いつ描くのか

必要な時に画材に手が伸びる。

そんな暮らしのために気持ちと身体を整える。

煌めきを感じた瞬間を何かに描き残す。

その繰り返しが緩やかな渦となりやがて空間に溶けだす。

和紙の仕事にとりかかる。

絵具を溶く。

仕上がる。

煌めきは外の世界にも心の内にも、無数に存在するけれど、星の瞬きのように捉えられるのは一瞬のことかもしれない。

小さな心の変化は自分にさえごまかされてあっという間にその

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七夕を想う

逢える、逢えない。

七夕を想う時にいつも浮かぶ問い。

今年になってようやく答えが分かった。

『逢える』

時空を超えて在るこの気持ちが

あなたに届きますように。

きっとまた逢いましょう。

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もうしばらく日本画のマイブーム( after展覧会No.9)

久しぶりの美術館へ。

島根県立美術館で開催されている、
東京富士美術館所蔵「日本美術の巨匠たち」(6月1日~7月5日)
の鑑賞レポートです(会期末になってしまいましたが)。
今回の展覧会では、東京富士美術館に所蔵されている桃山・江戸時代から明治・大正・昭和までに活躍した日本画家の巨匠たち、34名の作品(展示総数は57作品)を見ることができます。
その中から気になった作品、ベスト8を図録の紹介順で

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ありがとうございます。励みになります。
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鉄塔に関する限り、ここは横山操の街。

鉄塔のある街に越してきた。

もちろん今まで住んだ街にも鉄塔はあったし、認識もしていた。でもそれは遠い風景であって、特別意識するものではなかった。目の前にそびえ立たれるのは、初めてだ(暗くて見づらい写真でなんだけれど)。

その、ものものしげで無骨な姿は、まるで横山操の絵画ようだ。

横山操は日本画の大家。彼の作品は、静かななかに荒々しさを秘める。噴煙がもうもうと駆け下る十勝岳、爆発する桜島の絵に

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素敵な日になりますように。
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江戸時代の有名絵師に女性がいないことをAKBに気づかされる

美術館女子ネタで美術手帳に載ってた記事

そういえば、江戸時代までの絵師ってほぼ男性だもんなあ

もったいないよな、女性でも絵が上手い人いたはずなのに
天才絵師になりえた女性がその職業につけなかったってことは
地球が半分、素晴らしい絵をみる機会を損失してきたってことよなあ

今は美大って生徒のほとんどが女性ってところも多いらしいから
あと100年経てば、美術館に収容されるのは全部女性作品になるかも

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芥子の地平 1/1〜8

アフガニスタンでは、果てしなく広がる芥子(けし)畑に花が咲き誇っています。芥子の花が散った後の未熟な果実から出る分泌液からは、麻薬の一種アヘンが作られます。

1992年「芥子の地平1」(1060×450)小林 豊

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恐れ入ります。
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