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2020年9月の記事一覧
何気ない人種差別#1|「STFU!」に見るマイクロアグレッション
マイクロアグレッションとは何であるかということを知ってもらうために、まずはRINA SAWAYAMA「STFU!」のMVの冒頭部分を見てほしい。(⚠️1:36あたりから急に音が大きくなるので注意)
日本語字幕がないので、以下に冒頭のシーンの和訳を載せる。所々間違っているかもしれないがご容赦頂きたい。(和訳がいらない人は読み飛ばしてもらって構いません。)
※細かい補足(※1ワガママ は、199
文化は、誰のもの?#2 │ 文化盗用(cultural appropriation)について
前記事では、日本における文化盗用とファッションについて触れてきた。
今回の記事では黒人音楽における文化盗用、そして実際的に文化盗用を防ぐための手立てについて考えていきたい。
もう一度、文化盗用についておさらいしておく。
文化の盗用(ぶんかのとうよう 英: Cultural appropriation)とは、ある文化圏の要素を他の文化圏の者が流用する行為である。 少数民族など社会的少数者の
文化は、誰のもの?#1|文化盗用(cultural appropriation)について
文化盗用、という言葉を聞いたことがあるだろうか。英語ではcultural appropriation、直訳すると文化流用である。ある人種の民族や文化を他の文化圏のものが用いる行為のことを文化盗用といい、流用の対象となるものには宗教および文化の伝統、ファッション、シンボル、言語、音楽が含まれる。特にアメリカのような多民族国家においては、このような問題への関心はとても高く、しばしば非難が巻き起こる。
もっとみる女性の就業率があがると出生率があがるなんて嘘はもういい加減やめてほしい
女性活躍と少子化対策は表裏一体だ。ともに実現させるためにはもっと横断的で一貫した施策が要る。より構造的な問題にまで踏み込んでこそ解決の道筋が見える。
なんか、それこそまるで政治家の答弁みたいで、何か言っているようで実は何も言っていないのではないか?
ここで言う女性活躍的なものと少子化対策とは果たして本当に両立できることなのだろうか?
よく言われるのが、女性の就業率の向上と出生率とは正の相関が
「お金のいらない国」を実現するために必要なこと
以前、長島龍人さんの小説「お金のいらない国」を読んだことがあります。
小説の主人公は、ある日突然「お金のいらない国」に迷い込みます。そこでは、レストランで注文して料理を食べるのもタダですし、家に住むのもタダです。何をするのも全てがタダなのです。
その国に住んでいる人みんなが、自分にできること、自分が得意なことでもってお役に立つことで、あらゆるモノやサービスが生み出され、社会の中で循環しています
「フェミニズム活動家男性が性犯罪する病理」から、フェミニズムと日本社会の相性の悪さの根本原因と、苦境を打破する最大の味方はどこにいるのか?という話について
(トップ画像は、この記事で紹介する弁護士の太田啓子さんの著書より)
1●フェミニズムに過剰に帰依する男性は”女性の味方”ではないのかも?先週、ヒステリック・ブルーという昔かなり売れて紅白にも出たバンドの元メンバーさんが性犯罪で捕まったというニュースが流れていました。
なぜコレがネットで注目されるかというと、この人は以前も性犯罪で懲役12年の実刑を受けて服役していたあと、ネットでかなりアクティブ