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感想まとめ

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映画、美術展、イベントなどの感想です。
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日本の神さまを調べていたら、地球規模になってしまった(諸説あり)

日本の神さまを調べていたら、地球規模になってしまった(諸説あり)

はじめに。
ここに書いた話が、事実であると断言している訳ではありません。

と、言い訳のように、先に断っておく。なぜなら、真実は分からないし、文献を確認した訳でもなく、インターネット上にある情報をまとめただけだから。それでも、なんだかおもしろいなあと思った事を、まとめてみる。だから、これは私の妄想妄言だと思って読んで下さい。

1.日本神話とは日本神話に登場する神様は、どこか癖が強くて、魅力的。日

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映画「こどもしょくどう」を観ました

映画「こどもしょくどう」を観ました

虹の雲虹の雲(彩雲)は、吉兆や縁起の良いものとされている。
この映画で、こどもたちが探す虹の雲。

虹の雲を見つけて、取り戻したかったもの。
それは、お母さん。でも、お父さんは?

虹の雲が出ていても、主人公は気づかない。目の前のものを必死に追いかけているけれど、幸運は、逆方向(気づいていない場所)にあるかもよというメッセージだったのだろうか。過去に虹の雲を見たのに、不運に見舞われた子ども達(父子

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塩屋埼灯台(Shioya Saki Lighthouse)

塩屋埼灯台(Shioya Saki Lighthouse)

のぼれる灯台「塩屋埼灯台」。
日本の灯台50選にも選ばれている。

なんの予備知識もないまま、行ってきた。

1.塩屋埼灯台(1)ヒューンとする

灯台を見た事はあるけれど、のぼるのは、初めてかも?
灯台内の103段の階段をぐるぐるのぼり、いざ外へ出る。

高い…!あ、怖いかも…?
あ、なんかヒューンとする!

高所恐怖症の方は、恐怖体験となるかも。

海にせり出した小高い丘に建つ塩屋埼灯台。外に

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映画「REAL VOICE」を観ました

映画「REAL VOICE」を観ました

映画「REAL VOICE」は、児童虐待を経験した若者達のドキュメンタリー。

本編(約1時間27分)は、公式HPで視聴できます。
予告編(1分)だけでも見てもらえたら嬉しいです。

今回、NPO法人茨城居場所研究会の無料上映会に参加し、映画「REAL VOICE」を観た。映画の内容も、参加者の皆さんと感想をシェアする時間も、とても良い時間だった。

【NPO法人茨城居場所研究会】

何から書いた

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岡本太郎美術館

岡本太郎美術館

私は、太陽の塔が大好きだ。

写真で見るのと、実物を見るのは大違いだ。太陽の塔を目の当たりにして、なんだかとっても感動して、大好きになった。

なんだか分からない奇妙なものを、とてつもない大きさで見せつけられているという状況の滑稽さに圧倒されたからだと思う。心地よい混乱だった。

1.常設展「前衛たちの足跡 岡本太郎とその時代」常設展の「太郎と出会う空間」で、インタビュー映像の太郎さんと出会う。大

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相馬野馬追(甲冑競馬・神旗争奪戦)

相馬野馬追(甲冑競馬・神旗争奪戦)

国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追(そうまのまおい)」。

甲冑競馬と神旗争奪戦を観覧。騎馬の迫力と、旗が風を斬る音、そして、騎馬武者の猛々しさ。福島県相馬地方に受け継がれてきた馬事文化と、この土地の力強さをガツンと感じた。

1.相馬野馬追とは相馬野馬追は、馬を追う野馬懸、福島県南相馬市の「雲雀ヶ原祭場地(ひばりがはらさいじょうち)」で行われる甲冑競馬と神旗争奪戦、騎馬武者が行進するお行列などの

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西田俊英展「不死鳥」を観てきました

西田俊英展「不死鳥」を観てきました

茨城県天心記念五浦美術館で開催中の「西田俊英展 不死鳥」を観に行こうかなと考えていたら、Mさんから招待券を譲ってもらった。こんなことってあるんだ。ありがとうございます!

