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トルクメニスタンに行ってみよう(シミュレーション)

ALEM(宇宙)という意味の室内観覧車(夜のイルミネーション)

他の国に行ってみようシリーズ。

今回は中央アジアの西の方にある旧ソ連の一つトルクメニスタン。

中央アジアの北朝鮮と呼ばれ(報道自由度は北朝鮮が179位なのに、トルクメニスタンは180位)、独裁政権が強そうで、
情報統制に厳しいイメージのある国トルクメニスタン。
首都はアシガバットで、ペルシア語で愛の街という意味。

日本人が入国するにはビザが必要だが、そのビザの取得のためにはトルクメニスタンの入国管理局の招聘場が必要なので、一体どうすれば入国できるのだろう?(2024年5月現在)
ツアーで行くならビザ代は6500円ぐらい。

こないだTBSの番組「クレイジージャーニー」で紹介されていたのでそこからのシェア。
情報統制に厳しいと冒頭で記したが、法的な規制はないらしい(現地旅行会社社長)。
なんとなく、国自体が報道に慣れていないので、よくわからないものは敬遠しているようである。
国民の明るく朗らかで楽しそうである。
とても窮屈そうには見えない。
豊富な天然ガスのおかげで、電気、水道、ガス代は無料だ。

アシガバットという首都の街、走っている車はほぼ白、建物もほぼ白で屋根は緑。
時々街のシンボルになりうる巨大な建物が出てくる。

例えば、国営結婚式場「バグド・コシュギ」。

例えば、宇宙という意味の「アレム」という世界最大の室内観覧車。

例えば、国営テレビ局。

例えば、国営ホテル「ユルドゥズ・ホテル」

このホテルのデザイナーはイランの方で、ドバイのホテルもデザインしている人、形もドバイの7つ星ホテル「ジュメイラ」に似ている。

余談だが、世界には7つ星ホテルは2つある。
ドバイとブルネイだ。
興味のある方は調べてみよう。

トルクメニスタンの街には八芒星のモニュメントが至るところもある。
上記の結婚式場も、テレビ局も、観覧車もホテルも、主張がしっかりとわかるように正面に威風堂々と掲げている。
空いているスペースにはなんでも八芒星。

ホテル アシガバット

なんなら歩道のアスファルトにも書いているらしい。

この八芒星は正方形45度ずれて重なった形でルブ・エル・ヒズブと呼ばれ、イスラムの伝統的なシンボルのひとつ。

下の写真は独立広場の巨像

イスラム教の国だと偶像崇拝は禁止だが、トルクメニスタンは像がある

もう知りたいことだらけの国。

とりあえずトルクメニスタン政府観光局のサイトはこちら

ここからは実際に行くとしたらのシミュレーション。
11月13日〜11月23日
東京初イスタンブール経由アシガバットの往復でトルコ航空利用。
190340円(欠点はアシガバットに夜中の2:35着)

トルコ航空でイスタンブールに経由するとトルコ航空のサービスで
無料でイスタンブールの短時間ツアーに連れてってくれる。
アヤソフィアやトプカプ宮殿も連れてってくれる。

トルコ航空のサイト

と調べていて、ふと気づいたが、ビザの問題が解決していない。
個人でビザを取るのにトルクメニスタンの入国管理局から招聘状が必要なんてハードル高い。
現実的にはツアーしかないのかな、安全で便利だけどお値段が高くなるのが玉に瑕。

個人旅行が難しい国はシミュレーションの選択肢も限られてしまった。

行ける人はきっと行ったほうがいい国だ。
自分もチャンスがあれば、行きたい国だ。

※この記事はイランの大統領であるライシ氏の乗ったヘリが不時着で生存者が見つからないというニュースが飛び交う前に書かれたもの。
この事故(事件?)によって中東情勢は一気に不安に拍車がかかってしまったのは言うまでもない。
一応外務省のサイトでは危険度1なので、必要以上の警戒はもったいないが、
政情は一気に変わったので最新の情報はチェックしておきましょう。

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