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ゆかいな音楽家と、ときどきひきこもり2024

沖縄に来てよかった。

私の4年間を総括するかのような1日だった。

音楽会の感想だけでなく、超個人的な感想が入り混じります。あらかじめご了承下さい。

(1)楽友協会おきなわとちゅらゆい

今回6回目を迎える「ゆかいな音楽家と、ときどきひきこもり」は、プロの音楽家とちゅらゆいのこどもやおとな達が一緒に創り上げる音楽会です。

楽友協会おきなわは「クラシック音楽の普及活動と、音楽家と社会を結ぶ」という理念のもと、活動されています。

ちゅらゆいは、社会孤立する子どもと若者の自立を支援する団体です。

昨年2023年の音楽会から、もう1年が経つなんて、時の流れはあっとゆうまだ。

私は、2020年4月から2022年12月まで、ちゅらゆい(うるまkukulu)で働いていた。この音楽会には、第3回目と第4回目にこども達と一緒に出演し、第5回目と今回第6回目は会場で鑑賞した。

今回の音楽会は、この4年間の記憶が何度も呼び起こされて、沖縄生活の総仕上げのような1日となった。

(2)再会

音楽会の前に、お世話になったTさんとランチをしてから会場に向かう。

会場に着くと、あちらこちらで出会う。スタッフはもちろん、懐かしのこども達や、仕事で関わりのあった人たちと。

「あ!ひろぽんさん!」

そうやって、声をかけてくれる。

「あれ!内地に帰ったんじゃなかったの?!」
と驚きながら、再会を喜んでくれる。

私を覚えてくれている人がいる。それが、とてもとても嬉しくて、とてもとても幸せだった。

席に着いてからも、教育支援センターの心理士Yさんが「ひろぽんさんがいるって教えてもらって!」と隣に来てくれた。避けることなく、懐かしんでくれることが嬉しかった。

Yさんと話していたら、同じ列の席に、これまた元支援員のMさんが座っていた。

「あ!ひろぽんさん!」

これまた、とても嬉しかった。両脇に偶然知り合いが座っているという奇跡。ありがたいなあ。

そしたら、前の席の2人が振り返る。

「あ!ひろぽんさん!」

前の座席には、コミュッと!のふたりが座っていた。音楽会の出番を控えて、衣装を身に纏っている。

なんだこれー幸せじゃないかー(じんわり)。

縁もゆかりもない沖縄に移住して4年。こんなに知り合いが増えたなんて。幸せを噛み締める。

YさんとMさんに、3月に茨城に戻る事を伝える。

Yさん「じゃあ今日は集大成ですね。」

確かにそうかもしれない。

TさんとYさんとMさんと。一緒に並んで鑑賞する。ステージや会場には、楽友協会のみなさんや、ちゅらゆいのみなさん。そして、こどもたち。

もし、沖縄に来ていなかったら。
ここにいる人たちと出会わなかったんだ。

それに気づいたら、とても不思議な気持ちだった。

同じ時代に生まれて、こうやって人生のある時期を共に過ごす。出会いの不思議。縁の不思議。

そんなことを考え出したら、沖縄に来るきっかけを与えてくれたちゅらゆいに感謝の気持ちがわいた。私を雇ってくれたKさんと、ちゅらゆいと繋いでくれたSさんにも感謝しかない。

たくさんの縁が繋がって、いま、私はここにいる。

(3)成長

①ギター

ある演目で、ステージのうえに、彼がいた。

元支援員Mさんと一緒に驚く。

「え!彼も演奏するの?!」

彼は元支援員Mさんがうるまkukuluに連れてきた子だ。あれは2020年。

最初に来た日のことを、いまも覚えている。

話しかけても反応しなかったり、聞こえなかったかのように、聞き返すことも多くて、最初の頃は聴力が低下しているのではないかと耳の障害を疑ったこともあったっけ。でも、それは、恥ずかしがっていたり、めんどくさがっていただけで、なんの問題もなかった。

