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人材育成に参考になる記事集

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記事一覧

「難しい」と言いそうになったら

「難しい」と言いそうになったら

社内でロジカル・シンキング研修やメンバー育成研修を担当している。僕からの説明のあいまあいまに、受講生どうしでの振り返りの時間を設けている。

そこでの会話を聞いていると、「難しい」という感想を頻繁に耳にする。

この「難しい」が何に対してのものなのか。おそらく2つあると思っている。

1つは、説明された内容そのものについて。ロジカル・シンキングやメンバー育成についての考え方を「理解するのが難しい」

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仕事や自己研鑽に「疲れたな」と思う時はありませんか

仕事や自己研鑽に「疲れたな」と思う時はありませんか

フリーランスの方も、組織人の方も、仕事で疲れることはありますね。

というか、ほぼ毎日かもしれません(苦笑)。

それ以上に、最近耳にするのが

「研修出るのも、疲れる」

というお声です。

リモートワークになって楽になりましたか。

自宅で仕事ができることは移動時間の削減や、電車移動中のストレス軽減にはなります。

オンラインセミナーが増えたことで、自宅で研修を受けるハードルが低くなりました。

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働きやすい職場にするための・・・

働きやすい職場にするための・・・

ご無沙汰しております。久しぶりにnote書きます。400字は辞めて、気の赴くままに再び書きます。

私は、様々な職場が働きやすいものであってほしいと思い、人材育成コンサルタントとして、働きやすい職場づくりにかかわってきました。先日は、ある企業で、社員一人一人の言葉の使い方を見直すために、自分の事を認めてあげるところから始めようというアプローチで褒める言葉をインプットしてもらいました。その言葉に目に

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企業が女性管理職を増やすとどんなメリットがあるのか? 10個挙げてみた!

企業が女性管理職を増やすとどんなメリットがあるのか? 10個挙げてみた!

1.今日の日経新聞記事より今日の日経新聞 朝刊の記事に以下のように、女性管理職を5割にするという記事がありました。

SDGsの中にも目標5「ジェンダー平等を実現しよう」という目標があることは、皆さんご存じだと思います。

まずは、この記事の概要をお話し、その後で、「企業が女性管理職を増やすメリット」について考えてみたいと思います。

2.コニカミノルタ、30年に女性管理職5割 まず海外拠点で【日

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043 日本人は自己肯定感が低いから知的生産性も低い

043 日本人は自己肯定感が低いから知的生産性も低い

日本の知的生産性が低い理由は「自己肯定感の低さ」に原因があると考えている。

自己肯定感という言葉は「中核的自己評価」という言葉に置き換えることができるんだけど、主な要素は次の4つ。

◆自尊心(Self-esteem):自分を好きか嫌いかの度合い。非遺伝的で幼少期の環境が影響すると言われている。

◆一般化された自己効力感(Generalized self-efficacy):自信とほぼ同義。後

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マネージャーが「いいからやれ!」と思った時にわかっていないこと

マネージャーが「いいからやれ!」と思った時にわかっていないこと

こんにちはー!
今日のnoteは「マネージャーが「いいからやれ!」と思った時にわかっていないこと」というお話しです。

「いいからやれ!」という言葉はいらないまず、僕の考えではマネジメントにおいて、「いいからやれ!」という言葉の出番はありません。
もしもマネージャーがその言葉を言いたくなったら、おそらくマネージャーとしての仕事ができていません。
そして、できていないパターンは2つ考えられます。

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自己決定の重要性

自己決定の重要性

先週は、4月17日の日経新聞の記事「日本企業の「偽りの優しさ」 自己決定重視に転換を」に関連し、仕事への熱意などについて考えました。今日は、同記事に関連し違った角度から考えてみたいと思います。

同記事から一部引用してみます。

~~職場を活性化するキーワードが「自己決定」だ。働く人一人ひとりが自らの選択に覚悟と責任を持ち、自律的にキャリア形成するのが本来の姿である。人事部の言いなりではなく、自ら

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015 成長する人、3つの特徴

015 成長する人、3つの特徴

成長する人には3つの特徴があると思っている。

「前を見続ける」「過去を忘れない」「ルーティンを持つ」である。

これらについて説明したい。

1.前を見続ける「すごい」と言われる人は「前を見続けている」ように見える。

例えば、大谷翔平とか、池江璃花子とか…。

自ら高い目標を設定し、クリアしたらさらに高い目標を持つ。

まあ、著名人はみんなそうかな。

でも、著名人に限らず、どんどん成長する人

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リカレント教育〜学び直しの精神とは〜

リカレント教育〜学び直しの精神とは〜

最近注目されているワードがあります。

『リカレント教育』
これは「生涯学習」と似た言葉です。

『習うは一生』ということわざもあるくらい、
人は一生をかけても全てのことを知り尽くす
ことは不可能とされていますが、それでも
一生を通じて常に学び続けなければならない
ということです。

学生時代は勉強することが仕事でした。
しかし、この学生時代を終わると、勉強する
という機会は大きく減るのではないで

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チーム力、生産性を高め、ビジネスで成功する6つの人材育成とは?

チーム力、生産性を高め、ビジネスで成功する6つの人材育成とは?

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

スクラムヒューマンパワーには、ビジネスで成功するための
6つの教育があります。これを人材育成のサービスとして提供しています。
「変化という恐怖を恐れない、人生を変える」ための、私の指針です。

この6つの教育は、ビジネスで必ず成功し、
人生を向上させることができるでしょう。
その6

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【オススメ書籍】人材育成とは何か?組織社会化とは何かを探求する ー経営学習論 増補新装版: 人材育成を科学するー

【オススメ書籍】人材育成とは何か?組織社会化とは何かを探求する ー経営学習論 増補新装版: 人材育成を科学するー

年末年始のまとまって時間が取れる時にこういった重めの学術書。
一部読みづらい部分はあるが、それ以上に以下の部分がまとまっているのは頭の中が整理されていく。

目の前の入社者への育成にフォーカスが当たりがち担っていたので、経営視点から見たときの人材育成とは何か?を改めて深めたく購入。

学術書を読むことでより整理されるのは、

日常から少しひいた視点で理論を学びつつ、日常に当てはめて何が言えそうか?

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