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未経験から編集者になって一年が経った①
31歳未経験で憧れの編集者に転職して一年が経った。
一年前はなにもわからなかったわたしも
晴れて編集者二年目となり、毎日忙しくも充実した日々を過ごしている。
この一年つらいことや苦しいこともたくさんあったけど、ひとつひとつ乗り越え、そしてやっぱり楽しさも感じながら
編集者としても社会人としても成長したように思う。
なのでこの一年間のことと最近起きたことについて、思うことを綴ってみたい。
◇
無職になった夫に思うこと
結婚して一ヶ月。
夫が無職になった。
経緯としては先日夫がコロナにかかり、
その後遺症で咳が止まらなくなってしまった。
それでも熱は下がったし、日常生活も送れるので仕事復帰したが、
少し話すと咳き込んでしまうことが多く、早退や欠勤を繰り返していた。
なにか問題があるのでは、と呼吸器科へ行ってみるが問題はないと言われ、
もうウイルスはいないので、あとは時間をかけてゆっくり治していくしかないとのこ
32歳、友達がいなくなったなあと感じるこの頃
こんなことを書くのは迷いがあるけど、
いまわたしには友達と呼べるような友達がいない。
念のため書いておきたいけど
これまでの人生で一度も友達がいなかったわけではないし
友達がいたことはさすがにある。
しかも友達は多い方で、毎週ちがう友達と会っていた時期もあった。(ああ、必死すぎてもうなんかつらい。逆に虚しいな。)
だけど数年の時間をかけてその頻度は緩やかに減っていき、
この一年ほどで当時会って
一人暮らしのお城で過ごした宝石のような日々のこと
一人暮らしをしていたとき、
好きなものだけに囲まれた暮らしをしていた。
本と、芸術と、古いものが大好きなわたしは
自分の世界に浸れる部屋にするため
小さな部屋に自分だけのお城を築きあげた。
昔ながらの喫茶店のような雰囲気にしたくて
家具はこげ茶をベースに揃え、ワインレッドのソファを置いて。
このお城が完成したことにより、
異常なくらい一人時間が大好きになり、
一人が寂しいどころか、一人になり
残業でギリギリ終電間に合った。今月の残業時間は80時間だった。毎日毎日日付が変わる頃に帰宅。もう死にそう。
そんななか夫から熱がでたの連絡…
本当は看病したいけどもう自分でいっぱいいっぱい。自分だって倒れそうなのに看病なんて無理だよ。へとへとだよ。もう疲れたよ。少し休ませて…