彼は、なかなかおもしろい奴だ。

タイピングもこなすし、オセロやマンカラ勝負も何度でも付き合ってくれた。映画も詳しいし、頭も良くて、高卒認定試験を受けたら、たいして勉強しなくても1度目の試験で約8割の科目を合格した。彼は不登校で、義務教育を受けていないけれど、この理解力はどこで培われたのだろう。

学校の勉強って、なんだろう。

その時の私は、本気でそう思った。

そんな彼だけど、表に出ることはあまり好きじゃないし、なんなら裏に隠れたい人だ。楽友協会のワークショップ中も、気分が乗れば参加するけれど、面倒になると、別室に移動してしまい、誘っても拒否したり、終わるまで別室でスマホゲームをしていたりした。

そんな彼が、ステージの上で、ギターを抱えて、照明を浴びている。

凄い。

彼の隣には、うるまkukuluの男性スタッフHさん。Hさんはギター演奏が得意だ。きっとHさんとギターを練習したのだろう。

彼は、元々ギターに興味を持っていた。

うるまkukulu内をふらふらと移動しつつ、立てかけてあるギターの側を通りながら、弦を触って、音を出したりしていた。何気ない行動だけど、何度もそんな場面を目撃していた。

ギターを弾いてみようよ!と誘うと、振られることもあったけれど、たまに、ギターのチューニングをしたり、簡単なコードを弾いてみることもあった。

だけど、私はギターが弾けない。ウクレレは弾けるけど、ギターは難しい。それがもどかしかった。

それを男性スタッフHさんが担ってくれたんだ。同性というのも良かったのかもしれない。Hさんが彼の魅力を引き出してくれたんだ。スタッフとの出会いも縁だ。

ステージ上でも、いつものように飄々とギターを抱えて座っている。なんだか余裕さえ伺える。元支援員Mさんと「成長しましたね」と2人でしみじみと感激する。

そのまま座っているだけで、まさか演奏はしないなんてオチだったらどうしよう…と一瞬思ったけれど、そんなことはなく、曲に合わせて指を動かし、コードを押さえている。ギターを弾いている!!凄い。

ほんの数分間の演奏だけど、その演奏中に、彼がうるまkukuluに来てから、一緒に過ごした期間の記憶が呼び起こされて、私の脳内では時空が凝縮されていた。演奏を聴いているようで、ほぼなにも耳に入っていなかった(ごめんなさい)。

彼は、うるまkukuluのスタッフや、一緒に活動する仲間と日々成長してきたんだ。

その事実が、ステージの姿に凝縮されていた。

彼の成長を、偶然にも元支援員Mさんと共に目撃できたことも、神さまの粋な計らいだと思った。

②ドラム・三線・キャラクターデザイン

彼女は凄い。今回の音楽会では、ドラムに三線、ポスターやパンフレットに使用されているキャラクターをデザインするなど、大活躍だ。

どちらかといえば控えめで、みんなのサポートをしてくれる彼女。新しい子が来れば、そっと手助けをしてくれたり、スタッフが困っていれば、それを察知して補助してくれる。ダンス部が始まった頃は、マネージャーを担っていた。

人前に出ることは避け、写真に映るのも嫌だから、率先して撮影者にまわる。そんな彼女。

第4回目の音楽会では、仮面を付けてカホンを演奏していた彼女。

そんな彼女が、第5回目の音楽会では、仮面を外して舞台に立ち、ドラムを演奏して、なんならソロパートまで披露して、注目を浴びていた。それだけでも感動だったのに。

今回は、三線演奏はもちろん、K-popダンスステージの際に、ドラムを叩いているじゃないか!!めちゃカッコよい音を叩き出している!!

なんじゃこりゃ!!

ダンスステージは、てっきり音源で踊るのかと思っていたから、楽友協会のプロの音楽家さんが、BLACKPINKのあの曲を生演奏していると気づいた時は、めちゃ驚いて、最高!!と思った。

ドラムも楽友協会の方かなと、ドラムを見たら。

そこには、彼女がいた。

なんじゃこりゃー!!

めっちゃカッコよかった!!

