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「東京で仮住まいを見つけよう。」都内に1,200棟以上をかかえるシェアアパートブランド…

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「東京で仮住まいを見つけよう。」都内に1,200棟以上をかかえるシェアアパートブランドTOKYO<β>は、東京で夢を追いかけるみなさんの上京サポーター。上京の先輩である入居者の「上京ものがたり」と都内各所を紹介する「住む街のはなし」、その他TOKYO<β>ニュースをお届けします。

マガジン

  • 上京ものがたり

    夢や希望とともに上京してきたTOKYO<β>入居者が綴る「上京ものがたり」。上京前の不安、理想と現実のギャップ、現在の暮らし…東京で夢を追いかける若者たちのリアル。

  • 住む街のはなし

    都内に1,200棟以上あるTOKYO<β>で暮らす若者たちが綴る「住む街のはなし」。上京し夢を追いかける若者たちから見た、知られざる東京の魅力とは。

  • MANGA-SO発

    WEBTOONクリエイターのためのシェアアパート「MANGA-SO」。8名の若者がプロデビューを目指し切磋琢磨しながら暮らしています。この家で誕生したコンテンツや準備過程など、彼らの夢へと続く道を追いかけます。

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最近の記事

28歳オンナの心の機微を綴ろう②

異動を言い渡され1週間が経過した頃。 お客さんで賑わうような忙しい店でなかったこともあり、平日はバイトくんと私の2名体制で営業をすることになった。 その時入っていたバイトくんは年上の大学生の男の子で、自分のことを三浦春馬と言っていたっけ。誰にでも優しいお兄ちゃんのような存在で、そんな彼に惹かれた。 ある日の帰り道、彼から告白された。とても嬉しい。周りにバレないようにしなきゃ!と思ったのも束の間、2週間後に新しい異動先が言い渡され千葉県の端っこに飛ばされることになる。

    • 28歳オンナの心の機微を綴ろう①

      東京に来て10年が経った。 学生時代から変わらないことといえば、新しく始まるアニメをチェックする事くらいで、ライフスタイルや考え方、時間を共にする人たちは想像できないほどに変化した。 18歳で上京し、もうすぐ30歳を迎える女の心境を綴ろう。 18-year-old高校卒業後、仕事のために上京。 初めての東京、寮生活、社会人。すべてが新鮮でこれから人生が変わる!そんなことばかり考えていた。 学生時代、楽しくなかったかと聞かれるとウソになる。 ただ、悶々としていた。

      • 地元を離れると友人と会える機会が減る問題

        先日、地元の友人が東京に来てくれた。 香川出身の場合、意外と東京に来る人は少なく香川から出るとしても大阪が多い。ので、香川出身の人間が上京すると地元の友達とは会う機会がだいぶ少なくなる。 そんな中でも、今回遊びに来てくれた友人はよく東京に来てくれるので、地元の友達が恋しくなる私にとってはありがたい存在だ。先月は月2ぐらいで東京に来ていた気がする。ほんとに香川住んでる? さっきも言ったように月2ぐらいで東京に来てくれる子なので、私も月1ぐらいのペースで会って話をしている。

        • 東京と田舎の『アラサー女子』を考える。

          28歳に差し掛かり、アラサーについて考えたい。 ことの発端は、自分がアラサーになるなんて考えても見なかった勘違いから始まる。 20歳になった時は、歳を重ねることが想像できず、永遠にこのまま時が過ぎると思い込んでいた。 何もかもが初めて、すべてが新鮮でチヤホヤされる20代。 わからないことは「若いね」と許容され、聞くことが「素直」だと評価される。それが30代になるとわからないことは「世間知らず」とされ、聞くことが「そんなことも知らないの?」に変化する。 周りの見る目が変

        28歳オンナの心の機微を綴ろう②

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        • 上京ものがたり
          77本
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          49本
        • MANGA-SO発
          10本

