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日々

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人って日々感じていることが本当に様々。 だからこそ、他人の考え方に感心したり 共感できれば少し嬉しくなったり。
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#生活

【恵那市】偶然の数だけ、旅はたのしくなる。

【恵那市】偶然の数だけ、旅はたのしくなる。

四月のはじめに岐阜県恵那市と多治見市へ遊びに行ってきた。僕の地元からは高速を使って1時間半弱で遊びに行ける距離だ。多治見市の場合はもっと早く到着するはず。

旅の目的は『焼肉ひーさん家 武並本店』というお店にランチでお邪魔することだった。前にここへ食べに行ったのはもう2年近く前になるが、ホルモンのぷりぷり感が忘れられず、もう一度あの感動を味わいに行きたかったのだ。無論、味は最高である。

日曜日の

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大人になればなるほど、大切なことを忘れてしまう。例えば、泣くということについて。

大人になればなるほど、大切なことを忘れてしまう。例えば、泣くということについて。

大人になればなるほど、大切なことを忘れてしまう。よく耳にする言葉だ。間違っていないと思う。なぜなら、僕自身がそう感じてしまっているから。子供の頃ってもっと純粋だった。例えば、「好き」という感情がとても直感的だったと思う。「なんで好きなのかわからないけど、好き」というように、気づけば勝手に心が動いている、そんな感覚。でも、大人になるにつれて本当に少しずつ少しずつ、合理的に好きが生まれることが増えてい

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家から近いお店ほど、足を運ばない、心理。

家から近いお店ほど、足を運ばない、心理。

家の近くのお店ってあまり行ったことがない。あまり、というか一度もない。同じ町内でも、家から遠ざかれば遠ざかるほど足を運んだことがあるといった具合だ。どうして家から近いところは行ったことないんだろう。ちょっと家族でお昼ご飯を食べに行こうとなれば、車で回転寿司チェーン店に行ったり、ラーメン屋に行くことがこれまでの人生多かった。

僕の家の近くには、僕の家族がここへ越してくる19年以上前からやっているイ

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SNSを辞めても繋がる人は、親友なのか。

SNSを辞めても繋がる人は、親友なのか。

僕は昔から、人の言葉や行動に影響を受けやすい。それは、プラスの意味でもマイナスの意味でも。これまでの人生、どちらかといえばマイナスに受け取ってしまうことの方が多かったかもしれない。最近特にそれを感じるのがSNS。例えば、Instagramは高校3年生くらいの頃(約8年前)からやっていて、その歴としては長い方なのだが、近頃はそこで目にするコンテンツに悪影響を受けている、気がする。なぜ、今になってなの

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東京、午前3時の空気感。

東京、午前3時の空気感。

それは物語が生まれる時間帯だと思う。東京に住んでいるときは学生だったのもあって、よく深夜に街を出歩いた。都会の夜は眠らないなんて言うけれど、それは一部の街だけだと思う。僕が住んでいた八王子や多摩のあたりは、信号だけ切り替わる閑散とした道路を目にすることがほとんど。これは深夜3時くらいの話である。この時間がとっても好きだった。付近にはいくつかの大学があるエリアに住んでいたこともあって、家の近くの公園

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二度目は訪れたくない、特別な場所。

二度目は訪れたくない、特別な場所。

旅先でふらっと小さな神社やトンネル、細い路地なんかに行くことが好きだ。なんだか不思議な気持ちになる。少し悲しいような気持ちも同時に。でも、それがあとあと強烈な思い出として残ったりする。

あたりまえのことを、時間をかけて真剣に考えることが好きだ。よく考えるのは、人との出会いや場所との出会いについて。人生で会える人の数は限られている。人生で足を運べる場所は限られている。仕事中、ボーッと窓の外を眺めて

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【和歌山県】ここに、小松菜奈がいた。今日は、僕らがいる。

【和歌山県】ここに、小松菜奈がいた。今日は、僕らがいる。

はじめて『溺れるナイフ』という映画を観たのは大学3年生の頃。それまで小松菜奈という名前の女優さんがいるのは知っていた。正直、第一印象ではそこまで魅力的な俳優さんだと感じていなかったと記憶している。
けれど、『溺れるナイフ』を観てからその魅力を理解し始めた。ファンになったのだ。といっても相手はアイドルではない。握手会があるわけでもないし、サイン会があるわけでもない。だからファンといっても小松菜奈ちゃ