ダンスチームもカッコいいし、
楽友協会さんの演奏も流石プロだし、
彼女のドラムも見逃せないし、

ダンスステージは、目が足りなかった笑

控えめで気配りのできる彼女。だけど、めちゃくちゃ負けず嫌いで頑張り屋でもある。どれだけ自主練を重ねたのだろう。その努力が実り、魅力が爆発した瞬間を目撃できて、私は勝手に感無量だった。

三線のステージでは、ちんだみが狂ったときに、楽友協会の声楽家Hさんが彼女から三線を受け取って、その場でちんだみをしてくれた。ピアニストのAさんも、ちんだみに合わせて、そっと誘導の音を弾いてくださっていて、その3人のやり取りが自然で、これまで重ねてきた時間を感じて、とても素敵だった。私個人的には、今回のステージ上で何度か(たぶん3回)あった、このちんだみ場面が、こっそり感動の場面だった。

なぜなら。

うるまkukuluで楽友協会の音楽ワークショップが開催された当初。ワークショップが始まると、子どもたちがみんなサーッとその場を離れて、参加者がいなくなるという事態が起きていたから。

みんな人見知りなのもあるし、楽器を演奏するのも恥ずかしかったり、自分達の空間で、何を始めたのか、様子を見ていたのもあると思う。音楽ワークショップがある日は、来所利用者が減ることもあった。今では、それも笑い話だけど、楽友協会とスタッフのみという、大人だけの音楽ワークショップなんていう、活動の意味を問われるような時間もあった。懐かしい。

それでも、大人が楽しんでいれば、こどもたちはついてくる。そして、実際、音楽は楽しい。当時は、私が一番楽しんでいたかもしれない。

音楽体験の前に、まずは子どもたちと知り合ってもらおうと、プロの音楽家のみなさんに、卓球をしてもらったり、音ゲーをしてもらったり、音楽とは関係のない活動をする音楽ワークショップの日もあった。作曲家のTさんに、こども達がバスケをしている野外の運動場まで出向いてもらって、バスケコートのそばで三線を弾いてもらったこともある。

なんとも音楽家の無駄遣いなひと時…笑

だけど、それこそが、子どもたちとの活動の根幹でもある。人と人が出会い、知り合い、同じ時を過ごす。音楽という枠を外して、突然の無茶ぶりにも応えてくださり、こども達と交流してくださった楽友協会の皆さんには、感謝しかありません。本当にありがとうございました!

そんな時期を経て、今回のちんだみ場面を見ると、なんの違和感もなく、相手にちんだみを委ね、また三線を受け取るという自然なやりとりが、とても尊い場面だった。

時間を重ね、共に過ごすことの価値。

それをひしひしと実感した。

③ダンス

ダンスチームの活躍は、とても素晴らしかった。みんな最高にカッコよかった!ダンス経験者も初心者も、みんなが混じって踊り切る。

ひとりひとりが、今この瞬間、最高にカッコいい自分を表現していた。

昨年のダンスにも参加していた子も、そのダンスを観て、自分も踊りたいと思った子も。みんなが自分の最善を尽くしていた。

ステージの上で、照明を浴び、みんなの注目を浴びて、練習の成果を披露する。本当に輝いていた。

第3回目の音楽会の時。新型コロナウイルス感染症の影響で、うるまkukukuはオンラインでの参加だった。うるまkukuluの担当は、クラリネットのYさん。子どもたちは映像に映りだがらない為、クラリネットのYさんとスタッフのみがメインで映るというある意味カオスなステージだった。私もジェイソンの仮面を付けて演奏し、一部の視聴者に戦慄を走らせたことも良き思い出です。

その音楽会の那覇kukuluのステージを観て「俺も来年は歌う」と話していた彼が、今回の音楽会では、堂々と踊っている。めちゃカッコいいじゃないか!

