#7号 〜まるまる1冊SAGA〜【トーキョーモラトリアム アーカイブ】

上京九州人の方も、そうでない方もこんにちは。
2015年より活動してきた、上京九州人のためのフリーペーパー『トーキョーモラトリアム』(以下『TMT』)。それを記憶の奥底から引っ張り出して振り返ってみよう、というシリーズを展開中です。

久しぶりの更新になってしまってすみません。毎日暑いですが、一生懸命生きております。

今回は「7号」を振り返り。

7号は『まるまる一冊 SAGA』特集でした。

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東京の人の「バカじゃないの」

私は元々関西弁や。正確には関西弁の変化形、みたいな感じで、ちょっと関西弁とはちゃうんやけどな。

 文字にするとなんとなく変やけど、普通に喋っとったらそんなに変じゃない。むしろ私にとっての普通や。でも正直、関西弁やと、独特の寂しさみたいな気持ちが正確に伝わらへん気がするんさ。やから、書き言葉は標準語にしとる。

 でも今回は、テーマに沿った内容を分かりやすく伝えれたらええなと思て、この書き方してみ

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東京タワーと恋人の誕生日。

東京タワーに登ったのは、12歳のときの修学旅行ぶりだ。

 恋人の誕生日を祝ったあと、ロマンティックな演出ができたらいいなあ、と思った私は、彼と東京タワーを訪れた。

 遊園地のように明る過ぎず、ショップ店員ほどマニュアル的でない、洗練された受付嬢が、東京タワーに続くエレベータへと誘う。

 乗り込んだエレベータからは、だんだん小さくなる東京の街が見えた。小さ過ぎて見つけることはできなかったけれど

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彼氏とバイバイした次の日の東京。

彼氏とバイバイした次の日は、自分が東京にいる意味が分からなくなる。

 温かさがどこにもなく、ただ過ぎる気怠い毎日があるだけの此処に、なんで私はいるのだろう。幸せすぎる日の次の日の辛さといったら、涙も出ないほどだ。

 そう、涙が出るような種類の哀しさではないんだ。大人になるにつれ、泣けない哀しさが増えた気がする。

 
 だって、分かっているから。泣いても誰も助けてはくれない。そんなに彼氏と一緒

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【アラサー上京物語②】いざ転職活動

27歳で「ポスターとか作りたい。広告関係の仕事してみたいな」と思うようになって、そこからジワジワと「クリエイター」に憧れるようになりました。
「専門の学校とかには行ってないけど、未経験でも頑張ればなれるんじゃ?」
「営業職とかより、手に職つけたほうが将来的にもいいよね!」
と、甘い甘いことを毎日考えて楽しくなっていました。

と同時に「どうせやるなら日本のトップステージ、東京じゃね!?」と、謎の夢

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東京日記: 上野駅21番プラットフォーム

上野駅は終点で、同時に始点でもある。僕にとっての東京はいつもここから広がっていく。
 地下の新幹線ホームに降り立ち、人の流れに乗って、地上の改札を目指す。階段三階分はあろうかと思える長いエスカレーターで地上へと向かう。その光景は、東京の北の玄関口を目指して来た田舎者達が、ベルトコンベアで機械的に都会へ運ばれているようで趣深い。エスカレーターの終わりは見えない。エスカレーターの終わり辺りで、地上一階

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東京日記: 氷川台の夜

東京の夏は、日が沈んでも蒸し暑い。毛穴のひとつひとつが塞がれ、重荷を背負っているような感覚になる。
 僕は考える。一体何を背負っているのだろうか? 先の見えない不安や焦り、漠然とした閉塞感。それらを抱えながら歩く夜十二時は、お世辞にも夜風が心地良いとは思えない。まるで自分は東京に拒絶されているような気分がする。
 想像していた二十二歳はもっと輝いていたはずなのに、今の自分は氷川台の五万円の家で寝起

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東京都某区、1Kの部屋から。

8月の連休を使って大阪の実家に帰省したんだけど、そこで読んだ本で印象的な一節がありました。

誕生日をお祝いする、ということの意味が、ながいことわからなかったが、やっと最近になって理解できるようになった。ずっと、どうして「ただその日に生まれただけ」で、おめでとうを言ったり言われたりしないといけないのか、判然としなかったのだけれども、その日だけは私たちは、何も成し遂げてなくても、祝福されることができ

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今日のラッキーアイテムは紅生姜です。
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No.3 東京を生き抜くための上京ソング

いかがお過ごしですか。

今回は上京ソングを集めてみたよ
東京じゃなくても地元を離れて過ごす人たちは聞いてみてくださいな
早速いこか

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正しい街/椎名林檎

都会では冬の匂いも正しくもない
百道浜も君も室見川もない
あの日飛び出した 此の街と君が正しかったのにね

椎名林檎が地元福岡に男を置いてきた時の歌
この曲書いた時1

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東京の「祭り」を感じる上京者

当時、といっても一年前のことですが大学になんとか進学することができ、上京したときの話です。東京を歩く機会は久しぶりのことでした。荷物の整理も終わり、さてどこを見物しようかと考えると、東京駅は割と新幹線の乗り降りで使いますし、浅草は修学旅行の定番スポット、スカイツリーも乗ったことがある。そうすると自分は案外、新宿を歩いたことがない。そう思いました。新宿を目指して早速電車に乗ると、もうその時点で感動も

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ありがとうございます。
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