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結婚・出産・子育て・女性・仕事・待機児童を考えるマガジン

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職業・学歴より大事な生き方・考え方

私から見るとこの世界は気が狂いそうなほど虚構に満ちていて、表面的なこと、物質的なことばかりにとらわれて大切なことを見失っているなぁと感じることが多いです。特に(就活や婚活など)人を見る時に、多くの場合いかに表面的なことしか見ていないか、ということを思い知ると、その後がうまくいかなくなるのも納得というか、当たり前だよなぁと思ってしまいます。そうでなくとも、日頃の人間関係、親子関係などにおいても、相手

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就活や婚活も、「偏差値」至上主義?

先日、例によって心の友と話していて気づいたことがあったので書いてみたいと思います。最近は大学に通う意味や奨学金について考える記事を書いていて(大学に通う意味と金銭的負担のしわ寄せ、奨学金が「就職するための借金」になっているの記事参照)、結局大学に行くのが「当たり前」で、そうしないと就職できなくなっているから行くだけという人が大半なのではないかと考察していました。そして、そのことが教育費の増大、少子

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「正規・非正規」の枠を超えた働き方

人が働く上で不満に感じることが多いことの一つとして、自分の仕事と給料が見合っていないことであったり、仕事ができない(しない)人が出世して高い給料をもらっていることだったり、いい仕事をしても給料に反映されないことなど、仕事に対する見返りへの「納得いかない感」というものがあると思います。私は公務員として働いていた時にまさにその感覚を味わっていたし、やっても報われない感がものすごくありました。結果、心身

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「転勤」で直面する人生の優先順位

先日、学生時代の友人(新婚さん)のお宅に遊びに行き、そこで友人たちとわいわい楽しいひとときを過ごしました。私以外の友人はいずれも新婚で、結婚式での話や新居の話、今の生活などについて色々と話を聞かせてもらいました。そんな中、一人の友人が「最近夫が転勤になり、(急なことだったので)今は別々に暮らしている」と話し始めました。また、それに関連して遊びに行ったお宅の友人やご主人の職場などでの転勤エピソードも

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人を職業、資格、学歴で判断するかわりに

みんな当たり前のようにわかっているようで意外とできていないのが、「人を職業、資格、学歴などの肩書で判断しない」ということ。同じ職業でもあたたかく真面目で誠実な人もいれば、人の道に反するようなことを平気で出来るような人もいるし、高学歴でも謙虚でおごらず人間的に素晴らしい人もいれば、調子に乗って人を見下すような人もいます。人の外面的・形式的な職業や肩書といったものは全くと言っていいほどあてにならないの

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仕事に人生を捧げる生き方への疑問

数年間に渡って「私の本当にやりたいことは何だろう?」とか「人生の目的って何だろう?」とか考えながら自分を見つめ直してきて、ようやく自分の中で「これ」というものが見えてきたような気がしています。これまでnoteでも何度も書いてきたように、「やりたいこと」というのはどこか遠くにあるわけではなくて、普段何も意識せずともやってしまうようなことにあると思っています。私の場合は文章を書くことや勉強することが大

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新時代のリーダーは「トップ」から「センター」へ

タイトルはアイドルグループの話ではありません(笑)。以前から資本主義のピラミッド構造は徐々に崩壊し、共同創造的な円形の共同体に徐々に社会は移り変わっていくだろうという話を書いています。いつの世も時代を引っ張っていくようなリーダー的な存在というのは現れるものですよね。私が経験した公務員のガチガチピラミッド組織での経験や、周囲の民間企業等に勤める友人たちに聞いた話、ネット上などで散見されるブラック企業

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性エネルギーとクリエイティビティ

第2チャクラを見つめる週間、ノリに乗って毎日楽しく書いてます。これまで、第2チャクラは「1対1の関係性」がテーマであり、親密感と分離感やクリエイティビティ、男女の関係、性の抑圧、セクシャリティ、パートナーシップに関わっていると書いてきました。これらはすべて密接に関係していて、どこかでバランスを乱してしまうと、他の部分にも影響が出るものです。特に性エネルギーとクリエイティビティの関係は興味深いので、

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「男性社会にはもううんざり」という本音

今日は夕方の更新。というのも、久しぶりに午前中からお腹を壊してしまって、ちょっと休んでいたのですよね。ここ数日不安感が蘇ってきたり、怒りがこみあげてきたりと感情がブレブレだったので、その後始末的にお腹を壊したものと思っておりますが、わかりやすいほど反応がすぐ出る私の身体のセンサーの繊細さには脱帽します(笑)。振り返ってみても毎年12月の年末にかけてって調子が悪いことが多い気がします。1年の総まとめ

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「家庭」という土台が何より大事

昨日は実家でうさぎを飼い始めたという話を聞きつけ、うさぎ会いたさに実家に帰りました。家で動物を飼うのは結構久しぶりで、ハムスターとインコしか買ったことがなかったのでそれより大きい動物を飼うのは初めてです。私は動物を触るのが小さいころから苦手で、間違ってもムツゴロウさん的アクションはできないのですが(笑)、うさぎは噛まないってことだったのでなでなでしたりおやつをあげたりしてスキンシップを楽しんでいま

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「内定」「結婚」をゴールと錯覚する心理

就活しているとどうしても目の前の「内定」に意識が向いてしまい、「自分が何をしたいか」とか以上に「一番先に内定をもらったところに入ればいいや」という心理が働くものです。その気持ちはよくわかりますし、私自身もやりたいこととか言ってられないからとにかく早くこの「ない内定」状況を打破したいと思うものです。周りが就活終わって遊び始めたらなおさら。今必死で就活している方にいくら私が「内定はゴールじゃないよ」と

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通勤電車の「電磁波ハラスメント」

今日はアルバイトでした。少し早く行こうと思っていつもより早い電車に乗ったら、一本早いだけなのにすごく電車が混んでいて、ほとんど満員電車でした。他の人のエネルギーを感じやすい私は、通勤電車がとてもとても苦手で、あんなストレスフルな電車毎日乗って通勤とか無理!と思っています(過去記事「通勤ラッシュが嫌」というのは立派な退職の理由だと思うもどうぞ)。それでいつも満員電車は避けてきたつもりだったのに今日は

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有無を言わせぬ「女性の社会進出論」への疑問

昨日の待機児童問題の記事(「待機児童対策」最前線にいた私が感じる限界感)に引き続き、社会派の内容です。私が常日頃疑問に思っていたこととして、「女性の社会進出」の話があります。昨日もヤフーニュースに苦慮する企業の話が載っていましたが、行政が推進する女性の社会進出の数値目標などありますが、それってあえて推進することなのか?といつも思っていました。

例にもれず私の働いていた自治体でも女性管理職の割合目

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「待機児童対策」最前線にいた私が感じる限界感

4月1日を過ぎ新年度が始まりましたね。保育園も年度が替わり、ならし保育が始まる頃ですかね。「日本死ね」の書き込みから、待機児童問題への世間の関心はますます高まっているようですが、私自身こればっかりはどうあればいいという解決策が全く浮かばないお手上げ問題なんですよね。

私は役所時代に待機児童対策の最前線で働いておりましたので、ある程度は首都圏で起きている問題の状況はわかっているつもりです。私が勤め

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