そして。

第5回目の音楽会では、メインで踊っていた彼女。今回は指導者として、ダンスチームを率いてくれた。

ダンスチームのフォーメーションは彼女が考えた。素晴らしいのは、全てのダンサーが中央にくるダンス構成であること。みんなが輝き、注目されるように構成されている。これは、とても凄いことだ。とても苦労したはずだ。ダンスの指導だって、素人チームに教えることは、とても骨が折れる地道な作業だ。だけど、彼女は苦労を愚痴ったりはしない。さらにみんなが輝くために、熱意を持って指導していた。むしろ、自分の熱意が、みんなの負担になっていないか、心配して苦悩していたくらいだ。そして、当日のダンスチームの手の動きや表情管理など、ダンスの隅々まで観察して、改善点を伝え、みんなの活躍を一番喜んだのも彼女だ。なんて素晴らしいんだ。

ひとりひとりがダンスの成功にむけて努力した結果が、発揮されていた最高のステージだった。

昨年はダンスを披露したけれど、今回は参加はせず、音楽会を鑑賞に来た子たちもいた。音楽会後に、その子達と感想を話す。「みんな凄かった」と言うので、昨年のあなた達も、同じくらいカッコよかったよ!と伝えた。

ダンスを一緒に踊るまでは、うるまkukuluを利用していても、あまり接点のなかった子どもたち。ダンス練習を通して、仲を深めた。音楽会のロビーで、久しぶりに会い、ポーズを取って写真を撮る姿は、とても微笑ましかった。最高だね!

(4)集う場所

音楽会。

それは、技術を披露する場でもあり、練習を通して交流するきっかけでもある。

そして、みんなが集う理由にもなる。

仕事を辞めたら、こどもたちには会えなくなる。だけど、音楽会があることで、みんなに会える。それが、なにより、ありがたい。

今回の音楽会を鑑賞していて、思ったことがある。

私は仕事をしていたようにみえて、思い出をもらっていたんだ。

たくさんの体験をさせてもらって、たくさんの人たちとつながりを持てた。それは、お金では買えない人生の宝だ。

音楽会が、みんなの居場所になる。

これは、本当に価値のあることだ。

音楽会が終わった後、ロビーでみんなと挨拶をする。近況報告や、音楽会の感想を交わす。私個人的には、お世話になった方々に挨拶ができた。ちゅらゆいのKさんにも「雇っていただき、ありがとうございました!」とお礼を伝える事ができた。

楽友協会代表理事のOさんにも、音楽会を継続して開催してくださるおかげで、みんなに会えて、こどもたちの成長を見ることができると、お礼を伝える事ができた。本当にありがとうございます!

もちろん、気がかりなこともある。前回の音楽会に参加していた子が、今回は参加していなかったり、普段の活動にもあまり顔を見せていないと聞いたりした。あの子達はいま、なにをしているだろう。在職中、普段の活動に定着するサポートができなかった子達がいる。当時の自分の未熟さや力不足を、なかったことにはできない。

それでも、ほんの一部の子たちだけであっても、こうやって活躍の場を提供してくださっている楽友協会の活動は、本当に価値がある。それを、たくさんの人に伝えたい。

(5)報われた瞬間

音楽会後に、打ち上げに便乗して、送別会をしてもらった。退職後、送別会をする予定だったけれど、私の都合で延期になっていて、約1年が経っていた。

おでん屋でアルバイトをしている子のお店に行く。久しぶりに会うけれど、いつも通りの軽くて明るいあの子が、笑顔で迎えてくれる。うれしい。

美味しいおでんを食べながら、音楽会の感想などを話す。打ち上げが終わりにさしかかり、特にお世話になったY&Yさんに感謝を伝える。

「沖縄に来て良かったです。」

「沖縄に来て、いろんな人と出会えて、いろんな体験ができて、とても良かったです。特にお二人には、本当に助けられました。感謝しています。」

そう伝えたら、ふたりとも泣き出してしまった。私が沖縄に来て、一緒に仕事をして、そして辞めた事を、とても気にかけてくれていたことが伝わってきた。そして、沖縄に来たことで嫌な思いをさせてしまったのではないか、なにも助けられなかったのではないかと、気に病んでくれていたことも感じて、申し訳ないような、ありがたいような、複雑な気持ちになった。感謝しかない。

送別会が1年後の今だったからこそ、良かったのかもしれない。Y&Yさんには、本当に本当にお世話になったから。いろんな出来事も共に乗り越えてきたから。私は、本当に人に恵まれている。

しみじみと感謝を感じていたら。

私の隣で、今回ダンスチームを率いた彼女が、泣きながら口を開いた。

「ひろぽんさんが、私が言いたかったことを、言うから泣けてくる。ひろぽんさんがいたから、私も助けられた。」

…!!!!!!

