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#エゴ

「インフルエンサー」人間性を見極めよう

「インフルエンサー」という言葉が世に定着して久しい今日この頃。SNSの興隆とともに、ブランド物ではなくフォロワーやいいねの数で他人と競うようになり、承認欲求を満たすようになってきた昨今では、「インフルエンサー」は「自分でもなれそう」感を与えるし、芸能人よりも身近に感じたりして、そうなろう!と憧れる人も増えてきたように思います(参考:承認欲求の舞台はブランド物からSNSへの記事)。確かに影響力はお金

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「偽物は駆逐され、本物が残る時代」の兆しあり

5月16日に天王星が牡牛座に移動した(天王星の移動は約7年ぶりの大イベント)ということで、スピ好き、占星術好き界隈が騒がしかった今日この頃。私は占星術師ではありませんが、趣味で少し勉強したので多少の概念は理解しております。昔からあらゆることに敏感すぎて苦労してきた人間なので、今回の天体イベントでも少々身体に変調をきたしており、心身ともに本調子でない5月を過ごしていたところです。(気にしすぎかなとも

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「識別力」を高める一つの道

ここ数回にわたって、嘘か真実か、善か悪かなど、あらゆるモノ、情報、他人などを見極める「識別力」が重要だという記事を書いてきました。これは「賢さ」といったものともニアリーイコールだと思っていて、「識別力」が上がるほど賢明に生きられるようになるだろうと感じます。「識別力」が大事なのはわかった、じゃあどうやってそれを高めていけばいいのか?と次に考えます。これは人によって色々なアプローチ、考え方があるかな

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実績・作品と自己価値を同一視する苦しみ

資本主義社会は競争社会で、どこへいっても競争競争、勝つために、1位になるために頑張ることが良しとされる風潮があります。前回、過度な競争心をあおる教育・スポーツの記事にも書きましたが、私たちは物心ついたころからずっと他人と比較され、上位のものが称賛され、他人に認められるのだという洗脳にがんじがらめになっていますよね。それは「私たちはありのままで価値がある」という無条件の愛とは正反対の「私たちは才能が

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過度な競争心をあおる教育・スポーツ

これまでにも書いてきましたが、最近の私は特に具体的な目標もなく生きており、何も目指していないので、心が平安でいられる時間が増えてきました。あるのは内面の目標のみ(もはや内面の目標しかなくなったの記事参照)、目標がないからこそ、誰とも比べず、競わず、嫉妬もせずに心が落ち着いていられるようになったのだと思います。自分の生き方、価値観、思想が固まってきて、他者の評価や世間体から解き放たれてきたことも大き

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あふれるモノと心の「貧困」

外の世界にのまれすぎずに、客観的に、冷静にこの世の中をとらえてみると、「なんでこんなにモノであふれていて必要なモノが何でもあるのに、貧困に苦しんでいる人が大勢いるんだろう?」と疑問に思います。最近知り合った方で中南米の最貧国に行ったことがあるという方がいて、そこで一番強く思ったことは「なんて日本は恵まれているんだろう」ということだったそうです。物質的豊かさという意味では、日本は世界でもトップクラス

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どんなツールも使う人の意識次第

世の中全体がお金や物理的次元での実績、成功などにとらわれすぎて、内面の世界をおろそかにしてしまっていることに問題意識を感じる今日この頃。前回のもはや内面の目標しかなくなったという記事にも書きましたが、何をするにしても「どんな意識でやるか」というのが一番重要なのに、多くの方が内面を見つめる前に外側の実績を作ろうとしているように見えます。例えば自分の意識がエゴ・欲望丸出しのまま影響力を持ってしまったら

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何年くらいのスパンでものを見ているか?

私は以前から、「早く」と「もっと」というエゴの暴走が私たちの判断を狂わせ、苦しめるものだと書いてきました(迷走の原因は「早く」と「もっと」の記事など参照)。先日の数値化できない「意識」の変化こそ最重要という記事にも、本当に世の中を大きく変えるには時間がかかること、その人が生きている間に成し遂げられなかったからと言って活動が無意味なわけではないことなどを書いています。私たちはどうしても近視眼的になり

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頭で考えても「個性」は出ない

私たちは「個性を大事にしよう」と口では言いながら、同調圧力が強く個性を押し殺すようなダブルスタンダード的な世の中に生きていると感じます。特に集団、組織においては没個性的であることが望まれ、物言わぬロボットであることがよしとされますね。以前に働く上での「個性」と「社会性」という記事を書いたことがありましたが、多くの方がその両者の葛藤を経験したことがあるのではないかと感じます。

人は誰しも、自分は他

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これまでの常識がまるっと覆る予感

昨日の「他人受け」を手放して、創造性を発揮するという記事にも書きましたが、ここ数日身体の痛みや緊張感を感じており、それは資本主義的現代の常識や固定概念と新たな時代の価値観(というのかな?)やハートの本心との葛藤が原因なのかなと自分で思っていました。これまで良しとされてきた頭のエゴ・計算をフル活用するやり方が、もう通用しない世の中になってくるだろうという感覚、今までうまくいっていた会社やビジネスが次

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SNSの承認欲求の原点は「対親」

現代のSNSについて考察するシリーズの続きです。SNSを話題に取り上げると必ず浮かび上がってくるテーマが「承認欲求」ですよね。この件については以前に承認欲求の舞台はブランド物からSNSへや承認欲求を越えて、我が道をゆくの記事にも書いたことがあります。SNSを見ていて、自撮りを繰り返す人や投稿が多い人、かまってちゃん的な人がいると「承認欲求」の肥大を自分の内に感じてザワつく方が多いのではないのでしょ

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SNSでは拭い切れない「孤独感」

昨日も体調があまり良くなくて横になる時間が長く、今日もどうしようもない眠気がまだ続いています。3月はあまり調子が良くないのですが、春分前に向けての最終調整と思って、物理的にも内面的にも毒出し膿出しに取り組んでいます。昨日、体調不良と眠気・だるさに陥ったときに強く感じていたのが「孤独感」でした。体調が悪い時に寂しくなったり、孤独感を感じることは誰でもあるかと思います。今回は幼い頃に深い部分で感じてい

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資本主義の終焉と「共同創造」の幕開け

2月に入ってから「資本主義は確実に終わりに向かっている」というメッセージ?のようなものをずっと感じていて、「そうだろうな」と思っていたものが確信に変わってきております。エネルギーの状況を見るに、今後はこんな方向性に世の中は動いていくだろう、といったことも少しずつ読めてきていて、自分の中の意識の方向性、あり方の方向性も以前より定まってきたように思います。資本主義が終わった後に何の時代が来るのかという

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日々の気づき=「抽象化」の過程

ありがたいことに、私のnoteを愛読くださっている方にお褒めの言葉を頂くことがあり、「わかりやすい」とか「読みやすい」、「日々の具体的な話から入るのが良い」と言っていただくことが多いです。このnoteにかかる時間はだいたい40~50分程度、プロットも何もなく突然パソコンに向かい、落としどころも何もなく流れるままに書いている感じで、メソッドやテクニックなどは全く無視して書いてます(笑)。書く上で習慣

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