このっこ
2021/01/22 22:29
中央アジアの各国に共通して存在する料理はいくつかありますが、今回作るラグマンもその一つです。麺料理は世界各地に様々ありますが、このラグマンはそういったたくさんある麺の中でも、日本のうどんによく似た作り方と食感の麺を使います。もし、中央アジアに行く機会があって、なんとなく馴染みのあるものが食べたいなーと思った時は、ラグマンにチャレンジしてみるのも良いかもしれません。庶民の料理なので、基本的にお手
浅地亮 自転車旅で見る世界
2021/01/20 21:29
日本の7.2倍、世界9位の国土面積を持つカザフスタン。このカザフスタンを含む中央アジアすべての国と、ウクライナ、ベラルーシ、アゼルバイジャン、バルト三国、ジョージア、アルメニア、モルドバなどもソ連というひとつの国の領土だったのだから、その巨大さは異常だった。世界最大の内陸国だが、カスピ海に面しており、資源に恵まれている。石油や天然ガスよりは鉱物が豊富で、特にウランは世界一の産出量を誇る。
2021/01/18 22:00
シルクロードの代名詞ともいえるウズベキスタン。古代より交易地として栄えたオアシス都市群が今も生きている。サマルカンド。どっしりとした風格、それでいて緻密で、均整のとれた美しさ。通るたびに足を止め、みとれてしまう。紀元前からの歴史を持つ古都だが、建築物は8世紀のイスラム化以降のもの。13世紀にモンゴルによって破壊されたが、ティムール帝国の都となって復興し、モスクやミナレット、神学校
〇〇主義者
2021/01/17 22:30
長かった旅行記も今回で終わりです。とても読みにくい文章に付き合ってくださった方、ありがとうございました。 この旅行は、私の初めての海外旅行一人旅であり、思い付きで計画したようなものですが、行ってよかったと心から思います。楽しかったし、大きな経験と学びを得ることができました。具体的なことは、後ほど書きます。 まず、旅程を振り返って整理したいと思います。〇旅程振り返り 1年半近く経ち
おいしい中央アジア協会
2021/01/16 16:32
この記事をお読みいただいている方に、#パフラヴァ男子 というハッシュタグを聞いたことのある方はいますか?おいしい中央アジア協会で過去に4回(うち1回はZoomでのオンライン教室)、パフラヴァを作る料理教室を開催したことがあります。今回のエントリーでは、パフラヴァと #パフラヴァ男子 イベントについてご紹介しようと思います。パフラヴァとはパフラヴァはバクラヴァとも呼ばれ、ナッツを何層
2021/01/14 18:32
標高4336m。タジキスタンとキルギスの国境。中央アジアの国境には2km前後の緩衝地帯があることが多いが、ここの緩衝地帯はなんと20kmにおよぶ。どこの国でもない誰のものでもない、20kmの空白地帯。No Man's Land。もし、ここで通りすがりの旅人を殺したら誰に裁かれるのだろう?あら。誰のものでもない緩衝地帯で天からの恵み。腹はボヨンボヨンだから、背中から切り裂い
及川広大
2021/01/13 23:28
中央アジアの料理外務省が掲載しているんですけ『乙嫁語り』の作者が書いてるんですね。で中身を読んでみると美味しそうな料理だこと。中央アジアの料理なんて食べたことないから是非食べてみたい。それに家で作れそうなものあるので機会があれば作ってみたいし、現地にも行ってみたい。ライオンを思い浮かべながら寝るこの本の中で「ライオンを思い浮かべながら眠っていたんです。」という一文があった。簡単に
2021/01/11 22:24
〇オシュ市内 翌朝、ゲストハウスに荷物を預け、市内へ繰り出し、目当ての「スレイマン・トー」へ向かう。午後の飛行機に乗るため、早めの出立である。 オシュの雰囲気は、ビシュケクのそれと全く違った印象であった。ビシュケクよりも乾いていて暑く、街の雰囲気もどこか明るい感じがする。人々も少し人懐っこく親しみやすいような感じで、彫の深くはっきりした顔立ちの人も多い。〇「スレイマン・トー」※後で
TKKentaro
2021/01/11 12:44
2021年最初の更新。改めて自己紹介すると、本業の傍ら、”おいしい中央アジア協会"の一員として中央アジア* を料理を通じて知っても楽べく活動しています。*本協会では、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン を主に中央アジアと呼称していますそちらの活動では「パフラヴァ」と呼ばれる、中央アジアやトルコ、アゼルバイジャンなどの周辺国で食べられるパイのような食べ
2021/01/09 20:12
アフガニスタン、中国、キルギスと接するタジキスタン東部のパミール高原へ。「パミール」はタジク語で「世界の屋根」。7000m級の高峰が連なる。村に近づくと、やっぱり子供たちが駆け寄ってくる。パミール人はタジク人と同じくイラン系アーリア人だが、タジク語とは異なる言語を話す。「これは何?」と聞いたら「パミールギターだ」と。村には「Home Stay」と呼ばれる宿があり、食事付きで泊