やました

人は知ってしまった瞬間”知らなかった自分”には戻ることができない Instagram …

やました

人は知ってしまった瞬間”知らなかった自分”には戻ることができない Instagram >> @23_whale

記事一覧

学びの記録_タイポグラフィ01

今回、タイポグラフィの授業を通して学んだことや気付いたことを記録としてまとめていきます。自分用でもありつつ、私と同じように、デザインを学んでいる誰かのお役に立て…

やました
2年前
1

古い記憶と母の愛

つい先日、自分の古い記憶を辿る機会があった。 一番古い記憶を思い出そうと懸命に頭も働かせてみるものの、すべての記憶は断片的にしか出てこない。鮮明に思い出した記憶…

やました
2年前
2

夢と記憶

私のことが好きだと言ってくれた人の夢を見た。 懐かしい空気の中で優しく笑うあなたを見て、あたたかい気持ちと胸がきゅっと寂しくなるような感覚で目が覚めた。 もう一度…

やました
2年前
8

今日も私は悲しみの渦に溺れに行く前に、感謝を添えた贈り物をする。

私は祖父母に、感謝を込めた贈り物をするのが好きだ。 高校一年生の時、生まれて初めてアルバイトをして、人生で初めて自分で稼いだお金を気持ち程度だけど祖母へ"いつも…

やました
3年前
13

WEBデザイナー1年目が思う“ほんとの本音” | 見習いWEBデザイナーやました

こんにちは。今年の9月で本格的にWEBデザイナーとして働き始めて、1年が経ちます。ということで、1年目の新米?見習い?WEBデザイナーとして思った・感じたほんとの本音な…

やました
4年前
18

スマホデザインについて調べてみたら、想像以上に奥が深かったっていう話。 | 見習いWEBデザイナーやました

こんにちは。今日はスマホデザインについて調べてみよう!ということで、自分なりに調べて考えてみた部分をまとめます。 WEBデザイナーとして、WEBの難しさは日々変化する…

やました
4年前
12

”何もできない私でもいいんだ”って話。

私は小さい頃からずっと”特別な何か”に憧れていたんだと思う。 少年漫画は絶対的ヒーローが主人公でビシバシ敵を倒していくシーンが好きだし、映画でも主人公が少しでも…

やました
4年前
16

ブックレビュー第4弾:USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

こんにちは。ブックレビュー第4弾は悩みましたが、前回の「ドリルを売るには穴を売れ」で学んだマーケティング知識をもう少し深めたくて、具体的な内容且つ分かりやすそう…

やました
4年前
9

ブックレビュー第3弾:ドリルを売るには穴を売れ

こんにちは。ブックレビュー第3弾は「ドリルを売るには穴を売れ:佐藤 義典(著)」です。 マーケティングの入門書として多くの方がおすすめしているのを目にしますが、マー…

やました
4年前
12

ブックレビュー第2弾:「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考

こんにちは。ブックレビュー第2弾は「「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考:末永 幸歩(著)」です。 前回の「視覚マーケティングのススメ:ウジ トモコ(著)…

やました
4年前
3

ブックレビュー第1弾:視覚マーケティングのススメ

現在仕事が休業期間中で、本を読んでノートにまとめてみるという、今までしてこなかった勉強の仕方で、日々様々なことを学んでいます。そしてせっかくなので、自分なりに心…

やました
4年前
13

怒りとともに生きてゆく

WEBデザイナーになってから、人と比べてはいやんなって、デザインなんて全然できない日々に苦しくなって、それでももう少し頑張ろう、ちょっとだけ頑張ってもう少しだけ先…

やました
4年前
7

出社

わたしは毎日出社する。 ああこんな日は電車でどこか知らない街へ行って、のんびり日向ぼっこでもしたいなあと思うような日も、 前日降った雨のせいで土の香りが強い日も…

やました
4年前
10

人害

トイレに入るのが怖い。 あの閉ざされた密閉空間に入るのが、怖い。入る際、ドアをゆっくりと開けて、恐る恐る中をチェックする。問題がないか確かめる。 それほどまでに…

やました
4年前
5

理解と共有と保存

人の気持ちとか、考えていることとか、一緒に一つの議題について話していてその場を共有していてもどう感じてどう考えていて今後どんなふうにその人が変化するのか分からな…

やました
4年前
6

相性

私は二度と東京には住まないだろう。 様々な心境を両手でぎゅっと抱え込み、16:56発 のぞみ36号に乗り込んだ。 母の寂しそうな顔と乗り慣れていない新幹線に少し戸惑いな…

