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人は知ってしまった瞬間”知らなかった自分”には戻ることができない Instagram >> @23_whale

最近の記事

学びの記録_タイポグラフィ01

今回、タイポグラフィの授業を通して学んだことや気付いたことを記録としてまとめていきます。自分用でもありつつ、私と同じように、デザインを学んでいる誰かのお役に立てれば幸いです。 授業の流れはタイポグラフィの歴史(座学)→指定書体の中から1つ好きな書体を選び、活字書体見本帳の表紙をデザインする(制作)といった感じでした。タイポグラフィの歴史に関しては事前に自分で調べ、流れをまとめていたこともあって、授業内での内容はよい復習になりました。 そして、今回のnoteでは、主に表紙デ

    • 古い記憶と母の愛

      つい先日、自分の古い記憶を辿る機会があった。 一番古い記憶を思い出そうと懸命に頭も働かせてみるものの、すべての記憶は断片的にしか出てこない。鮮明に思い出した記憶もアルバムの中で見た写真と、母や祖母に聞いた話を元に私が勝手に記憶のように作り出しているもののような気がして、参った。 そして、記憶、なんてものは曖昧だなぁとぼんやり思う。 母はよく楽しそうに私が小さかった頃の話をする。私の過去について尋ねると、とても幸せそうな優しい顔をして、昔話を語るのだ。 それは祖母も祖父も同

      • 夢と記憶

        私のことが好きだと言ってくれた人の夢を見た。 懐かしい空気の中で優しく笑うあなたを見て、あたたかい気持ちと胸がきゅっと寂しくなるような感覚で目が覚めた。 もう一度ちゃんと思い出したくて、ぼんやりとした頭で一生懸命振り返ってみるけれど、どんな夢だったかなんてすぐに色褪せてしまう。 なんだか遣る瀬無い気持ちで「夢に出てきたよ」と一言だけメッセージを送ってみる。数時間後、「いい夢だった?」と返ってきた。 懐かしい曲が、頭の中に流れた。 大切に思っていたから、恋人にはなりたくない

        • 今日も私は悲しみの渦に溺れに行く前に、感謝を添えた贈り物をする。

          私は祖父母に、感謝を込めた贈り物をするのが好きだ。 高校一年生の時、生まれて初めてアルバイトをして、人生で初めて自分で稼いだお金を気持ち程度だけど祖母へ"いつもありがとう"という想いを込めて、贈ったことがある。 その時、私は祖母が喜んでくれるといいな〜というふんわりとした気持ちだけで行動したが、祖母は涙を流して私に「ありがとう」と言った。 私はそれが本当に衝撃的で、心から祖母を大切にしようと感じたことを今でも強く覚えている。 先月、祖父が誕生日だった。 もう80歳も越え

        学びの記録_タイポグラフィ01

          WEBデザイナー1年目が思う“ほんとの本音” | 見習いWEBデザイナーやました

          こんにちは。今年の9月で本格的にWEBデザイナーとして働き始めて、1年が経ちます。ということで、1年目の新米?見習い?WEBデザイナーとして思った・感じたほんとの本音な部分をランキング形式でつらつらと書いてみようかと思います! これからWEBデザイナーになるぞと絶賛勉強中の方やWEBデザイナー興味あるなって方の参考に少しでもなればといいなと思います^^ ※完全なる個人的意見・見解であり、あくまでも自分の経験に沿って書いているものなので、予めご理解ください! それでは、れっ

          WEBデザイナー1年目が思う“ほんとの本音” | 見習いWEBデザイナーやました

          スマホデザインについて調べてみたら、想像以上に奥が深かったっていう話。 | 見習いWEBデザイナーやました

          こんにちは。今日はスマホデザインについて調べてみよう!ということで、自分なりに調べて考えてみた部分をまとめます。 WEBデザイナーとして、WEBの難しさは日々変化する電子機器に対応して、どの電子機器から見ても”良いデザイン”をキープしなければいけないところだよなぁと思うところもあり、主流であるスマホに特化したデザインや“ユーザーファースト”ってなんぞや?な点をピックアップしてみました。 それではゆるりといってみましょう〜^^ スマホ利用者がPC利用者を上回った現代総務省

          スマホデザインについて調べてみたら、想像以上に奥が深かったっていう話。 | 見習いWEBデザイナーやました

          ”何もできない私でもいいんだ”って話。

          私は小さい頃からずっと”特別な何か”に憧れていたんだと思う。 少年漫画は絶対的ヒーローが主人公でビシバシ敵を倒していくシーンが好きだし、映画でも主人公が少しでも不利な立場になったり、負けそうになったりするとイライラする。 学校で四則計算のスピードを測る小テストが行われると、そろばんを習っていて計算が速い子にとても憧れて、そろばん習っておけばよかったなあとほんのり思う。(私は計算がめちゃくちゃ遅い) 合唱コンクールでピアノを弾ける子がみんなが歌っている中、優雅に伴奏をしている

          ”何もできない私でもいいんだ”って話。

          ブックレビュー第4弾:USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

          こんにちは。ブックレビュー第4弾は悩みましたが、前回の「ドリルを売るには穴を売れ」で学んだマーケティング知識をもう少し深めたくて、具体的な内容且つ分かりやすそうなマーケティングに関する本として、「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方:森岡 毅(著)」を選びました。 重要なのは消費者視点マーケティングの重要な仕事に、価格施策を決めるものがあります。価格は売り上げに左右するだけでなく、顧客からのブランドの評価そのものになるのでとても大切です。 また、ターゲット客層の幅も決め

