上村松園と美人画の世界@山種美術館

山種美術館で行われている、松園さんの全作品を中心に、美人画の収蔵品の展覧会です。
上村松園女史は私の大好きな日本画家。
美人画の美しさ、その細やかさに魅了されます。
着物や装飾品、髪型や化粧など、描き込みが本当に細かくて、男性でももちろん細かく描かれてはいるのですが、女性だからこその精細さのようなものを感じます。

上品さも松園作品に持つ強い印象。
さわやかな色気というか、男性が描くものの色気とは

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自己紹介:芸術に携わる理由

こんにちは。

写真はギョウジャニンニクです。場所は私が生まれ育った札幌近郊の手稲山で撮影しました。

Twitterではじめてフォローしていただいた方がいるので自己紹介と夢の話をしてみようと思います。絵描きですか?趣味ですか?仕事ですか?等を27のフリーターが語ります。今、芸術に対して不信感を感じたりがっかりしている人に伝わるとうれしいです。

私は日本画と水墨画を描いて売っています。生き物や自

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初心に帰る自分の作品

私は美大で「日本画」という日本の伝統的な絵画技法で絵を描いてます

日本画は、岩絵の具という天然の鉱石を砕いて粉末状にしたものを、膠という糊の役割を果たす素材と混ぜ合わせて、自分の手で絵の具にする画材です

でも、イギリスに留学して気がついたのは

日本画って英語にすると”Japanese Painting”になるので、英語圏の人からすると、日本人が描いた絵なら全部、”Japanese Paint

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2020年1作目が完成!

ついに完成しました!!
(やはり一ヶ月かかってしまう。。)

東京風流山車制作成就祈願
夢灯す 幽冥主宰大神

こちらは昨年、東京で山車祭りを開催しようと設計したもの。

主役は夢の世界を司る神「幽冥主宰大神(かくりごとしろしめすおおかみ)」で、「夢灯す」の主題にあるように、燃え上がる火の如く火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)と炎の登龍がその情熱を表します。

さらには獏(ばく)の存在により、悪夢

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赤/燕脂(えんじ)

少し紫を帯びた美しい赤色、梅や桜の花びらなど赤みのある植物を描くときに使用します。雲母胡粉と一緒に溶くと桜の花びらをそのまま絵具にしたような色になります。

私が使用する燕脂は綿燕脂という色料です。東南アジアで採取されるラックカイガラ虫の分泌物で主に作られ(紫草が原料のものもある)、奈良の正倉院宝物の中にも収蔵されている古から伝わる色料(あるいは漢方薬)です。東京国立博物館所蔵 国宝「紅白芙蓉図」

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幕の字に

幕に何を描くか3日ほど悩んでしまった。。

結局これに。

模写です。

間もなく完成です!

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色について

作品制作と並行して古典技法について勉強していると色について色々と知ることができます。美術に限らず外交や侵略、歴史についても学ぶことができます。これまで私が実際使用して調べたことを少しずつまとめていきたいと思います。

先ずは赤をテーマに書いていこうと思いますのでよろしくお願いいたします。

嬉しいです。ありがとうございます!

裏打ち

絵が描き終わりましたら次は装こうの仕事になります。

肌裏打ち⇨伏せ干し⇨増裏打ち⇨仮張り⇨返し張り⇨パネル張りこみ⇨仕上げの加筆⇨落款印⇨完成

だいたいこのような流れになります。

先ずは絹を絹枠からはがして裏打ち用の薄い紙を用意します。ちなみに私は楮から作られた薄美濃紙を使用しています。

炊いた糊を用途に合わせて希釈して紙に糊つけします。

肌裏打ちはそのまま伏せ干します。増裏打ち後は仮張

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子獏

子獏(子供のバク)を4匹。

実は思いつき。

本当は一面サザンカにする予定でしたが、、
なんか寂しい気がして。

昔から細かいの描くの面倒だけど好きなんですよ笑
(出来上がりが嬉しい)

左下がおきにいり!

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金泥

金泥とは金を粉末状にした絵具で銀の含有量によって多少色味が変わります。

まず薄い膠で溶いていきます。

とても軽くてふわふわしているので風に飛ばされないように優しく溶いていきます。

お皿に均一に広がるように

これを繰り返します。

ちなみにお皿を温めながら繰り返します。大学では温めるのに電熱器を使いましたが、私は熱湯入り熱々ホーローカップの上で温めながら溶いています。この作業を焼き付けと言い

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