#コラム
滲み出るものは嘘じゃないから
言葉で伝えられないってことは自覚してないってことだと思っていた。
言葉はいくらでも嘘を吐ける。言葉はいくらでも取り繕うことができる。それに比べて行動は嘘を吐かない。
そう言われることは知っていて、それが現実になることがあるってことも知っていて、でもその上で、行動はサルにでもできるけど言葉を尽くせるのは人間だけなんだから、言葉で行動の意図を伝えたり、伝えた言葉を嘘にしないよう行動すればいいのに、
あこがれが思い出に変わっても
日本に帰ってきて、朝ごはんが クロワッサン から 食パン に変わった。食パンは焼いて、お土産に買ってきたエシレバターとヌテラ(ヘーゼルナッツとチョコのスプレッド)を塗って食べている。
パリが私に与えた食いしんぼう魂は帰国後も消えてくれなくて、毎晩ひとりでバリバリ食べていた『LU』というメーカーの板チョコが載ったクッキーを、日本でもおやつによく食べている。帰ってきてから2週間で、もうなくなりかけ。
イロのない世界はきっと、つまらないよ
#わたしと海
【景色】
サムネ写真を選ぶときに、こないだ彼と白良浜へ行った日の写真を見て、一昨日ゼミで最後に話していた賢そうな話の内容を思い出した。
夏休みどこ行く?という話で、海の人が多くて。なんで人は海に惹かれるんだろうね、という考察をしていた。
そこでまず出たのは、人間がもともと青を好む性質を持つからではないか?という仮説。空も海も青いんだから、青が不快だったらやってられないよねって
それでも私はきっと、ちぐはぐな私を抱えて生きていく。
もしも、今の私の好きなところだけを持って過去をやり直せるのなら、迷わず過去をやり直すことを選ぶ。
対人関係で心が折れ続けていくうちに、いつの間にか私の中にはいろんな自分がいるようになった。
愛想よく誰に対してもニコニコと接することができる自分。目の前の相手のいいところだけを見て、嘘やお世辞ではなく本音で相手を褒めちぎることができる自分。相手に自分から近づいていける勇気を持った自分。常に聴き手で
愛の大きさを測ることなんてできないのだから
彼と日帰りで岡山へ行ってきた。
旅の目玉になるはずだった大原美術館は定休日であることが数日前に発覚したけれど、1〜2週間前から企画していたし、大原美術館に入れずとも岡山には美観地区、瀬戸大橋、岡山城&後楽園、と素敵な場所が色々あると捉えて、"一緒にドライブすること" "一緒に遠出すること" を目的に出かけた。
私にとって岡山は、備前に父方の祖母の実家(私から見たら曽祖父母の家)があって、コロナ
野球を好きになるのに、WBCは十分すぎた。
たった1つのきっかけが勝敗を分けるように、
世界をも変えることがある。
人生とはそういうものなのだと思う。
サッカー少年と野球少年、どちらが好きかなんて考えたことはない。
だけどいつも、気づけば野球少年に恋していた。
幼稚園の頃に私が「結婚して〜」と追いかけ回していたらしい相手は最終的にバスケで全国に出るほどの人材になったし、人生で唯一告白した相手は中学までサッカー少年だったけれど、
人
宝物のような本たちとの出会いに祝福を #2022ベスト本
うまくいえないけれど、「この本は自分の人生にとって財産になりうる」という本のなかには、景色を忘れられない本と、言葉を忘れられず思考を促される本とがある。
そんな本を、私自身の言葉で抱きしめたい。
2022年最後のnoteは、今年読んだ72作品の中でも特別な8冊について。
ひとこと読書記録のバックナンバーはこちら↓
*ネタバレはありません
①「アートを巡る旅に出よう。きっと何か、変わるから
子どもだけだと思ってた
とある日曜日、久しぶりの家族での外出。
その目的は年末に行くスキー旅行のために妹のスキーウェアを新調することだった。何軒か店をまわりながらも、退屈さに痺れを切らした私はショッピングモールにて単独行動を開始した。
しばらくきていない間に改装に入ってしまったイトーヨーカドーエリアを横目に見ながら、エスカレーターで下の階にくだっていると、目の先にガチャガチャコーナーが現れた。
近づいてみて驚いた。