        記事

          寂寞の正体

          先にネタバレしてしまうが、筆者は近所の夏祭りを数時間見回った結果、後にも引きずる悲愴感に苛まれてしまった。 地域コミュニティから隔絶された自分 時刻は夜の八時半。その日は必要以上に昼寝をしてしまい、夜に眠れなくなるのが怖くなりスマホだけを持って夜の散歩に出掛けた。帰宅ラッシュの時間帯は過ぎているのに、駅前には大勢の人がいた。この周辺に住むのは子連れの家族か高齢者が殆どにも関わらず、学生と思しき集団も多い。最初はなぜか分からなかったが、駅の先にある通りに行くと小学生くらいの

          寂寞の正体

          変わるために必要なのは

          行動力でも、知識でも、資金でもないと思っている。 私は上京してから世界が広がって、昔の自分と比べると確実にいい方向に変わることができたと思っている。 確かに上京するには行動力も資金も、ある程度の知識も必要だった。 それでも、上京しただけで何かが大きく変わったわけではなかったので、やっぱり必要なのはもっと違うものだろう。 じゃあ、何が私を変えたのか。 いくつかの要因が浮かぶが一つだけ決定的な出来事があった。 運命の出会い これは別に色恋でもなんでもなくて、ただ私の人生を変

          変わるために必要なのは

          "誰でもキレイ"をつくるゴッドハンド

          わたしは18歳のときに”美容モデル"をはじめた。 モデルと言っても、デビュー前のネイリストや美容師の練習相手になることで、ランウェイを歩くわけではない。 上京して初めて彼氏ができたこともあり、お金をかけずにキレイになりたいという想いから、色々探してたどり着いたのが美容モデルだった。 ゴットハンドとの出会いも、その頃のこと。 スウェディッシュマッサージいつものように美容モデルを探していたとき、”スウェディッシュマッサージスクール”のHPにたどり着いた。サイト内を覗いてみ

          "誰でもキレイ"をつくるゴッドハンド

          最高の裏切り

          近所に大きなスタンディングバーがあった。店の前には洒落た看板が構えられていた。そこを通る度に『まだ入ったことないけど、いつかは…』と関心を寄せていたが、酒を受けつけない体のせいで店に入るのをずっと渋っていた。気付けばそのバーは無くなっていて、カフェに様変わりしていた。後悔した頃にはもう遅い。いつもそうだ。 その後悔を少しでも払拭出来れば、とそのカフェに入った。 普段と違う環境が人に発見を与える 店の広さから個人経営のカフェでないのはすぐに分かったが、聞いたことのない店名だ

          最高の裏切り

          今年もJ-WAVEにて特別番組を放送!さらに、noteでラジオドラマの題材となるエピソードを大募集!

          若者の夢を応援するシェアアパートブランドのTOKYO<β>は、2024年10月14日(月)にJ-WAVE(81.3FM)で9時間生放送のラジオ番組を放送します。ナビゲーターには今年も映画監督の松居大悟監督を迎え、豪華ゲストと一緒に9時間のプログラムをお送りします。 その中で放送されるラジオドラマの題材となる、上京にまつわるエピソードをnoteにて募集します! ※上記の内容は予告なく変更する場合がございますのであらかじめご了承ください noteで投稿したあなたの作品がラジオ

          今年もJ-WAVEにて特別番組を放送!さらに、noteでラジオドラマの題材となるエピソードを大募集!

          次はどこへいこうかな

          白川郷に行ってきた! また旅行行ったのかよ!!と思われそうだが行った。でもさすがに6月は旅行やら遠出やらなんやらに行き過ぎて死ぬかと思った。スケジュール管理ができないと人間はこうなる。 以下6月の遠出&旅行 で、今回は岐阜県の白川郷に言ってきたわけだが、なぜ白川郷なのかと言うと理由は単純、「まだ行ったことがない県だったから」だ。(47都道府県を制覇しようとしているので行ったことがない県に行きがち) 岐阜県に行ったことがない&世界遺産も一度見ておきたいということで白川郷に

