カオリ ココロ カラダ
カオリ ココロ カラダ。
自分と繋がる方法は、いくつあってもいい。
香りと体を使って、自分とつながる。
そんなワークショップに参加した。
（１）香り
香りは、こころの状態を変化させる。
脳に働きかけて、気分を変えてくれる。
やる気にしてくれたり。
緩ませてくれたり。
集中と弛緩。どちらも可能だ。
香りは、こころの状態をうつしだす。いま欲しい香りは、こころが欲しているナニカを教えてくれるヒントとなる。
植物から抽出された精油（アロマオイル）は、それぞれに香りの個性がある。その香りのメッセージを学ぶ。
呼吸が深くなる香り。スーッと体に染みてゆく。
吸い込むたびに、体が広がり、緩む。
どの香りも良い香りだけど、吸い込む時の体の感覚はそれぞれ異なる。軽い香り。重い香り。いろいろあるけれど。軽くて良い香りだけど、吸い込める量と呼吸の深さは、異なる。同じように吸い込んでみるのに、体が違う。香りの重さだけが理由じゃない気がする。理由は、分からないけど。
体が緩む香りは、今の私に合っているのだろう。
気合いを入れたい時なら、ピリッとする香りも良さそうだ。
そんななか、あまり匂わない香りがあった。
それは「花」からとられた精油。
花のメッセージは、
・高次元とのつながり
・魅力
・感覚的
・精神性
自己実現、能力の発揮、魅力を表現。
これらは、今の私に必要ないの？
むしろ、見ないようにしている自分？
自己防衛から、香りを受け取れないのかな。
開花したら、困るのかな。
（２）からだ
体を使って、花の動きをしてみる。
高次元とつながりたい。上へ上へ蕾を伸ばす。そして、花開く。もっともっと、花開く。ぎゅっと凝縮した蕾の花びらが、はらりはらりと花開くように。次々と花開く。
そうしたら、蝶や蜜蜂を呼び寄せるように、花の魅力を振りまきたくなって、さらに花開く。
そうしているうちに、参加している皆さんにも、この多幸感を伝えたくて、愛をお裾分けしたくなる。そして、皆さんにも愛を振りまく。
ほんの何秒かの動作と閃きだったけれど、流れに任せて体を動かしたら、想像していたよりも、皆さんが「わあ！」と喜んでくれて、嬉しかった。
閉じている感覚が、体を動かすことで、ほぐれて、解放された瞬間だったのだと、いま気づく。
いいなあ。ボディワークは凄いなあ！
香りが教えてくれた違和感。
それは、メッセージ。
すべてのことは、メッセージ！
香りと体の連携プレーだった。
体を動かす。動き出すと、流れだす。自分の内側が動き出す。そして、体も動き出す。言葉は便利だから、言葉と体がズレることがある。
しっかりと体で感じてみること。
その感覚を、体を動かして表現してみること。
その時に感じる解放感は、
カラダとココロがつながった証拠だ。
最初は、わからなくてもいい。
動かしていくと、わかっていく。
気持ちよさと違和感。どちらも大切な感覚だ。
自分の内側を探る。
ぐーーーんと伸びる。いい感じ。
しゅーーんと広がる。気持ちいい。
ふにゃふにゃ揺れる。めちゃ楽しい。
思わず笑う。自分が出てきた。
ただ、それだけで、心地よい。
この感覚が、わたしの幸せのものさし。
（３）オラクルカード
いまと未来のわたし。
よりよいわたしになるヒント。
オラクルカードの導きをもらう。
沖縄生活の４年間をまとめ、新たなステージに向かう為に、これまでの縁を繋ぎ、いまの私ができることで、目の前の人たちを喜ばせ、私自身も平和で幸せで暮らす。
そんな自分になるためのメッセージをもらう。
いま：木部（中心を定める・サポート・包容力）
未来：広葉（吸収・成長・解放・アンテナを広げる）
包み込む。私自身も、起きたことすべても。
それが、新たな私の軸となる。
誠実に、対等に、私らしく。
解放しよう。活動範囲を広げよう。
木部の香りを嗅いだ時のイメージは、循環だった。まあるく円を描いて広がり、包む。ほんわりしていて、女性的で、愛が広がるイメージ。
広葉の香りは、木部と比べると、凛としていて、誠実で、対等で。地面に近い部分を、横に広範囲に広がっていくイメージ。
それぞれ、自分が受け取ったイメージと、オラクルカードのメッセージを、組み合わせてみる。
包んで、広がる。
似ているような、似ていないような。それらを私の香りとして、ブレンドしてもらう。異なる香りが混じり合う。とても良い香り♡
ブレンドしてもらった精油には、花の星のタグ。
そして、Hiroko’s blendの文字。心遣いが嬉しい。
（４）踊る
煙、香り、音、笑い声。どれも、浄化の効果がある。空間に、これらが充満することで、場が浄化される。
香りを漂わせる。香りを纏う。香りの効果とイメージを組み合わせると、さらに守られる。
踊る。動く。楽しむ。笑う。それらも、とても力強い浄化をもたらす。
音楽が無くても、人が集まり、自由に動く。真似をしたり、相手の動きに反応することで、さらに、新たな流れが生まれる。
人の動きを真似ることで、それまでの自分には無かった感覚や、内側の変化が起きる。それが、とてもおもしろかった。
非言語コミュニケーションは、原始的で、感覚を研ぎ澄ます。相手を観察し、真似をすることは、相手を理解したり、共感力を育むのかもしれない。そんなことを感じた。
相手を観察するのと、自分を観察するのは、同じこと。自分のことを分るようになると、他者のことも、少し分るようになる。
こころとからだを観察し、体感する。
こころとからだをつなぐことは、
じぶんとだれかをつなぐこと、にもなる。
真似ることで、共同体として仲間意識が生まれる。そして、ともに踊ることで、楽しくて、解放されて、元気になる。きっと、こうやって人々は集い、生命をつないで、生き延びてきたんだ。こうやって、祭りは生まれたのだ。そんな体験だった。
（５）縁
今回、私のほかに、
ふたりの方が引越しを控えていた。
終わり、また、はじまる。
そんなエネルギーが集まっていた。
植物の種が発芽して、育ち、花を咲かせて、実を結び、また種へと還ってゆく。
ひとつひとつ、体で表現し、つないでゆく。
最後に、種に戻った時。
床に丸まってころがる。
これで、ひとつ、終えたんだ。
ひと区切りなんだ。
そして、また、はじまるんだ。
そう思った。
種から種へ。すべては循環。
終わるから、はじまる。
私のなかに、新たな種はある。きっと。
（６）おまけ
山羊汁を食べられたのは、嗅覚がおかしいからなのかなと心配だったけれど、嗅覚はちゃんと回復していた。ひと安心！
地球は、花の星。だから、花の星。
その名の由来が、とても好きです。
今回のワークショップが気になる方は、
ぜひ「花の星」へおいでください。
おわり
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