川端元喜 | Encore! Coffee Roastery

2023.04~Encore! coffee roasteryで働いてます。コーヒーに…

川端元喜 | Encore! Coffee Roastery

2023.04~Encore! coffee roasteryで働いてます。コーヒーについて勉強中。ラテアートも練習中。美味しいコーヒーで日常を少しでも豊かに。

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進化しているデカフェ!どうやってカフェインを除去しているのか

デカフェのコーヒーとはカフェインをほぼ取り除いたコーヒーのことです。 カフェイン耐性の低い方や妊婦さん、夜コーヒーを飲まれる方に親しまれています。 ヨーロッパではデカフェが市場の20〜30%を占めるほど一般的なのですが、日本ではまだ1%にも満たないと言われています。 でも日本のデカフェ市場も急速に進化していて、コーヒー屋で目にする機会も増えてきましたよね。 そこで皆さん、疑問に思いませんか? どうやってカフェインを取り除いているのか。 いくつか方法があるのですが、その違い

    • 中央アジア特有の雰囲気を味わいたいならウズベキスタンへ

      海外旅行初心者におすすめの国として韓国やベトナムなど、アジアの国が挙げられることが多いかと思います。 僕も韓国には行ったことがあって、確かにおすすめできるなと感じました。 では「アジアの国には行ったことがあるから、他の国に行ってみたい」という人にはどこがおすすめなのか。 僕はウズベキスタンをおすすめします。 「逆張りするな」という声がすでに聞こえてくるのですが、ええそうです。 めっちゃ逆張りしてます!!! でも他の国には無い中央アジア独特の空気感を感じることができますし、

      • 北欧コーヒーの神髄・ノルディックローストの魅力に取り憑かれた訳

        「ポチッ」 また支払いを済ませてしまった。。。 どうしてもノルディックローストのコーヒーを飲みたかったのだ。 僕は今週6で勤務しているので、自分でコーヒーを淹れるとなると出勤前の朝になるのですが、この寝起き直後のコーヒーにノルディックローストがどんぴしゃ! 特に夏の朝にノルディックローストが飲みたくて仕方なくなるんです。 僕とノルディックローストの出会い遡ること1年前。 今でもそうですが、僕はコーヒーについて調べる時にYouTubeを使うことがよくあります。 なのでよく

        • バックパックで南米一周!陸路ルートを紹介

          卒業旅行で3月に約1ヶ月かけてバックパックで南米一周(エクアドル→ペルー→ボリビア→パラグアイ→アルゼンチン→ブラジル)しました。 移動手段として飛行機とバスがあるのですが、今回はできるだけバスで移動したので、どのバスターミナルを使ったのかを共有しようと思います。 エクアドル→ペルーキト→ガラパゴス諸島 ここは飛行機で行きました。 だいたい2時間くらいでしょうか。 同じエクアドルなのに時差が1時間あったことが驚きでした。 余談ですが、ガラパゴス諸島では朝9時頃に市場に

        進化しているデカフェ!どうやってカフェインを除去しているのか

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        • お家コーヒーを楽しくする♪
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          【マキネッタの新常識】浅煎り×マキネッタが激ウマだった件

          マキネッタ愛好家の皆さん、マキネッタは深煎りの豆でするものだと思っていませんか? インターネットで検索してみても深煎りを薦めている記事が多いですよね。 でも1度浅煎りの豆でも試してみてください。 めっちゃ美味しいですよ! レシピ今回は1杯用のマキネッタを使用してます。 豆はコロンビア・カランボロ、浅煎りの豆です。 ちなみに精製方法はfermented washed。特殊な発酵工程を踏んでます。 はっきりとしたフレーバーがある豆を使うと、あえて浅煎りの豆を使う良さがより分

          【マキネッタの新常識】浅煎り×マキネッタが激ウマだった件

          【大人の自由研究】ミルクブリュー飲み比べ

          ある日、お客さんからこのような質問がありました。 「豆乳でもミルクブリューできるの?」 確かに牛乳以外でミルクブリューをしたことがありませんでした。 なのでやってみたいと思います! 今回は豆乳・アーモンドミルク・オーツミルクの3種類で作ってみました。 気になっている方、ぜひ参考にしてください! ミルクの紹介豆乳 豆乳はスーパーでよく見るこれを使いました。 今回は甘さが欲しかったら後で砂糖を入れればいいかと思い、成分無調整のものにしています。 僕は豆乳をあまり飲まない

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          簡単で美味い!エアロプレスで作るアイスコーヒー

          今回は夏にぴったりのアイスコーヒーをエアロプレスで作るレシピを紹介しようと思います! このレシピの特徴は1分~2分という短い時間で抽出が完了するところです。 用意するもの挽き目はホットでドリップする時のクリック数-1を目処にしてください。 今回は浅煎りの豆を使用しており、僕が浅煎りの時は15クリックで普段淹れているので14クリックにしています。 抽出レシピ淹れ方まずサーバーに予め80gほど氷を入れておきます。 急冷することでコーヒーの香気成分をより抽出した液体にとどめてお

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          コーヒー選びが楽しくなる!精製方法による味の違い

          コーヒーの味は国や焙煎度合いによるものだけではなく、精製方法によってもかなり違いが出てきます。 精製方法による味の違いをざっくりと紹介しようと思います。 コーヒーチェリーの構造コーヒー豆は実はコーヒーチェリーの種なんです。 その種を取り出して乾燥させるまでの工程のことを精製と言います。 精製方法による味の違いを説明する前に簡単にコーヒーチェリーの構造を紹介しておきますね。 梅干しやサクランボを想像すると分かりやすいと思います。 果実を食べた後、種の周りにヌメヌメとしたも

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          夏にぴったり!水出しコーヒーの作り方!