          次はどこへいこうかな

          夏目漱石の部屋を覗く

          大泉学園に住んで早2年。 都内への繰り出しにも便利なこの街から、今日は元千円札で有名な夏目漱石先生に会いに行って来ました。 夏目漱石とは日本近代文学を代表する1人で、私の年代では教科書で一度は作品を読んだことある人も多く、たくさんの人に知られています。 私は彼の作品で初めて「こころ」を読んだとき、魂が震えました。それからいくつか作品を読むようになって今に至るのですが、記念館には行ったことがなく、たまたまマップ上で、しかも都内で発見したので好奇心の赴くままに動いてみました。

          夏目漱石の部屋を覗く

          癒しと幸福と焼き肉

          星座占いによると、私は12年ぶりの幸運期を迎えているらしい。 朝の通勤電車の中で眺めるニュースに紛れ込んでくるどの占いにも、そんなことが書かれている。 そしてサブリミナル効果か、それとも本当に占いが当たっているのか、とにかく私は久々に物凄く幸せを感じて生きている。 ここ数年の私は、仕事の悩みや身内の不幸が重なったりと、まあ色々あってかなり消耗していた。 そんな私が最近は毎日幸せで、スキップしながら帰れそうなほどの幸福感に包まれている。特段何か大きな出来事があったわけではな

          癒しと幸福と焼き肉

          TOKYO<β>奨学金プロジェクト 第2期審査会で若者の夢を応援【Z世代の夢応援プロジェクト】

          起業家・イノベーターの育成を行うMAKERS UNIVERSITY、MAKERS UNIVERSITY U-18ととともに、夢を追いかける若者を応援する「夢応援プロジェクト第二弾 TOKYO<β>奨学金プロジェクト」。 今年も10名のTOKYO<β>奨学生を選ぶために、奨学金審査会が行われました。 ▼TOKYO<β>奨学金の詳細はこちら 2024年TOKYO<β>奨学金が授与される奨学生が決定昨年2023年は、各MAKERS生から5名ずつの選出目標のなか、MAKERS U

          TOKYO<β>奨学金プロジェクト 第2期審査会で若者の夢を応援【Z世代の夢応援プロジェクト】

          東京の忘れられない夏の思い出

          上京2年目の夏。 花火を見にいこうと彼を誘った。 1年目は仕事で叶わなかった、花火大会。 職場の近くで行われていたので休憩中に少し抜け出して見にいくと、でっかい花束が夜空に咲いていた。 *** 毎朝、満員電車に揺られながら夜まで無心で働き、家に帰り床につく。 そんななんてことない日々のなかで、彩りを与えてくれる夏のイベント。 わたしは名前に"夏"の文字が入っているので、なんとなく親近感を感じる季節でもある。 夏祭り8月。地元でねぶた祭りが開催される。 世界各国から観

          東京の忘れられない夏の思い出

          雨が見えない大人たち

          それは昼下がりのこと。 外に出るとジメっとした気持ち悪さが肌に吸い付いた。 今年も、この季節がやってきた。 外に出るとズボンの裾に水玉模様がどんどん描かれ、気が付くとずぶずぶになる、この時期。 洗濯を回したのはいいものの、3日前のTシャツがまだ外に干しっぱなしで、乾いたかどうなのかも曖昧で危うい、この季節。 地元にいた時は"梅雨"を意識したことはなく、ある意味無縁の生活を18年送っていた。 だが東京で生活してからというもの、目的地まで自分の足をせこせこ使い目的地に向

          雨が見えない大人たち

          近所の散歩にも何気ない発見はいつもある

          冬の寒さから少しずつ解放され初め、暖房が不要になる一方で冷房をつけたくなる日が段々と増えてきた。 しかし、いざ数ヶ月ぶりに冷房をつけるとすぐさま悪寒を覚え、昼寝から目覚めた時には、私の喉には痛みが伴っていた。 すぐに治るだろうと思い、ほんの我慢で乗り切る気でいたが、この風邪が想像以上に手強いものだった。これが一週間前の話。 発熱 それから熱が出て、夜中咳が止まらなくなり、ようやく次の日私はかかりつけのクリニックに行った。 そこで処方された大量の薬を毎日摂取し続け、徐々に上に

          近所の散歩にも何気ない発見はいつもある