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TOKYO<β>奨学金プロジェクト 第2期審査会で若者の夢を応援【Z世代の夢応援プロジェクト】

起業家・イノベーターの育成を行うMAKERS UNIVERSITY、MAKERS UNIVERSITY U-18ととともに、夢を追いかける若者を応援する「夢応援プロジェクト第二弾 TOKYO<β>奨学金プロジェクト」。
今年も10名のTOKYO<β>奨学生を選ぶために、奨学金審査会が行われました。

TOKYO<β>奨学金とは
「TOKYO<β>奨学金」は、NPO法人ETIC.の起業家・イノベーターを育成する私塾「MAKERS UNIVERSITY」と「MAKERS UNIVERSITY U-18」とのコラボにより実現。塾生約70人を対象に総額400万円程度の奨学金を給付する企画です。

▼TOKYO<β>奨学金の詳細はこちら


2024年TOKYO<β>奨学金が授与される奨学生が決定

昨年2023年は、各MAKERS生から5名ずつの選出目標のなか、MAKERS UNIVERSITYから6名・MAKERS U-18からは4名が奨学生として選ばれました。奨学金を活用しながら、現在はさまざまな分野で活躍しています。

今年は、MAKERS UNIVERSITYから12名・MAKERS U-18からは9名の
方々がエントリー。昨年同様、20名弱の学生たちの熱く、気合の入ったプレゼンテーションに審査員・スタッフ一同刺激を受けるの4時間でした。

プレゼントしたTOKYO<β>パーカーを早速来てくれた岩井さん

そして最終審査会議では、満場一致で数名の奨学金の授与が決定し、残りの枠をどの学生にするか最後まで意見が割れたところで、MAKERS UNIVERSITYから5名、MAKERS UNIVERSITY U-18からなんと6名と、予定より1名多い合計11名の学生が奨学生となりました。さらにはプレゼンテーションをした学生の中で、TOKYO<β>の部屋を活用したの事業連携や、TOKYO<β>を運営する「三好不動産」自体との事業連携の可能性が生まれた学生も。

TOKYO<β>奨学金に採択された11名をご紹介

MAKERS UNIVERSITYから10名、MAKERS UNIVERSITY U-18から9名の学生が書類審査を通過しプレゼンテーションをしました。

MAKERS UNIVERSITY
・十四種の素材が織りなす爽快と恍惚のオリエンタル・ジンジャーエール(濵野 雄斗)
・宇宙環境における完全自律化ECLSS(環境制御・生命維持システム)及びコンパクト化(蓮見大聖)
・世界でIMOVATIONをおこす(中村真緒)
・飼い猫が「どこにいるのか」「何をしているのか」分かる見守りスマート首輪(鈴木翔大)
・人を再現する AI モデルの研究開発(軍神未来)
・もったいない昆布からつくる地球に優しい飼料添加物(大砂百恵)
・いつでも・どこでも・あなただけの探究を生まれた場所や環境にとらわれず、誰もが自分自身の好奇心の扉を開くことができるサービス。そして、必修化により更に業務が煩雑になっている高校側の課題解決をするサービス(岩井進悟)
・短期プロジェクト的に、世界中のNGOの継続的事業設計と実装を行う(山田果凜)
・医療リソースに依らない医療インフラを発明し、高齢最先端のアオモリで実装、世界に提案する(佐々木慎一朗)
・外国籍人材に向けた“キャリアが実る”グローバルBPOプラットフォーム(山口由人)

MAKERS UNIVERSITY U-18
・Virtual Resonance- 現代に蘇る伝統の息吹(清水紘輔 /池辺莉々)
・支援・貢献の文脈を超えて、私はあなたと共創する。
~アフリカ発エシカル和傘「ETICALELLA(エシカレラ)」で外交を拓く~(村上太栞)
・「メイクは人を笑顔にする魔法である」〜全人類をメイクで笑顔に‼︎〜(西澤美佑)
・炭素で人と地球を守る〜意識せずに健康管理〜(岡部真央)
・次世代型エアモビリティの開発と探求、そして人類の可能性の拡大(磯大雅)
・「明日仕事行きたくない」から「明日魚捌きたい」へ!!︎魚を介してモテ男になるイケおじプロジェクト(大久保碧)
・心と知識を支えるキャラクターほねーずのプロダクト化(福田海結)
・自律的なスマートホームの構築(千輝 卓央)
・デジタルデバイスで障壁のない教育を実現するPlan Spring For Education
そのVersion1である中学受験アプリ「サクラサク」(中能真之介)

そして、この中から11名の学生が採択されました。
採択された学生から、意気込みをいただきましたのでご紹介します。

十四種の素材が織りなす爽快と恍惚のオリエンタル・ジンジャーエール(濵野雄斗さん)

so yo gi

この度は採択いただきありがとうございます。
「後世に残る生活文化を織りなす」というコンセプトで、衣食住にまつわるライフスタイルブランドをプロデュース・運営をしています。
少子高齢化の中、消費しきれない量の大量生産が続いているという課題に対し、私たちのような小規模なメーカーだからこそできることを、与えられた機会を活用し、ものづくりを通じて追求していきたいと思います。

高校側の課題解決サービス、マイパレ(岩井進悟さん)

この度は、TOKYO<β>奨学金の奨学生としての選出いただけたことに大変嬉しく思っております。私は現在、探究学習のインフラを創るべく、AIメンター内臓のアプリやプログラム設計を行うマイパレを運営しております。弊社のサービスに共感していただき、このような形で新たなご縁をいただけたことに喜びを噛み締めつつ、更に事業を拡大させていければと考えております。

昆布からつくる飼料添加物(大砂百恵さん)

e-Combu

この度は採択いただきありがとうございます。いただいた奨学金をもとに事業を加速させ、昆布を起点とした循環型社会をつくり、よりよい地球を創っていきます!