          水出しコーヒーとはお湯ではなく、水で長時間かけてゆっくりと抽出したコーヒーのことを指します。 低温でじっくりと抽出するため、雑味のないすっきりとした味わいになるんです。 アイスコーヒーはキリッとしたキレやボディ感が特徴ですが、水出しコーヒーはクリーンさと甘さが特徴的です。 アイスコーヒーとはまた違った魅力がありますね。 夏の暑い季節に販売しているお店も多いですが、実は家で簡単に作ることができるんです! 1回作れば2日くらいは冷蔵保存で美味しく飲めますよ。 是非これを参考に

          夏にぴったり!水出しコーヒーの作り方!

          南米のスペシャルティコーヒー~南米4カ国・計15店舗行ってみた~

          約1ヶ月間、友達と2人で南米旅行に行ってきました! エクアドル、ペルー、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチン、ブラジルと回りました。(パラグアイは通っただけですが、、、) 南米と言えばコーヒーの生産地域として有名ですが、消費国・コーヒー文化という点ではイメージが薄くないですか? 日本もそうですし、北欧やオーストラリアの方が消費国として有名で、コーヒー文化も根付いているというイメージがあると思います。 今回、実際に計15店舗のロースターに行くことができて、日本との違いを知るこ

          南米のスペシャルティコーヒー~南米4カ国・計15店舗行ってみた~

          最高のエスプレッソを体験してもらうために~僕の朝のルーティン~

          Encore! coffee では浅煎りエスプレッソの提供を始めました。 「エスプレッソ=苦い」というイメージを覆すような最高の体験をしてもらうために、オープン前にエスプレッソの調整をしています。 「コーヒーはよく飲むけど、エスプレッソは飲んだことない」という人も多いのではないでしょうか。 そんな人にもぜひ1度エスプレッソを体験して欲しいと僕は思ってます。 (Encore! coffee スタッフはみんなエスプレッソ大好きです^^) レシピEncore! coffeeでは

          最高のエスプレッソを体験してもらうために~僕の朝のルーティン~

          きっと見つかる!自分好みのコーヒーの見つけ方

          「コーヒーは好きだけど、どんなコーヒーが好きなのかはピンとこない」 こんな方もたくさんいらっしゃると思います。 僕も1年前までは正にそうでした。 でもそれは「コーヒー=苦い」や「どのコーヒーも大体同じ味だ」という誤ったイメージが原因だったんです。 コーヒーには数え切れないほどの種類がありますし、味も1つ1つ明確に違います。 なのできっと好きなコーヒーの味に出会えるはずです。 自分好みのコーヒーを見つける過程はとても楽しいものですよ。 ぜひ一緒に探してみましょう! 味

          きっと見つかる!自分好みのコーヒーの見つけ方

          ずっと美味しい!コーヒー豆の保存テクニック

          買ったコーヒー豆をどうやって保存するのか悩みますよね。 「豆の場合と粉の場合で変わるの?」「何か他の容器に移した方が良いのかな?」「真空状態にすれば良いんじゃない?」 そんな疑問を全て解決します! 結論まず結論から。 とにかくこれだけ抑えておけば大丈夫です! ちなみに飲む時に冷凍保存した豆を解凍する必要はありません。 冷凍庫から取り出したらそのまま挽いてお湯を注いじゃってください! また、冷凍するときはもらった袋をジップロックに入れて冷凍庫に入れるのがおすすめです。

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          インドネシア産コーヒーとスマトラ式

          インドネシアはコーヒーで有名な国の1つです。 深煎りで苦いコーヒーというイメージで苦手な人もいるでしょう。 しかし一方でその個性的な味わいの虜になっている人もたくさんいると思います。 インドネシア産コーヒーの特徴的な味わいは実は精製方法から生まれるものなんです。 インドネシアはコーヒーの名産地インドネシアはブラジル、ベトナムに次ぐ世界第3位のコーヒー豆生産量を誇るコーヒー大国です。 インドネシア産コーヒーの歴史 インドネシアにコーヒーが持ち込まれたのは1690年代だ

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          韓国のコーヒーがすごい〜釜山で最も熱いロースターに行ってきた〜

          先日韓国・釜山のHytte roastery(ヒュッテロースタリー)という自家焙煎コーヒー店でハンドドリップのコーヒーを飲みました。 そこでバリスタの方と少しお話しすることができて、韓国のコーヒー文化についてより知ることができました^^ 自己紹介で書いたのですが、僕は釜山に2023年2月まで半年間留学をした経験があります。 そのときに気づいたことも合わせて、僕が感じたことをまとめたいと思います。 韓国のコーヒー文化韓国に行ったことがある人なら分かると思いますが、韓国はカ

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          ナチュラル(Natural)とウォッシュト(Washed)の違いの比較表を作ってみた

          ナチュラルとウォッシュトはコーヒー豆の精製方法で、コーヒー豆を選ぶ際に目にすることも多いと思います。 違いが一目で分かるようにしたかったので、それぞれについてまとめた上で最後に比較表を作ってみました! そもそもコーヒー豆ってどうやってできるの?私たちが普段目にしているコーヒー豆は、コーヒーの木からとれるコーヒーチェリーを収穫して、その種を焙煎したものです。 そのコーヒーチェリーを収穫して中の種(生豆)を取り出すまでの工程のことを精製といいます。 この精製方法によってコ

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