2023年5月の記事一覧
あの日に聴いたチェロの音
ルカとつきあい始めたころ
音楽は何が好き? と聞かれて
何でも好きだけど、不思議と季節によって
聴きたくなる音楽が変わるんだ。
春は本当になんでも。
ポップスやロック、ジャズも聴くけど
夏は、朝や昼の明るい時間帯はボッサ(Bossa Nova)、
夕方から夜は、タンゴやサルサなどラテン系の曲を聴くのが好きで
秋冬はよく、クラシック音楽や、古いシャンソンなんかを聴きたくなる
と話した。
ク
若い人へ 甲本ヒロト
新人研修で回りくどい話をするよりも、これを見てもらった方が早いのではないか。
どちらかと言うと、付き添っているベテランさんの方が喜ぶけれど。
[マンガ / Comic] 中年夫婦の会話 / Conversation
(1100文字オマケ付き)
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私のマンガに毎回登場する夫のダックさん。
彼とは、2003年の夏に出会いました。エイズのため亡くなった知り合いアーティストの追悼会が友人宅で開催された時。
遅くまでみんな飲んでいて、気が付けば、朝方まで飲んでた私。
ダックさんは、なんとなく隣にいて、一緒に話してたような。ブラジル人のエリオ君が作ってくれたポテトサラダをたらふく食べながら。
最初に会った
[書評] 『その幸運は偶然ではないんです!』で知ったプランド・ハップンスタンス
私のことだから、また脱線して前置きが長くなりそうなので、今回ご紹介したい本を先にお伝えする。
『その幸運は偶然ではないんです!』(ダイヤモンド社)
(著者:J.Dクランボルツ、A.S.レヴィン)
元も子もないが、私は「この本に書かれているエピソードがとても面白い!」と思って、本書を紹介したいわけではない。
ただ、本書に出てくる「プランド・ハップンスタンス(Planned Happenstan
テナーサックスと過ごした日々
私は若い頃に数年間、ジャズのビッグバンドに所属し、「テナーサックス」という楽器を吹いていた。
以前、以下の記事あたりで、そこらへんの話も書いている。
謙遜でもなく、あまり上手くはならずにやめてしまった。
決して、上達しなかったからやめたわけでもないと思ってはいるが、やめてから20年以上も経過する。
その間、「もう1度吹いてみようか」という気にもならなかったし、自分の中では既に「青春のほろ苦
夢のような残酷な話②
「頭の骨に穴を開けます。そこに硬貨ほどの小型のチップを埋め込んで、壊れてしまった脳の代わりをしてもらいます。」
医師はMRIの写真を僕らに見せながら、分かるような分からないような、不思議な話をした。
「これはまだ日本では正式な認可は下りていません。でもアメリカでは動物実験で安全性が認められ、人間での治験が始まっていて良好な結果がでています。」
僕と母は顔を見合わせた。後の話は何も覚えていない。夢
ぼくは戦争は大きらい (やなせたかし)
やなせたかし先生が亡くなられたのは2013年10月13日。
この本の発行日が2013年12月21日。
随分、急いで発行されたようですね。
ページ数は144p。かなり薄い本です。
2013年の4月から6月にかけて行った、やなせたかし先生のインタビューをまとめたものです。
実際に戦争を体験してきた漫画家さんたちが次々とお亡くなりになる中、やなせ先生の戦争の体験談って実に貴重なものだと思います。