかに 錦の紋様を織り出して 青き湖面に 錦秋の写し絵 もえた恋が 湖水にとけていく 想いを水に戻すと涙になり 涙の色が教えてくれる 人と夢は儚い文字になる 秋うららつなぐ手と手に つながる想い この世が儚い夢ならば このまま湖に溶けていきたい 夏の想い出 抜出して 秋冷の季節の片隅で 生まれた二人の夢を こぼれる愛を守りたい ここまで来ました秋麗の湖 生まれたこの小さな夢を 抱いて離さないように 永遠の愛に 二人で鍵をかけます

          秋冷の哀愁

          哀愁の秋模様

          もえる もみじ華 千重のかがやき いま ときはなつ おもい 一度きりの まい舞台 紅い輝きひかり満ちたあの頃 やがて消えていく遠い思い出 夢を重ねて木枯らしに  あなたの熱い想いも凍ていく   あなたのため息が聞こえる 愛が消えても 綺麗なままに 迷い悲しむ暇もなく 冷たい風があなたを連れていく   逆らうすべもなく 季節は駆け足で過ぎ 想い出が時の流れに運ばれて 静かに消えていきます

          哀愁の秋模様

          秋哀愁

          流れる川に 秋が舞う 水に流した夢いくつ 紅く燃えて風に舞う恋紅葉 時のはざまに もえて散る 一度きりの まい舞台 落ちる枯葉は未練です 別れがつらい  すがりつく恋紅葉 あつい夏の想いは  迷い心を断ち切って 水に流して 夢の続きは 無いのです 逢瀬重ねた紅葉の宿 ひと目忍んで 重ねる愛が 添えぬさだめの哀しさに 別れを告げて 燃える他人妻 夏の優しさに抱かれて 夢を見ました しあわせを 命尽きても悔いはない