やました
5年前
6
学びの記録_タイポグラフィ01

学びの記録_タイポグラフィ01

今回、タイポグラフィの授業を通して学んだことや気付いたことを記録としてまとめていきます。自分用でもありつつ、私と同じように、デザインを学んでいる誰かのお役に立てれば幸いです。

授業の流れはタイポグラフィの歴史(座学)→指定書体の中から1つ好きな書体を選び、活字書体見本帳の表紙をデザインする(制作)といった感じでした。タイポグラフィの歴史に関しては事前に自分で調べ、流れをまとめていたこともあって、

もっとみる

古い記憶と母の愛

つい先日、自分の古い記憶を辿る機会があった。

一番古い記憶を思い出そうと懸命に頭も働かせてみるものの、すべての記憶は断片的にしか出てこない。鮮明に思い出した記憶もアルバムの中で見た写真と、母や祖母に聞いた話を元に私が勝手に記憶のように作り出しているもののような気がして、参った。
そして、記憶、なんてものは曖昧だなぁとぼんやり思う。

母はよく楽しそうに私が小さかった頃の話をする。私の過去について

もっとみる
夢と記憶

夢と記憶

私のことが好きだと言ってくれた人の夢を見た。
懐かしい空気の中で優しく笑うあなたを見て、あたたかい気持ちと胸がきゅっと寂しくなるような感覚で目が覚めた。
もう一度ちゃんと思い出したくて、ぼんやりとした頭で一生懸命振り返ってみるけれど、どんな夢だったかなんてすぐに色褪せてしまう。

なんだか遣る瀬無い気持ちで「夢に出てきたよ」と一言だけメッセージを送ってみる。数時間後、「いい夢だった?」と返ってきた

もっとみる
今日も私は悲しみの渦に溺れに行く前に、感謝を添えた贈り物をする。

今日も私は悲しみの渦に溺れに行く前に、感謝を添えた贈り物をする。

私は祖父母に、感謝を込めた贈り物をするのが好きだ。

高校一年生の時、生まれて初めてアルバイトをして、人生で初めて自分で稼いだお金を気持ち程度だけど祖母へ"いつもありがとう"という想いを込めて、贈ったことがある。
その時、私は祖母が喜んでくれるといいな〜というふんわりとした気持ちだけで行動したが、祖母は涙を流して私に「ありがとう」と言った。
私はそれが本当に衝撃的で、心から祖母を大切にしようと感じ

もっとみる
WEBデザイナー1年目が思う“ほんとの本音” | 見習いWEBデザイナーやました

WEBデザイナー1年目が思う“ほんとの本音” | 見習いWEBデザイナーやました

こんにちは。今年の9月で本格的にWEBデザイナーとして働き始めて、1年が経ちます。ということで、1年目の新米?見習い?WEBデザイナーとして思った・感じたほんとの本音な部分をランキング形式でつらつらと書いてみようかと思います!

これからWEBデザイナーになるぞと絶賛勉強中の方やWEBデザイナー興味あるなって方の参考に少しでもなればといいなと思います^^
※完全なる個人的意見・見解であり、あくまで

もっとみる
スマホデザインについて調べてみたら、想像以上に奥が深かったっていう話。 | 見習いWEBデザイナーやました

スマホデザインについて調べてみたら、想像以上に奥が深かったっていう話。 | 見習いWEBデザイナーやました

こんにちは。今日はスマホデザインについて調べてみよう!ということで、自分なりに調べて考えてみた部分をまとめます。

WEBデザイナーとして、WEBの難しさは日々変化する電子機器に対応して、どの電子機器から見ても”良いデザイン”をキープしなければいけないところだよなぁと思うところもあり、主流であるスマホに特化したデザインや“ユーザーファースト”ってなんぞや?な点をピックアップしてみました。

それで

もっとみる
”何もできない私でもいいんだ”って話。

”何もできない私でもいいんだ”って話。

私は小さい頃からずっと”特別な何か”に憧れていたんだと思う。

少年漫画は絶対的ヒーローが主人公でビシバシ敵を倒していくシーンが好きだし、映画でも主人公が少しでも不利な立場になったり、負けそうになったりするとイライラする。
学校で四則計算のスピードを測る小テストが行われると、そろばんを習っていて計算が速い子にとても憧れて、そろばん習っておけばよかったなあとほんのり思う。(私は計算がめちゃくちゃ遅い

もっとみる
ブックレビュー第4弾:USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

ブックレビュー第4弾:USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

こんにちは。ブックレビュー第4弾は悩みましたが、前回の「ドリルを売るには穴を売れ」で学んだマーケティング知識をもう少し深めたくて、具体的な内容且つ分かりやすそうなマーケティングに関する本として、「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方:森岡 毅(著)」を選びました。

