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不動産オーナー経営学院REIBSの卒業式にお邪魔しました
不動産オーナーによる、不動産オーナーのための学校、不動産オーナー経営学院REIBS(リーブス)東京校第14期の卒業式に、学長の横山篤司さんからのお誘いで参加させていただきました。
1. REIBSについて
このREIBSは2013年に開校し、通期受講生1000名以上の実績ある不動産スクールです。学長の横山さんは、2010年に30歳で父親から三代目として賃貸経営を引き継ぎました。引き継いで以
書籍紹介 雨森良治『今こそ「東京プロマーケット上場」』
本書では、中小企業の新しい成長戦略として東京プロマーケット(TPM)への上場を紹介しています。以下、各章の内容を詳しく紹介し、引用を挿入します。
1.TPMの設立背景と意義
まずTPMの設立背景やその意義、中小企業に特化した市場であることを説明しています。TPMは、一般市場よりも上場基準が緩和されており、地域に根ざした中小企業にとってアクセスしやすい市場です。
2.TPM上場のメリットとコ
書籍紹介 金間大介『静かに退職する若者たち』
本書は、現代の若者が職場を静かに去る背景を詳細に分析した一冊です。本書では、まず「いい子症候群」と呼ばれる若者たちの特性について述べられています。彼らは、大人向けのコミュニケーションのテンプレートを持ち、感じよく振る舞いつつも本音を明かさない自己防衛的な姿勢を取っているとされています。周囲と調和しながらも内心では不満を抱えているとのことです。
1. 1on1ミーティング
企業の現場で1on1
Bespoke Apartments武蔵小山を内見してきました
1. 「REVIVE」プロジェクトとは
AP STUDIOの「REVIVE」プロジェクトは、古い建物を再生し、持続可能な都市開発に貢献することを目的としています。このプロジェクトは、単に古い建物を改修するだけでなく、その潜在的な価値を引き出し、新しい用途と生活スタイルに適応させることをコンセプトにしています。
現代の建築は、経済的な収益性を重視するあまり、長期的な街づくりのビジョンが欠けること
書籍紹介 板野肯三『地球人のための超植物入門』
本書では、植物が単なる生物学的存在を超え、地球上の精神性とどのように結びついているかを深掘りしています。著者は植物学者としての専門知識を活かし、植物が持つ独自の「心」と「魂」を探求し、それが人間と地球の健康にどのように影響を与えているかを論じています。
この引用は、植物が単なる物質的存在ではなく、全てが繋がった大きな生命体の一部であることを示唆しています。植物が持つこのような深い霊的次元は、
書籍紹介 酒生文弥『宗教を統合する 地上浄土をめざして』
本書は、現代社会において宗教的な理解と調和を深めるための指針を示す著作です。異なる宗教間での理解と統合の枠組みを探り、それがいかにして地球規模の課題への解決策に寄与するかを考察しています。
1.宗教と人間心理の関係性
著者は意識の三層構造——意識、潜在意識、無意識——とこれに対応する宗教のパターン——神教、多神教、宇宙教——を詳細に解説しています。
著者のアプローチでは、これらの心理的層
書籍紹介 喰代栄一『なぜそれは起こるのか 過去に共鳴する現在 シェルドレイクの仮説をめぐって』
本書では、生物学者ルパート・シェルドレイクの形態形成場仮説について詳細な解説をしています。シェルドレイクの理論は、生物の形態や行動が単に遺伝子によって決定されるのではなく、過去の生物やシステムとの「形の共鳴」によっても影響を受けると主張しています。
この理論は、従来の科学の枠を超えて、遺伝と環境の相互作用を再考し、心理学、社会学、さらには哲学的な問題にも焦点を当てています。
1.形態形成場仮
書籍紹介 内田樹『コモンの再生』
本書は、現代社会が抱える様々な問題をコモンの喪失という観点から分析し、コモンの再生こそが解決の鍵であると説いています。
コモンとは、共同体で共有・管理される資源のことを指します。具体的には、草地、森林、水路、道路などがあげられます。かつては、村落共同体などがコモンを管理することで、住民は生活に必要な資源を確保していました。
しかし、資本主義の発展と個人主義の台頭により、コモンは私有化され、囲
地域不動産会社が主導する「家守の現代版」
1 アパートオーナーの軌道修正
大家業を営む友人と久しぶりに会いました。この友人は16棟のアパートを所有しています。また、天然石の輸入事業も行っています。2006年頃からアパート経営を初めており、昨年は1棟を買い増したとのことでしたが、このところ、金融機関の融資姿勢に慎重さが出てきており、その変化を感じ始めているとのことです。
そこで友人は、アパートの新規取得をいったん見合わせ、自宅の最寄り駅
これまでの安心感から「次の形」の安心感に向かう参加型の組織スタイル
1.トリチウムの海洋放出の話の中で出た安全と安心について
昨日、福島第一原発のトリチウム海洋放出について、という演題で専門家の講演を伺う機会がありました。その中で印象に残った話がありました。安全と安心の違いです。安全と安心は、しばしば密接に関連しており、本などを読んでいても、「安全安心」と通しで表記されることが多くありますし、私もそのように表記したこともあります。しかしながら、中身を丁寧に見て
生成AI活用ですぐに解ることを資格取得の勉強までして得ることの意味を探る
1.JOBカフェとは
大学生の卒業後の進路や仕事について、OB・OGの活動を聞き考える場として、JOBカフェという企画があります。ご縁があって、母校のJOBカフェにOBとして参加させていただく機会が先月にありました。今回のJOBカフェの企画は法学部を中心とした学生に対する国家資格の紹介でした。私は、中小企業診断士の資格保有者として学生の皆さんに活動をお伝えする機会を頂きました。
今回は、行政書
中小企業が押さえておきたい成長戦略・出口戦略の一例「TOKYO PRO Market(TPM)」への上場
1.上場の意義や現状について
企業が上場すると、信用力や知名度が向上し、人材の獲得もそれまで以上に有利になってきます。しかし、上場に必要な条件の厳しさから、多くの経営者がその道を諦めているのも現実です。売上数億円、利益が数百万円規模の中小企業にとっては、上場は自社には関係のない話のように感じられることでしょう。
2.TOKYO PRO Market(TPM)の紹介
しかしながら、東京証券取
中小企業における生成AIエフェクト
1.はじめに
2024年2月22日の日経クロステックから「職場における⽣成AIの利用割合は⽇本が最下位、ベリタスが11カ国で調査」を紹介いたします。
対象とした1万1500人の会社員(日本:1000人)の結果を部分的に紹介します。
このような調査がある一方、生成AI、特にChatGPTが社会に与える影響というのは、単なる技術革新を超えたものだと思っています。ちょうど読んでいた日経ビジネス、
「光」を見つける旅 ~「ジョハリの窓」を通じた観光地の再発見~
1.はじめに インバウンドはコロナ前の水準に
「訪日客1月268万人、コロナ前と同水準 中国は55%回復」と2月21日の日本経済新聞は報じました。
記事の一部を紹介します。
そして、最近の傾向について、「日本を訪れた外国人は商品を買う「モノ消費」からサービスなどを体験する「コト消費」へ消費の動向が変わってきている」ということも定着してきているようです。例えば、食品サンプルや包丁づくりが