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みやじまゆういち 黒石千恵子 二人展(丸善 丸の内本店4F)/1Fの新刊と文庫

パッと見、全く作風の異なる二人展。
「なぜ、二人展?」と思いながら作品を観て回る。

二人展

会場に置いてあるポストカードから

石川県出身のみやじまゆういちさんと神奈川県出身の黒石千恵子さんはそれぞれ、金沢美術工芸大学と女子美術大学で日本画を学びました。

作風は全く違う二人ですが、現在は「NPO法人富士山からはじまる天然顔料と粉砕の研究会」に夫婦で参加し、天然鉱物や石を粉砕して手作りした岩絵具で描いた作品なども発表しています。

日本画は岩絵具の粒子の煌めきを感じる砂絵のようなもので、物質的で力強く、美しくも素朴であり、素材の魅力によるところが大きい絵画です。共に長年、素材と表現に向き合ってきた二人の作品をご高覧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

https://www.marunouchi.com/pickup/topics/1589/

丸善ギャラリーの展示品が切り替わったことを思い出し、お昼休みに予備知識なしで丸善へ(前の展示は個人的に興味の無い「人形展」😅)。

一方はポスターアートのような作品、もう一方は岩絵具を使った今風の日本画作品。
ざっと全体を見たあと、説明を読みながら一枚一枚鑑賞し、上に張った説明に気が付いた。

会場の様子

左が「みやじまゆういち」作 右が「黒石千恵子」作

「みやじまゆういち」作品

やわらかい図柄で所謂日本画のイメージとは異なる
山の絵が個性的
図柄が日本画っぽくないのが個性なのかも知れない


両画家の作品が並べられて

左「みやじまゆういち」作 右「黒石千恵子」


「黒石千恵子」作品

最近の日本画は岩絵具を盛るのが流行っている?
額に入った絵の方が絞まって見える
小品
右端の「天然岩絵具 作成キット」ネットで入手可能


丸善本店1F

成瀬はロングラン

フィクション1位哀しいカフェのバラード」は記事に

ノンフィクション2位「私たちは売りたくない!
“危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭
現役社員が出版できるのなら「Meiji Seika ファルマ」は、社員に優しい会社
でも日本だけで承認された「自己増幅型のmRNAワクチン(レプリコンワクチン)」を製造販売中
文庫の「百年」は百年続くのか…
新書は多くがハウツー本なので、あとがきをチラリと


2F

10月末からギャラリーで原画展

3F

「構図が9割」はタイトルだけで納得
本は開いていないけど、今度見てみよう
『カメラじゃなく、写真の話をしよう』もロングラン

この本のショートレビューは 2021年6月。
長く読まれている。

MOH