美術鑑賞

オルソン・ハウスの物語

毎日、形にならない言葉を山ほど積み上げている。文章とも呼べない代物だ。後日下書きを読み返して「なんの話だっけ」と考える。

 悩みすぎて行き詰まったので、新潟市美術館で開催していた「アンドリュー・ワイエス展」へ行ってきた。
 会期末が近づくにつれ、行きたいとは思いつつ、腰が上がらなかったのだけど、なにも考えたくないと休日の午前中をだらだらと過ごしたあと、シャワーを浴びているそのときに「いや、いま行

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私もすき!
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名門ハプスブルク家のコレクションを見てきた話

本当はディスニーシーに行くはずが、色々とあり取り敢えず一人で都心に向かうことにした。武蔵野美術大学の卒業制作展を見に行こうかと思ったが、自宅から往復3時間という移動時間に耐えかねた。何かしら展示が行われているだろうという期待を持ち上野に方向転換。

因みに武蔵野美術大学の学内展の情報は▼こちら。

上野駅に降り立ち、公園口から国立西洋美術館に行くとハプスブルク展の看板がまず目に入った。

取り敢え

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第一回スピカ賞受賞者、初対面の巻

広報Tです。先週末、東京にて「第一回スピカ賞」を受賞された5名の方々をお迎えしました!目的は副賞の実施で、代表とみなさんでの懇親会(1日目)と美術鑑賞(2日目)です。

*スピカ賞の詳細と受賞者については、下記リンク先をご覧ください

弊社としても初の試みでしたので、受賞者の方々と同様にスタッフも緊張しての会場入りとなりました。

この席では(代表を除いて)全員がほぼ初対面のため、乾杯を終えた後、

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ありがとうございます!励みになります~。
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「高御座と御帳台」特別公開

「高御座と御帳台」特別公開
東京国立博物館

長谷川等伯の「松林図屏風」を見たあと、同じ館内でやっていたこちらも行ってきました。

そう!昨年10月に行われた「即位礼正殿の儀」で用いられた高御座(たかみくら)と御帳台(みちょうだい)を、生で見れるというまたとないスペシャル展示!!!

あのときわたしはテレビで中継を見ていたのですが、とばりが開けられて中から天皇陛下と皇后さまのお姿が見えた時に、そこ

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ゴッホとゴーギャン展

開催されたのは2016〜2017年なのだが、今まで見てきた中で一番好きな美術展だった。ゴッホとゴーギャンの関係に焦点を置いた展示がされていた。

美術展の最後に、ゴーギャンの描いた『肘掛け椅子のひまわり』という作品が展示されていた。ひじかけ椅子とひまわりというゴッホを思わせる被写体だが、窓の外の風景はアルルではなくタヒチだ。世俗を避けタヒチまで行きついたゴーギャンは一体どんな気持ちでこの絵を描いた

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「少女漫画は顔だけ」の真髄

「少女漫画は顔だけ」とよく言われる。

 確かに、俗に言う少年漫画に比べると、緻密な背景、身体描写や、怒濤の台詞回しはないし、やたらと瞳のアップが多い。雰囲気をさまざまなトーンで表現するのは定石だろう。そして、物語の展開よりは登場人物の関係性に重きが置かれるので、ナレーションのような第三者視点から見る語りより、内面の独白表現がきわめて大事なものになっている。

 で、冒頭の言説は主に否定的なニュア

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「松林図屏風」

「松林図屏風」
東京国立博物館

さて、三井記念美術館にある「雪松図屏風」のほかにもう1つ、お正月にしかお目にかかれない作品があります。上野にあるトーハク(東京国立博物館の愛称)にある長谷川等伯の「松林図屏風」です。

トーハクは日本美術と東洋美術に特化した日本最古の由緒ある博物館なので、持ってる作品がとにかく全部やばい。そんなやばい作品の中でもこの「松林図屏風」は超やばいやつです(説明の仕方な)

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無料で楽しむアート鑑賞~銀座エリア~

美術館巡りが好きです。

今回は、私が銀座に行ったらふらっと立ち寄る無料のギャラリーをいくつか紹介したいと思います。

メゾンエルメス

ガラス張りの壁から入り込む外光が美しいギャラリー。

展示も、毎回とがっていて面白いものが多いです。

見出し画像に使ったピアノの写真は、2019年の「ピアニスト」展のものです。

資生堂ギャラリー

毎年行われるshiseido art eggは、毎回良い作家

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みんなのミュシャ展

ミュシャに影響された人たちの絵の展示もあるというのがめずらく、むしろそっちを主として展示してほしかった。

ミュシャの絵はいつものといった感じのラインナップだった。「崖に咲くヒース」と「浜辺のアザミ」が良かった。ポストカード買っときゃよかった。あったのかは知らないが。

Art|ゴッホ《ひまわり》  創られた狂気の画家

日頃、食の話題をnoteに書くことが多いのですが、本業の雑誌・書籍編集者としては、アートの本も作っています。そこで、毎週火曜は、Artをテーマにしています。

今井真実さんから、Art記事を楽しみにしていることのことですので、江六前といえばアートだよねって言われるまで投稿を続けてみたいですね。

「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」のスター作品

今井さんから、ぜひ3月3日から国立西洋美術館で始

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毎日更新中。次回、月曜テーマは「Life」です
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