記事一覧
小説:バブル期の日本 : 帰国子女はずるい
あたしは人に負けない。絶対。
小さなころからあたしはアメリカに憧れてた。
昭和の時代、日本はアメリカの情報で溢れていた。
アメリカはやっぱりすごい。
何においてもすべての分野で世界で抜きん出て優れている国。
スケールが日本の何倍も大きくて、自由がある国。
世界一強くて影響力のある国。
豊かで、一流の物が数限りなくある国。
模範にすべき国。
追いつけ、追い越せの国。
素晴ら
ありがとうございます!コングラボードを頂きました
先ほどnoteにアクセスしたら嬉しいお知らせがありました。
数ある作品から投稿にたどり着いて頂いた皆様ありがとうございました。
今回ボードを頂いた記事はこちらです。
ありがとうございました。
これからも書き続けられたらと思います。
短編小説 : 姿の見えない同僚 - 不毛なコミュニケーション
「黒崎!これ、エージェントから!」
2006年の冬。いつも通り終業時間の18:00ギリギリになって、営業1課部長の高山さんが、顧客である旅行会社からのFAXを放ってよこした。それには海外での視察先の情報収集依頼が記載されていた。
依頼書にはいつもの通り、私達ランドオペレーターの競合他社の名前が連名で書いてある。
業界でトップのマキトラベル。その次がカオネイトラベル。三番目にやっと私たちの会社
小説記事まとめに追加頂きました
先ほどnoteを見たら、記事が公式マガジンに追加をして頂いておりました。
ありがたいことです。見つけて下さった方々に感謝です。
今回取り上げて頂いた記事はこちらです。
ありがとうございました!
これからも書き続けられたらと思います。
昔語り : イギリス英語が間違った英語だった時代
今から約30年前ほどのこと。
筆者は大学で英語を専門に学ぶ学科に入ったのだが、そこで一か月以内に同級生からかなり厳しい言葉を浴びせられた。
ある同級生が授業の後つかつかと寄ってきて、大声で「あなたの英語は間違っているのよ!」と言った。
大学に入る前、筆者は親の仕事の関係で中学の途中からイギリスで暮らしていた。かの地ではなかなかアメリカ英語に触れることも無く、そのまま地元の発音やスペリングを学