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#ヨーロッパ
海の神話 (沖国大ブックレット)
海の神話 (沖国大ブックレット)
水や海に関わる、日本と世界の神話を、解説した本です。
とはいえ、ブックレットの名のとおり、薄い冊子です。世界の神話を、すべて網羅しているわけではありません。
主に、日本の沖縄の海の神話と、ヨーロッパの海の神話を取り上げています。他に、インド、エジプト、メソポタミア、モンゴルなどの神話が、紹介されています。
一つ一つの神話は、それほど詳しく紹介され
ごはんとパンの考古学
ごはんとパンの考古学
私たちが、普段食べている、「ごはん」と、パンとについて、それぞれの起源を探った本です。
「ごはん」とは、イネの果実を脱穀した「お米」を、水で炊いたものですね。
いっぽう、パンとは、オオムギやコムギなどの麦類の果実を、脱穀して、粉にひいて、塊にして、焼いたものですね。
「ごはん」は、東アジアや東南アジアなどで、主食とされています。
パンは、西アジアやヨー
絵画のなかの動物たち―神話・象徴・寓話 カラー版
絵画のなかの動物たち―神話・象徴・寓話 カラー版
西洋の絵画に現われる動物たちについて、解説した本です。一部に、西アジアの絵画も載っています。
ヨーロッパ人(と、一部の西アジア人)が、動物をどのように見ていたのかが、わかります。
分類するならば、「文化誌」という分野の本でしょう。主にヨーロッパの動物文化誌です。
類書は、少ないですね。日本人に馴染みの薄い分野でもあります。
木の写真図鑑―オールカラー世界の高木500
木の写真図鑑―オールカラー世界の高木500
題名のとおり、樹木の図鑑です。
副題に『世界の高木』とありますが、ヨーロッパ、アジア(日本を含みます)、北米の種が中心です。北半球の温帯の種が主ですね。熱帯産の種と、南半球産の種は、ほとんど載っていません。
それでも、本書は貴重です。外国の樹木の種が、日本語で紹介されている資料は、少ないからです。
外国―主に、ヨーロッパと北米―の文学
日本の美術 第510号 特集「龍」
日本の美術 第510号 特集「龍」
『日本の美術』という雑誌の、「龍」の特集号です。
日本の美術品のうち、龍が登場するもので、有名な作品は、ほぼすべて、本書で見ることができます(^^)
登場する分野は、絵画、彫刻、陶芸など、多岐にわたります。やはり、絵画と彫刻が多いですね。
カラー図版も多いですが、すべてがカラーでない点は、残念です。
薄い本のわりには、解説も、充実していま
動物百科 絶滅巨大獣の百科
動物百科 絶滅巨大獣の百科
哺乳類の進化をたどった本です。
題名とは違って、巨大獣=大型哺乳類だけを紹介しているのではありません。小型の哺乳類も、たくさん登場します。
おおむね、時系列順に、さまざまな哺乳類が登場します。
哺乳類の祖先である哺乳類型爬虫類から、始まります。最初の哺乳類は、中生代の三畳紀に現われた、と考えられています。
中生代は、哺乳類にとっては、雌伏の時代でし