人を再現するAIモデル(軍神未来さん)

ノンエクイティ、返済不要の奨学金、ありがたかったです!
頂いた奨学金を生かし、より一層開発に力を入れて、日々精進いたします!
技術開発にあたり、1分1秒が惜しいため、短文にて心を込めて、失礼いたします!

宇宙環境における完全自律化ECLSS(環境制御・生命維持システム)及びコンパクト化(蓮見大聖さん)

宇宙ビジネス「AMATERAS SPACE」

12月の報告会までに一段と成長出来るよう邁進します。直近来月7月には米国で大変重要な宇宙学会「ICES」があり参加・発表予定なため、日本の宇宙開発の可能性をグローバルで証明できればと思います。今後の展開をお楽しみにください。

Virtual Resonance- 現代に蘇る伝統の息吹
(清水紘輔さん /池辺莉々さん)

この度は奨学金にご採択いただきありがとうございました。清水紘輔と池辺莉々です。我々は、日本文化を人々がより直感的に鑑賞できるデジタルテクノロジーの開発研究を行なっていきます。
日本文化を鑑賞するには、知識と特定の切り口が必要であり、多くの人々が日本文化をどう鑑賞すれば良いのかわからないという問題があります。清水、池辺ともにこの現状に課題意識を持っていながら、解決策を見出せずにいました。
MAKERS U-18の合宿にて出会い、池辺の歴史的史料の解釈を学んできた点と、清水のデジタル技術を用いた人間の体験設計に取り組んできた点を掛け合わせることで課題解決の一助になる取り組みができるのではないかと考えました。デジタル技術を活用して、私たちは一見だけでは理解し難いモノの中に秘められた情報を補完し、日本文化の中にある余白の美しさを失わずに余白を解釈するための感性を加えていき、我々が愛する日本文化をより効果的に伝達する手法を探求していきます。
まず初めに、枯山水、次に和歌と取り組んでいく予定です。このような取り組みはとにかく伝統芸能×XRのような単純な掛け合わせではうまく成功しないので、芸術の背景に隠れている本質的な考えをうまく解釈して、それを効果的に伝えるタンジブルコンピューティング、XRを考えていきたいと思います。

支援・貢献の文脈を超えて、私はあなたと共創する。
~アフリカ発エシカル和傘「ETICALELLA(エシカレラ)」で外交を拓く~
(村上太栞さん)

今回、第2期TOKYO<β>奨学生に選んでいただけたことで、事業にかける素直な自分の思いを改めて再確認することができました。
私は発展途上国と先進国の「与える」「貰う」関係性を変えるというビジョンのもと、アフリカ・ルワンダの人々の自立支援、地元の山形和傘の伝統の継承の2つの目標を同時に果たす和傘プロダクトを製作していきます。
ビジネスの枠に囚われすぎず、「つくりたい世界」の実現を模索してまいります。

炭素で人と地球を守る〜意識せずに健康管理〜(岡部真央さん)

第2期TOKYO<β>奨学生になれたこと、大変嬉しく思っております。
私は、父が突然死したことをきっかけに、意識せずに健康管理ができるウェアラブルデバイスを開発し、「突然死・孤独死のない世界」を目指します。
今回いただいた奨学金で、支援してくださる皆様に感謝し、ビジョン実現に向けて精一杯努力して参ります。

次世代型エアモビリティの開発と探求、そして人類の可能性の拡大(磯大雅さん)

私は現在、日本から世界に誇る次世代型エアモビリティ開発企業を創出することを目指しており、その第一歩として、個人用飛行装置ジェットパックの開発に取り組んでいます。この奨学金は、先行する海外のジェットパック企業を視察し、実際にジェットパックを飛行体験するための費用として活用する予定です。ジェットパック開発者として、実物に触れ、直接体験することが必要不可欠だと考えています。

限られた奨学生の一員として、この奨学金を効果的に使い、将来のビジョンを実現するための貴重な糧としたいと考えています。

自律的なスマートホームの構築(千輝 卓央さん)

自律的なスマートホームという自身の果てしない夢を評価していただき、とても嬉しく思います。
既存的なスマートホームのシステムに満足せず、昨今進化しているLLM、LAMを組み込むことで住居の体験自体を全く新しいものにしていき、未来の家の当たり前を作っていきます。
今回いただいた奨学金を通じてTokyo<β>さんと協力して社会実装していければいいなと考えています。

デジタルデバイスで障壁のない教育を実現するPlan Spring For EducationそのVersion1である中学受験アプリ「サクラサク」(中能真之介さん)

この度は、TOKYO<β>奨学金2期生に選出していただきありがとうございます。多数の応募者がいる中で選ばれた事はとても光栄ですし、身の引き締まる思いです。自分のビジョンをこれからも敢然と掲げ続けていきます。

報告会は年末に実施予定

11名の奨学生が、TOKYO<β>奨学金を活用してどのように自分のサービスや事業を拡大していったのか、年末に発表してもらう予定です。
これからも彼らの活動を応援しながら、noteで活動の続報を発信していきます。


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