さっそく、日本画家の西田俊英さんのことも、作品のことも、なにも知らないまま、観に行く。

1.常設展天心記念五浦美術館に行くのは初めてではないのに、はじめに常設展の部屋に入ってしまい、拍子抜け。気を取り直しつつ、岡倉天心について

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収蔵資料展「日立のここにもあそこにも遺跡あります」

収蔵資料展「日立のここにもあそこにも遺跡あります」

日立市郷土博物館で開催されている「日立のここにもあそこにも遺跡ありますー日立市内遺跡調査成果展ー」に行ってみた。

桜の開花で賑わうかみね公園の入口、神峰神社のすぐそばにある日立市郷土博物館。訪れたのはいつぶりだろう。初めてかな?いや、1回くらい来た事はあるはず。とにかく、久しぶりだ。

常設展と企画展、ともに入場は無料。
まずは企画展から、見る。

最初に感想を述べると、この5つ。
1.遺跡数の

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対馬丸記念館

対馬丸記念館

対馬丸のことを、知っていますか。

戦時中、沖縄県内の子どもたちをたくさん乗せた対馬丸は、米潜水艦の魚雷攻撃により、撃沈した。

大勢の子どもたちが、疎開先に着くことなく、海で命を落とした。

私は沖縄に移住してから、対馬丸の事件を知った。そして、カマドおばあの平和講座へ行った時に、沖縄市の戦没者のなかには、対馬丸の犠牲者が多いことを知った。私は不勉強から、那覇の子どもたちだけが犠牲になったと思い

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ライティングブートキャンプ

ライティングブートキャンプ

想いをまっすぐ伝えられる文章を書きたい。

自分の思いを伝えようとすると、感覚的になりすぎる。
詳細を説明しようとすると、長い文章になってしまう。

伝わる文章は、どのように書けばいいのだろうか。

文章の書き方を学びたい。
そこで、ライティングブートキャンプに参加した。

(1)座学まずは、基本を学ぶ。

①やることは、コレだけ

 ・伝えたいことを明確にし、
  わかりやすく整える。
 ・誰に

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「守礼の光」が見た琉球

「守礼の光」が見た琉球

先日、波止場書房で『「守礼の光」が見た琉球』を購入した。

当時の沖縄の写真が多く掲載されていて、写真集のようなつもりで購入したけれど、写真はもちろん、記されている内容もなかなかに濃くて、かなりおもしろい。

波止場書房は、古書店だけど、沖縄に関する新書の取り扱いもある。

そんな波止場書房で、現在、写真展が開催されている。

『「守礼の光」が見た琉球』刊行記念写真展 “RYUKYU 1959-1

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「戦後復興たくましく生きる人とまち」

「戦後復興たくましく生きる人とまち」

カマドおばあに会いたくて、平和講座に参加する。

映画「なまどぅさらばんじ。今が青春」を観た後、胡屋周辺を通る時に、カマドおばあと偶然会えないかなぁと思っていたけれど、なかなか会えなかった。

そんななか、平和講座でカマドおばあの話が聞けることを知る。行くしかない!と、すぐに申し込む。

平和講座当日。コザ十字路の道路工事の影響で、バスが動かず、遅刻する。会場に着くと、カマドおばあこと福嶺初江さん

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カオリ ココロ カラダ

カオリ ココロ カラダ

カオリ ココロ カラダ。

自分と繋がる方法は、いくつあってもいい。

香りと体を使って、自分とつながる。

そんなワークショップに参加した。

(1)香り香りは、こころの状態を変化させる。
脳に働きかけて、気分を変えてくれる。

やる気にしてくれたり。
緩ませてくれたり。

集中と弛緩。どちらも可能だ。

香りは、こころの状態をうつしだす。いま欲しい香りは、こころが欲しているナニカを教えてくれる

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ゆかいな音楽家と、ときどきひきこもり2024

ゆかいな音楽家と、ときどきひきこもり2024

沖縄に来てよかった。

私の4年間を総括するかのような1日だった。

音楽会の感想だけでなく、超個人的な感想が入り混じります。あらかじめご了承下さい。

(1)楽友協会おきなわとちゅらゆい今回6回目を迎える「ゆかいな音楽家と、ときどきひきこもり」は、プロの音楽家とちゅらゆいのこどもやおとな達が一緒に創り上げる音楽会です。

楽友協会おきなわは「クラシック音楽の普及活動と、音楽家と社会を結ぶ」という

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