中央アジアのトマトうどん、ラグマンを作る

中央アジアの各国に共通して存在する料理はいくつかありますが、今回作るラグマンもその一つです。麺料理は世界各地に様々ありますが、このラグマンはそういったたくさんある麺の中でも、日本のうどんによく似た作り方と食感の麺を使います。
もし、中央アジアに行く機会があって、なんとなく馴染みのあるものが食べたいなーと思った時は、ラグマンにチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
庶民の料理なので、基本的にお手

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カザフスタン、生命の危険を感じるほどの極寒地で旅して生きる喜びをかみしめる

日本の7.2倍、世界9位の国土面積を持つカザフスタン。

このカザフスタンを含む中央アジアすべての国と、ウクライナ、ベラルーシ、アゼルバイジャン、バルト三国、ジョージア、アルメニア、モルドバなどもソ連というひとつの国の領土だったのだから、その巨大さは異常だった。

世界最大の内陸国だが、カスピ海に面しており、資源に恵まれている。
石油や天然ガスよりは鉱物が豊富で、特にウランは世界一の産出量を誇る。

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シルクロードで栄えたオアシス都市、イスラム建築が輝くウズベキスタン

シルクロードの代名詞ともいえるウズベキスタン。
古代より交易地として栄えたオアシス都市群が今も生きている。

サマルカンド。

どっしりとした風格、それでいて緻密で、均整のとれた美しさ。
通るたびに足を止め、みとれてしまう。

紀元前からの歴史を持つ古都だが、建築物は8世紀のイスラム化以降のもの。
13世紀にモンゴルによって破壊されたが、ティムール帝国の都となって復興し、モスクやミナレット、神学校

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2019年夏 カザフスタン・キルギス旅行 ~総括~

 長かった旅行記も今回で終わりです。とても読みにくい文章に付き合ってくださった方、ありがとうございました。

 この旅行は、私の初めての海外旅行一人旅であり、思い付きで計画したようなものですが、行ってよかったと心から思います。楽しかったし、大きな経験と学びを得ることができました。具体的なことは、後ほど書きます。

 まず、旅程を振り返って整理したいと思います。

〇旅程振り返り

 1年半近く経ち

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おうちで作るパフラヴァ

この記事をお読みいただいている方に、#パフラヴァ男子 というハッシュタグを聞いたことのある方はいますか?

おいしい中央アジア協会で過去に4回(うち1回はZoomでのオンライン教室)、パフラヴァを作る料理教室を開催したことがあります。

今回のエントリーでは、パフラヴァと #パフラヴァ男子 イベントについてご紹介しようと思います。

パフラヴァとは

パフラヴァはバクラヴァとも呼ばれ、ナッツを何層

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キルギスで食べてみたレアなあれこれ

標高4336m。
タジキスタンとキルギスの国境。

中央アジアの国境には2km前後の緩衝地帯があることが多いが、ここの緩衝地帯はなんと20kmにおよぶ。
どこの国でもない誰のものでもない、20kmの空白地帯。

No Man's Land。

もし、ここで通りすがりの旅人を殺したら誰に裁かれるのだろう?

あら。

誰のものでもない緩衝地帯で天からの恵み。
腹はボヨンボヨンだから、背中から切り裂い

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「興味/ライオン/愛の歌」

中央アジアの料理

外務省が掲載しているんですけ『乙嫁語り』の作者が書いてるんですね。
で中身を読んでみると美味しそうな料理だこと。
中央アジアの料理なんて食べたことないから是非食べてみたい。それに家で作れそうなものあるので機会があれば作ってみたいし、現地にも行ってみたい。

ライオンを思い浮かべながら寝る

この本の中で「ライオンを思い浮かべながら眠っていたんです。」という一文があった。
簡単に

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機感謝ありがトーマス
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2019年夏カザフスタン・キルギス旅行~オシュ、帰国編~

〇オシュ市内

 翌朝、ゲストハウスに荷物を預け、市内へ繰り出し、目当ての「スレイマン・トー」へ向かう。午後の飛行機に乗るため、早めの出立である。

 オシュの雰囲気は、ビシュケクのそれと全く違った印象であった。ビシュケクよりも乾いていて暑く、街の雰囲気もどこか明るい感じがする。人々も少し人懐っこく親しみやすいような感じで、彫の深くはっきりした顔立ちの人も多い。

〇「スレイマン・トー」

※後で

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パフラヴァを作ろう!

2021年最初の更新。

改めて自己紹介すると、本業の傍ら、”おいしい中央アジア協会"の一員として中央アジア* を料理を通じて知っても楽べく活動しています。

*本協会では、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン を主に中央アジアと呼称しています

そちらの活動では「パフラヴァ」と呼ばれる、中央アジアやトルコ、アゼルバイジャンなどの周辺国で食べられるパイのような食べ

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パミール高原、天近くむき出しの自然の中でも強かに生きる遊牧民たち

アフガニスタン、中国、キルギスと接するタジキスタン東部のパミール高原へ。

「パミール」はタジク語で「世界の屋根」。
7000m級の高峰が連なる。

村に近づくと、やっぱり子供たちが駆け寄ってくる。

パミール人はタジク人と同じくイラン系アーリア人だが、タジク語とは異なる言語を話す。

「これは何?」と聞いたら「パミールギターだ」と。

村には「Home Stay」と呼ばれる宿があり、食事付きで泊

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