重要なのは消費者視点マーケティングの重要な仕事に、価格施策を決めるものがあります。価格は売り上げに左右するだけでなく、顧客からの

もっとみる
ブックレビュー第3弾:ドリルを売るには穴を売れ

ブックレビュー第3弾:ドリルを売るには穴を売れ

こんにちは。ブックレビュー第3弾は「ドリルを売るには穴を売れ:佐藤 義典(著)」です。
マーケティングの入門書として多くの方がおすすめしているのを目にしますが、マーケティング初学者のわたしが読んでも分かりやすく、マーケティングの世界にグッと引き込まれる面白さでした。

マーケティングって何だろう?マーケティングとは何か。マーケティングとは、お客様に商品・サービスを選んでもらうまでの過程全般を指しま

もっとみる
ブックレビュー第2弾:「自分だけの答え」が見つかる  13歳からのアート思考

ブックレビュー第2弾:「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考

こんにちは。ブックレビュー第2弾は「「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考:末永 幸歩(著)」です。

前回の「視覚マーケティングのススメ:ウジ トモコ(著)」を読み終わってすぐに次は何を読もうかな〜と探していたら、たまたま出会ったこちらの本。
Kindleで触りだけ読み、即決。読み終わりたくないと思う傍ら、グイグイ読み進めれる興味深い内容と読みやすい文章であっという間に読破しました

もっとみる
ブックレビュー第1弾:視覚マーケティングのススメ

ブックレビュー第1弾:視覚マーケティングのススメ

現在仕事が休業期間中で、本を読んでノートにまとめてみるという、今までしてこなかった勉強の仕方で、日々様々なことを学んでいます。そしてせっかくなので、自分なりに心に残ったポイントや勉強になったところをピックアップしてnoteにまとめることで、アウトプットしていこうと思いつきました。
今回は「視覚マーケティングのススメ:ウジ トモコ(著)」を読んだので、早速第一弾として、まとめてみたいと思います。

もっとみる
怒りとともに生きてゆく

怒りとともに生きてゆく

WEBデザイナーになってから、人と比べてはいやんなって、デザインなんて全然できない日々に苦しくなって、それでももう少し頑張ろう、ちょっとだけ頑張ってもう少しだけ先に進もうってそんな日々をぐるぐるぐるぐる続けている。

才能なんてなくて、センスが身につくほどまだ生きていない。
努力だって好きじゃないし、だからって怠ける自分に嫌気もさす。

Twitterで一生懸命頑張っている人を見ては、「ああ、自分

もっとみる

出社

わたしは毎日出社する。

ああこんな日は電車でどこか知らない街へ行って、のんびり日向ぼっこでもしたいなあと思うような日も、
前日降った雨のせいで土の香りが強い日も、
暑くて暑くて溶けそうな日も、
懐かしい記憶がじんわり漂う陽気な日も、
季節が変わるにおいがする日も、出社する。

コロナが世界を侵略し続ける今日この頃。
「リモートワーク」「在宅勤務」「テレワーク」なんて呼び方がたくさんある"出社しな

もっとみる
人害

人害

トイレに入るのが怖い。
あの閉ざされた密閉空間に入るのが、怖い。入る際、ドアをゆっくりと開けて、恐る恐る中をチェックする。問題がないか確かめる。

それほどまでに怖がる理由

つい先日、朝起きてトイレに行った。いつも通りの朝。用を足して、トイレを出るときにふと手洗い場を見ると何かがいる。
私はトイレの手洗い場はあまり使わず、洗面所で手を洗うので普段は見ないけれど、見てしまった。何かがいる。

私は

もっとみる

理解と共有と保存

人の気持ちとか、考えていることとか、一緒に一つの議題について話していてその場を共有していてもどう感じてどう考えていて今後どんなふうにその人が変化するのか分からない。
分からないことが当たり前かもしれないけれど、それを理解したいと強く思う瞬間が時たまあります。

きっとそれは相手も同じだろう。
そして、その瞬間の感情をなんらかの方法で共有できたら、どれだけ感動的だろうかとよく思います。

例えば、大

もっとみる

相性

私は二度と東京には住まないだろう。

様々な心境を両手でぎゅっと抱え込み、16:56発 のぞみ36号に乗り込んだ。
母の寂しそうな顔と乗り慣れていない新幹線に少し戸惑いながら東京へ向かったあの日のことはきっと忘れない。

東京での生活は最低だった。
「最低」と言っても家はあるし、地下鉄一本で会社まで行けた。近くに安いスーパーもあって、コンビニは徒歩2分。
職場ではMacBook Pro 2018を

もっとみる