          ブックレビュー第4弾:USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

          ブックレビュー第3弾:ドリルを売るには穴を売れ

          こんにちは。ブックレビュー第3弾は「ドリルを売るには穴を売れ:佐藤 義典(著)」です。 マーケティングの入門書として多くの方がおすすめしているのを目にしますが、マーケティング初学者のわたしが読んでも分かりやすく、マーケティングの世界にグッと引き込まれる面白さでした。 マーケティングって何だろう?マーケティングとは何か。マーケティングとは、お客様に商品・サービスを選んでもらうまでの過程全般を指します。 かの有名なドラッカーは「マーケティングの究極の目的はセールスを不要にするこ

          ブックレビュー第3弾:ドリルを売るには穴を売れ

          ブックレビュー第2弾:「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考

          こんにちは。ブックレビュー第2弾は「「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考:末永 幸歩(著)」です。 前回の「視覚マーケティングのススメ:ウジ トモコ(著)」を読み終わってすぐに次は何を読もうかな〜と探していたら、たまたま出会ったこちらの本。 Kindleで触りだけ読み、即決。読み終わりたくないと思う傍ら、グイグイ読み進めれる興味深い内容と読みやすい文章であっという間に読破しました。 アートに興味がない方も、アートが大好きな方も誰でも楽しめる内容が盛りだくさ

          ブックレビュー第2弾:「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考

          ブックレビュー第1弾:視覚マーケティングのススメ

          現在仕事が休業期間中で、本を読んでノートにまとめてみるという、今までしてこなかった勉強の仕方で、日々様々なことを学んでいます。そしてせっかくなので、自分なりに心に残ったポイントや勉強になったところをピックアップしてnoteにまとめることで、アウトプットしていこうと思いつきました。 今回は「視覚マーケティングのススメ:ウジ トモコ(著)」を読んだので、早速第一弾として、まとめてみたいと思います。 初めての取り組みなので、分かりにくいところや実際に本に書いていることとズレている

          ブックレビュー第1弾:視覚マーケティングのススメ

          怒りとともに生きてゆく

          WEBデザイナーになってから、人と比べてはいやんなって、デザインなんて全然できない日々に苦しくなって、それでももう少し頑張ろう、ちょっとだけ頑張ってもう少しだけ先に進もうってそんな日々をぐるぐるぐるぐる続けている。 才能なんてなくて、センスが身につくほどまだ生きていない。 努力だって好きじゃないし、だからって怠ける自分に嫌気もさす。 Twitterで一生懸命頑張っている人を見ては、「ああ、自分は何も頑張ってなんかないんだな」って思い知らされて、心がズンと重くなるのを感じる

          怒りとともに生きてゆく

          出社

          わたしは毎日出社する。 ああこんな日は電車でどこか知らない街へ行って、のんびり日向ぼっこでもしたいなあと思うような日も、 前日降った雨のせいで土の香りが強い日も、 暑くて暑くて溶けそうな日も、 懐かしい記憶がじんわり漂う陽気な日も、 季節が変わるにおいがする日も、出社する。 コロナが世界を侵略し続ける今日この頃。 「リモートワーク」「在宅勤務」「テレワーク」なんて呼び方がたくさんある"出社しない働き方"に世間が注目している。 そんな世間をSNSで眺めながら、インターネット

          人害

          トイレに入るのが怖い。 あの閉ざされた密閉空間に入るのが、怖い。入る際、ドアをゆっくりと開けて、恐る恐る中をチェックする。問題がないか確かめる。 それほどまでに怖がる理由 つい先日、朝起きてトイレに行った。いつも通りの朝。用を足して、トイレを出るときにふと手洗い場を見ると何かがいる。 私はトイレの手洗い場はあまり使わず、洗面所で手を洗うので普段は見ないけれど、見てしまった。何かがいる。 私は視力が悪く、コンタクトがないと視界がぼやけるので、手慣れた手つきでサッとコンタク

          理解と共有と保存

          人の気持ちとか、考えていることとか、一緒に一つの議題について話していてその場を共有していてもどう感じてどう考えていて今後どんなふうにその人が変化するのか分からない。 分からないことが当たり前かもしれないけれど、それを理解したいと強く思う瞬間が時たまあります。 きっとそれは相手も同じだろう。 そして、その瞬間の感情をなんらかの方法で共有できたら、どれだけ感動的だろうかとよく思います。 例えば、大切な人が悲しんでいる時。 大切な人が悲しんでいたら、そりゃあ私も悲しい。でもその

          理解と共有と保存

          相性

          私は二度と東京には住まないだろう。 様々な心境を両手でぎゅっと抱え込み、16:56発 のぞみ36号に乗り込んだ。 母の寂しそうな顔と乗り慣れていない新幹線に少し戸惑いながら東京へ向かったあの日のことはきっと忘れない。 東京での生活は最低だった。 「最低」と言っても家はあるし、地下鉄一本で会社まで行けた。近くに安いスーパーもあって、コンビニは徒歩2分。 職場ではMacBook Pro 2018を支給してもらって、18:00~19:00くらいに自由に食べていいカロリーメイトや