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ただただ個人的に好きな記事

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何かテーマがあるわけでも、何かに属するわけでもなく、ただただ個人的に好きだな〜、勉強になるな〜と思った記事を集めています。
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【#えぞ財団】連載企画「#この人、エーゾ」㉛”スポーツを活かしたまちづくり”に挑戦中の苫小牧市議会議員・嶋中康晴さん~大好きなまちだから頑張れる。スタートラインに立った以上は全力で駆け抜けます~

【#えぞ財団】連載企画「#この人、エーゾ」㉛”スポーツを活かしたまちづくり”に挑戦中の苫小牧市議会議員・嶋中康晴さん~大好きなまちだから頑張れる。スタートラインに立った以上は全力で駆け抜けます~

もがきながらも新たなチャレンジをしているひとを紹介する「この人、エーゾ」。今回ご紹介するのは、嶋中康晴さん。社会で必要なことを学ぶための手段の1つである”スポーツ”というコンテンツに歩み寄り、今年の4月から苫小牧市議会議員として生涯スポーツの普及を目指し活動されています。議員活動の他にも大学の非常勤講師などを通して地域活性化に取り組み、スポーツの新未来を創り続けます。

夢の数は大人も子どもも関係

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地域には「何もない」は「何もみてない」という事。あるもの探しをはじめよう。

地域には「何もない」は「何もみてない」という事。あるもの探しをはじめよう。

皆さんは、まちづくりとは誰が担うものだと思いますか?

自治体でしょうか? それとも企業? ボランティアと答える方もいるかもしれません。ただし、どの答えも当てはまるものではありません。

国土交通省が2019年に発表した資料「新たなコミュニティの創造を通じた 新しい内発的発展が支える地域づくりについて」では、地域を支える担い手の育成と確保に関して、

「地域に住む一人一人の住民自身が、地域における

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079.『イギリスとアメリカの公共空間マネジメント 公民連携の手法と事例』坂井文 著

079.『イギリスとアメリカの公共空間マネジメント 公民連携の手法と事例』坂井文 著

“イギリスとアメリカの取り組みを1冊にまとめた最大の理由は、この数十年の間に展開されてきた公民連携による公共空間マネジメントの手法を整理し、事例を紹介することによって、日本での今後の展開を探るヒントになると考えたためである。当然ながら、イギリス、アメリカ、そして日本では、公共空間を巡る歴史的背景や制度、そして現状も異なる。しかしながら、行政が単独で整備し管理してきたシステムに民間が積極的に参画する

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公民連携事業を進めるための心得

公民連携事業を進めるための心得

「公民連携を進める公務員の心得10か条」

大東市政策推進部長兼公民連携推進室長
特定非営利活動法人 自治経営 理事長
東 克宏

今でこそ法人理事長の職にあり、各地でお話する機会をいただいている身ですが、7年前は受け身で「へたれ公務員」であったことは一部を除いてあまり知られていません。現在も基本「へたれ」、「モテない君」なんですけど、これまでの過程で「公民連携」ってこれ、必要ちゃうかなって感じた

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正しいことを言う時ほど控えめに言う方がいい

正しいことを言う時ほど控えめに言う方がいい

詩人・吉野弘さんの「祝婚歌」という詩の一節なのですが、この言葉は本当にそうだなぁと最近とても胸に沁みます。

互いに非難することがあっても 非難できる資格が
自分にあったかどうか あとで 疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい

対立が起きている時に、「絶対に自分の方が正しい!」と

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【AIR】地域活性化における分散型自立組織

【AIR】地域活性化における分散型自立組織

さて、えぞ財団のL47Local Festival、大変盛り上がりました。

さて、今回書くのはこの集まりでもしばしば出てきた、地域団体におけるDAOの話題です。

DAOそのものも面白い技術によって成立する新たなコミュニティや価値管理モデルとして大変おもしろいのですが、個人的に経営組織論でも常に昔からピラミッド、フラット、ネットワークの組織モデルの違い議論にとても関心があるので、地域活性化の団体

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図書館はつくれる。空き店舗の新しい使い方、完全民営・黒字経営の「みんなの図書館さんかく」の思想。

図書館はつくれる。空き店舗の新しい使い方、完全民営・黒字経営の「みんなの図書館さんかく」の思想。

今年の3月で「みんなの図書館さんかく」を開館しはじめて1年が経とうとしています。たった1年間だけど本当にいろんなことがあって、たくさんの参画が生まれる図書館に育ちました。