これには私も泣けた。

思わず、数回しゃくりあげて泣いてしまった。

そんな事を思っていてくれたなんて、思いもしなかったから。なにも出来なくて、本当に力不足で、それでもなにかできることを探して、一方的にお節介をして、むしろ、こども達が私に合わせてくれていたと思っていたから。

泣いてしまった私を見て、また3人も泣いてしまった。

「家族でもないのに、こんなにお節介を焼いてくれる人はいない。ありがたい。」

そんな事を思ってくれていたなんて。そんなことを言える彼女は、なんて素敵に成長しているんだろう。それは、私だけでなく、彼女のまわりにいる人たちのおかげでもあるし、彼女自身の力でもある。本当に本当に素敵だ。

沖縄に来てから、約4年。

これまであったいろんなことがごちゃまぜになって、全部ぜーんぶ報われた。

そんな瞬間だった。

私の人生のなかで、きっと死ぬ時に思い出すくらい、重要な瞬間だった。本当に報われた。

こんな幸せな日があっていいのか。
今日はなんて幸せな日なんだ。

何度も口に出して、幸せを噛み締める。

いま、この瞬間の幸せを、逃さないように。

存分に、余す事なく、幸せを伝えたかった。

思わず彼女を抱きしめる。
大好きだよー!と伝える。

そんな事を繰り返して、Y&Yさんと彼女と私は、何度も泣いた。

だって、本当に幸せだったから。

(6)価値ある活動

短期間で成果の出ないこどもの居場所事業は、数字で成果を出しにくい。この事業の価値を、伝えにくい。

無意味なんじゃないか。学校へ登校せず、遊んでるだけじゃないか。勉強をさせないのか。進学や就職はしないのか。なにをしているのか。

子どもの居場所の価値を伝えきれていない支援者側のアピール不足は否めない。改善の余地はあるかもしれない。

だけど、確実に価値がある。

それを、みんなに伝えたい。

すぐに問題は解決しない。時間はかかるし、解決したように見えても、人生が続くかぎり、また問題は起こる。

それは、こども時代だけでなく、おとなになっても続く。

それが人生だから。

その人生の伴奏者としての居場所は、こどもにもおとなにも必要だ。

私は、支援者という役割を使って、自分の居場所を確保しているのだと思う。

どんな手段でもいい。

みんなに居場所は必要だ。

楽友協会おきなわの音楽会は、そんな居場所を作ってくれている。居場所がたくさんあれば、いい。みんなが心地よい居場所が増えれば、選択肢が増える。

そんな社会は、きっと豊かだ。

必要なものは、まだまだある。だけど、案外、人はたくましい。仲間がいれば、頑張れる。自分の力を発揮できる。もちろん、それぞれのタイミングもある。本来の力を貯めて、準備する場所。それが居場所でもあるし、消費した力を充電して回復する場所が、居場所でもある。エネルギー補給所でもあり、生き方の練習場所でもある。

人に応じて、求められる役割はさまざま。

だからこそ、説明が難しいし、分かりにくい。
だけど、やっていることは、シンプルだ。

自分が自分で居られる場所。

それが居場所だ。

ゆかいな音楽家と、どきどきひきこもり。
これが、この音楽会の名前だ。

ひきこもることもあるけれど。
カッコいいステージだって披露できる。

この振り幅は、めちゃ最高だ!

この活動は、価値がある!!
これをみんなに伝えたい!!

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

居場所の活動に、興味を持って下さったら嬉しいです。そして、日本各地にある居場所活動を、ぜひ応援してください。よろしくお願いします!!

おわり

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