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いいなあ!とか、おもしろい!!と思った記事を集めてます。書いてくださったnoterさんに感謝。
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2023年5月の記事一覧

あの日に聴いたチェロの音

あの日に聴いたチェロの音

ルカとつきあい始めたころ
音楽は何が好き? と聞かれて

何でも好きだけど、不思議と季節によって
聴きたくなる音楽が変わるんだ。

春は本当になんでも。
ポップスやロック、ジャズも聴くけど

夏は、朝や昼の明るい時間帯はボッサ(Bossa Nova)、
夕方から夜は、タンゴやサルサなどラテン系の曲を聴くのが好きで

秋冬はよく、クラシック音楽や、古いシャンソンなんかを聴きたくなる
と話した。

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若い人へ 甲本ヒロト

新人研修で回りくどい話をするよりも、これを見てもらった方が早いのではないか。
どちらかと言うと、付き添っているベテランさんの方が喜ぶけれど。

鶏むね肉の低温調理やってます

鶏むね肉の低温調理やってます

 我が家では忙しく外で働く妻に代わって、ジョブチェンジして自宅で仕事をするようになった私が平日の朝、昼、晩の三食を作るようになってずいぶんたちました。(^^)

 で、毎日のメニューをあれこれ考えてキッチンに立つわけですが、最近のマイテーマは「安い鶏むね肉をいかに美味しく調理するか」であります。
 これまで「万能鶏むね肉」「蒸し鶏」「チキンカツ」「水晶鶏」「とり天」「チキン南蛮」「よだれ鶏」などな

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ひとり出版社

ひとり出版社

出版社って大きい会社‥何百人~
小さくても何十人
そういう気がしていた
でも、一人で
こんなに多くの本を
出版している人がいるなんて

この記事の中にあった書名を
アマゾンで検索したら

書籍づくりは、「推し活」
自分にとってイチオシの人やキャラクターを応援する活動
そうなんだ
こんな創造的な「押し活」もあるんだ
何てステキなことだろう
わたしも見習いたい

殺すことは生きること

殺すことは生きること

「自分に逢ったら自分を殺せ」

居並ぶ人々はその言葉に息を呑み、刹那の動揺の後、そろって腑に落ちた表情を浮かべたといいます。

さすが厳しい業に励む方々だ、言わんとする意味を即座に受け取ってくださった。
その場に居合わせた岡本敏子さんは、感慨を込めてそんなことを書きました。

発言の主は岡本太郎さんであり、数千人の僧侶を前にした講演会でのことでした。

「法隆寺は焼けて結構」
と同じく、そこだけを

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[マンガ / Comic] 中年夫婦の会話 / Conversation

[マンガ / Comic] 中年夫婦の会話 / Conversation

(1100文字オマケ付き)

===

私のマンガに毎回登場する夫のダックさん。

彼とは、2003年の夏に出会いました。エイズのため亡くなった知り合いアーティストの追悼会が友人宅で開催された時。

遅くまでみんな飲んでいて、気が付けば、朝方まで飲んでた私。
ダックさんは、なんとなく隣にいて、一緒に話してたような。ブラジル人のエリオ君が作ってくれたポテトサラダをたらふく食べながら。

最初に会った

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[書評] 『その幸運は偶然ではないんです!』で知ったプランド・ハップンスタンス

[書評] 『その幸運は偶然ではないんです!』で知ったプランド・ハップンスタンス

私のことだから、また脱線して前置きが長くなりそうなので、今回ご紹介したい本を先にお伝えする。

『その幸運は偶然ではないんです!』(ダイヤモンド社)
(著者:J.Dクランボルツ、A.S.レヴィン)

元も子もないが、私は「この本に書かれているエピソードがとても面白い!」と思って、本書を紹介したいわけではない。

ただ、本書に出てくる「プランド・ハップンスタンス(Planned Happenstan

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日常品からアート

日常品からアート

ユニークでとびっきり魅惑的なものを愛する人々が集うサイトから。想像力に焦点を当て、時に平凡なものがいかに並外れたものに変わるか、見ごたえがあります。

2作目は広島在住の岩崎貴宏さんの作品👇 彼は歯ブラシ、タオル、本の栞など身の回りの日用品を用いて繊細で儚い風景を作り出す。

タイトル画像は木片から彫刻刀で作った犬猫たち。
今週も良き7日間でありますよう!

https://www.reddit

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テナーサックスと過ごした日々

テナーサックスと過ごした日々

私は若い頃に数年間、ジャズのビッグバンドに所属し、「テナーサックス」という楽器を吹いていた。

以前、以下の記事あたりで、そこらへんの話も書いている。

謙遜でもなく、あまり上手くはならずにやめてしまった。

決して、上達しなかったからやめたわけでもないと思ってはいるが、やめてから20年以上も経過する。

その間、「もう1度吹いてみようか」という気にもならなかったし、自分の中では既に「青春のほろ苦

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セーブマネー

セーブマネー

バンコクに入ってすぐの頃。
旅界のマスターヨーダに出会った。

その姿と立ち振る舞いから、どの徒党にも属していない、狼の匂いを感じた。マスターヨーダはジェダイに属しているので、マスターヨーダの狼版という事になる。

良かった事に、優しくしてもらい、バンコクでの節約術を教わる。

ここに船の停留所があって、36バーツ(日本円で144円)でちょっと高いけど乗る価値はある。餅米が安い。この屋台がうまくて

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短編の読後感

短編の読後感

質の良い短編小説を読んだあとの読後感はどこからくるのだろう。

短編といえば、ショートショートの神様といわれる星新一。

この著者の物語は誰が読んでも面白く、オチで心地よい驚きがある。また社会問題にも言及していたりして、哲学的な物語も多い。

星新一も良いけれど、最近おすすめなのがトーベ・ヤンソンの短編集。
ムーミンで有名なトーベ・ヤンソン、実はムーミン以外の短編集も面白いのです。

短編集「黒と

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夢のような残酷な話②

夢のような残酷な話②

「頭の骨に穴を開けます。そこに硬貨ほどの小型のチップを埋め込んで、壊れてしまった脳の代わりをしてもらいます。」
医師はMRIの写真を僕らに見せながら、分かるような分からないような、不思議な話をした。
「これはまだ日本では正式な認可は下りていません。でもアメリカでは動物実験で安全性が認められ、人間での治験が始まっていて良好な結果がでています。」

僕と母は顔を見合わせた。後の話は何も覚えていない。夢

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ぼくは戦争は大きらい (やなせたかし)

ぼくは戦争は大きらい (やなせたかし)

やなせたかし先生が亡くなられたのは2013年10月13日。
この本の発行日が2013年12月21日。

随分、急いで発行されたようですね。
ページ数は144p。かなり薄い本です。
2013年の4月から6月にかけて行った、やなせたかし先生のインタビューをまとめたものです。

実際に戦争を体験してきた漫画家さんたちが次々とお亡くなりになる中、やなせ先生の戦争の体験談って実に貴重なものだと思います。

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