1枚のチラシから始まったぼくの世界
毎日走って家へ帰った。誰よりも早く、重い荷物を背にして20分走り続けた。家にたどり着くと、もう動けない。そのまま帽子をかぶったまま座り込み、10分動けなくなる。この状況を変えたのは1枚のチラシだった。
チラシとの出会い学校の中ではルールが沢山あり、指摘され、息ができないような空気に包まれている。そんな中でも好きな時間はあった。図工と読書。一人で好きなことに没頭できる時間。誰からも文句を言われない。毎日、自宅の本棚から「今日は何を持っていこうかな?」と読書の時間に読む本を選ぶ