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人生は引き算なのか。

人生は引き算なのか。

今朝のこと。いつもなら通勤時間は読書をすると決めているが、きょうはその気が起きなかった。それでなんとなく、インスタグラムで友人のストーリーや、いかにもサブカルチックな特段自分好みの投稿を見漁っていた。と、本当であればこんな調子で数十分電車に揺られていれば名古屋駅に着くのだが、きょうは違った。とある友人のことがふと頭に浮かんだのだ。たぶんそのとき聴いていた曲のせいだろう。何の気なしに音楽をかければ、

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見落としがちな愛の話。

見落としがちな愛の話。

きょうは久しぶりにnoteを更新します。
いつも「あ〜書きたいことがねえ〜」となって、
誰かの記事を読んでばかり。
でも、きょうはあります。書きたいこと。

それは、僕のことを1番にしてくれるあなたに
ついて。
あんまり長くダラダラと書くつもりはないので、
土曜の夜の風呂上がりにアイスでも食べながら
ベッドでグダグダするついでに読んでみてください。
(もうそんな時間じゃないか…時刻a.m.1:25

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華金の始まりは木曜の快眠から

華金の始まりは木曜の快眠から

今日は華金。待ちに待った華金。もはや華のある金曜は過ごせなくなってしまっているけど、それでも今日は、華金。

この一週間、皆さんはどんな毎日を送っていましたか?

私は結構ハードでした。普通、月曜から仕事が始まって土曜から休みに入るとすると、中日は水曜です。なので、本来であれば、水曜が一番疲れ切っているはず。

水曜は悪魔だ。あと二日もあるという絶望とまだ二日しか経っていないという絶望。前も向きた

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8時、バスの車窓から

8時、バスの車窓から

その日の朝もバスで最寄り駅に向かった。満員の車内。身動きも取り辛く、ただ、車窓から外の景色を眺めることしかできなかった。

そのとき目に映った、自転車を漕ぐ女性。いわゆるママチャリで、前にはお子さんを乗せていた。

「お子さんを園に送っているのかな?」

「旦那さんに忘れ物を届けにいっているのかな?」

自転車を漕ぐ女性の姿は必死そのものだった。

気がつくと、バスはあっという間に女性を追い越して

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おばあちゃんが亡くなってから、半年。そして、おじいちゃんは、

おばあちゃんが亡くなってから、半年。そして、おじいちゃんは、

おばあちゃんとおじいちゃんは自宅で洋服直し屋を営んでいた。

色んな人たちから頼まれていた。私の記憶だと、よく学生服を直していた。若い頃は日付が変わるまで働くこともあったらしい。

おばあちゃんとおじいちゃん。24時間、365日、毎日毎日一緒に働いて、それを何十年も続けていた。

今になって冷静に考えてみると、凄いことなんだと思う。

もちろん、時には喧嘩もしていたらしい。

「時にはって...」

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心臓を捧げます。

心臓を捧げます。

最近の土日休みといえば、ベッドの上でアニメ版『進撃の巨人』を観ていることが多い。

というのも、大学の卒業を控えた3月の春休みに、ゼミの友人から「今、一番アツいのは『進撃の巨人』だよ!」とゴリ推しされたのだ。

どちらかというと私はスポーツ漫画の方が好きで、最近だと『ハイキュー!!』を最終巻まで読み切った。古舘先生が選ぶセリフや言葉はどれも胸に刺さり、何度も何度も涙した。いつか、私も古舘先生のよう

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住吉町で、乾杯

住吉町で、乾杯

社会人が始まって、はや2週間。どんなに嫌な今日でも、どれだけ辛い明日でも、気づけば「昨日」になっている。

ゆっくり深呼吸をし、世界を俯瞰して見てみると、その瞬間だけ、この世界を理解できている気がする。全能を手にしたかのように。

そんなに大袈裟なものではないか。少しの間、未知の世界を冒険する、2時間アニメの主人公のような、得した気分というのが正しいかもしれない。

スーッと冷たい風が吹くと、私は

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