焼津駅前通り商店街の空き店舗を活用し、「一箱本棚オーナー制度」と呼ばれる月額制の本棚オーナーの仕組みで、家賃や水道光熱費などの最低限の経費を稼ぎ出し、本を中心にまちの新しいコミュニティをつくる。

シンプルにやっていることはこ

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1枚のチラシから始まったぼくの世界

1枚のチラシから始まったぼくの世界

毎日走って家へ帰った。誰よりも早く、重い荷物を背にして20分走り続けた。家にたどり着くと、もう動けない。そのまま帽子をかぶったまま座り込み、10分動けなくなる。この状況を変えたのは1枚のチラシだった。

チラシとの出会い学校の中ではルールが沢山あり、指摘され、息ができないような空気に包まれている。そんな中でも好きな時間はあった。図工と読書。一人で好きなことに没頭できる時間。誰からも文句を言われない

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活動的であることで忘れようとしているもの

活動的であることで忘れようとしているもの

若い時は社会的にアクティブだった人間に久しぶりに会うと、鬱になっていたり活力が失われていて別人のようになっているということがあります。以前はそういう方と話をして「どうして活動的ではなくなったのか」と考えていたのですが、今は「活動的にならざるを得なかったのはなぜか」と考えるようになりました。

活動的である時は意識も活動も外に向かっています。外の問題を解決し、外での成功を考えています。外に向かって一

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北海道の地方都市における起業・ベンチャー創出の取り組み(函館/厚真/帯広編)

北海道の地方都市における起業・ベンチャー創出の取り組み(函館/厚真/帯広編)

はじめに株式会社POLAR SHORTCUT(ポーラー・ショートカット)の大久保です。普段は札幌で、スタートアップ投資(シードVC)やU-25世代向けの起業家育成の取り組みを行っています。

シルバーウィーク期間を使って、函館・厚真町・帯広を回ってきまして、北海道の札幌以外の地域で「起業・ベンチャーに関する取り組み」がどのようになされているか、色々な方にお話を伺うことができました。
今回のnote

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今この世界には「2種類のCCレモン」が混在している

今この世界には「2種類のCCレモン」が混在している

 7月のある夕方のことだ。
 喉が渇き、炭酸飲料が飲みたくなった私は、ふと「CCレモンって最近飲んでないな」と思ってサントリーのホームページを見てみた。

 CCレモンにはいろんな種類が出ていることを知った。まあ確かに言われてみればこういう変わり種も定期的に見かけていたな、という感じである。しかし私の好みの傾向は往々にしてスタンダードタイプであるため、その後スーパーに行って買ったものは結局普通のこ

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稼ぐ力を養うならば、「ミドルリスク/ミドルリターン」を狙え〜いきなりFXやら、仮想通貨、不動産の前にあるチャンスを見つめよう〜

稼ぐ力を養うならば、「ミドルリスク/ミドルリターン」を狙え〜いきなりFXやら、仮想通貨、不動産の前にあるチャンスを見つめよう〜

昨日、ちきりんさんとの月イチ対談をしながら、稼ぐ力を身につけるのに必要なのは、ミドルリスク/ミドルリターンの市場でのトライアンドエラーの繰り返しをしながら、徐々に時間単価を引き上げていく視点を養い、それに必要なスキルを身に着けていくことだなと思ったところです。

ちょいとそのあたりの論理について忘れる前にコラムでもまとめておきます。文字にしないとうっかり忘れてしまうところでもあるので。

○ 社会

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企業がツイッターよりもnoteに力を入れるべきこれだけの理由

企業がツイッターよりもnoteに力を入れるべきこれだけの理由

今日はなぜ企業がnoteをやるべきなのかという話をしたいと思います。

ぼくは個人的には「ツイッター」よりも「note」のほうが、ていねいで、リスクの少ない発信ができると思っています。

別にnote社の回し者ではないのですが、企業の広報やトップはもっとnoteを活用すべきなんじゃないかなーと思っています。

noteで発信をするとどういういいことがあるのか?

思いつくものをいくつか挙げてみます

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読んでもらえる文章にするための「パワーワード」の作り方

読んでもらえる文章にするための「パワーワード」の作り方

今日はぼくの企業秘密的な話をします。

ぼくの文章はたまに「わかりやすいです」とか「気づけば最後まで読んじゃいました」などと言ってもらえるのですが、自己分析では、そこまで文章がうまいとは思っていません。

じゃあ何が違うのかというと、「パワーワード」というものを巧みに使えているからなんじゃないかと思っています。タイトルはもちろん、見出しや文章の随所に「パワーワード」を入れることで、読み手を惹きつけ

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