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mimi
2023年2月15日 19:01
2022年1月29日のインスタ投稿より2022年1冊目は遠藤周作の「海と毒薬」戦時中に九州大学で行われた米軍捕虜の生体解剖事件を題材とした小説です。殺すことを前提とした解剖実験は現代を生きる人間からすると当然許されざる行為で参加した人間に良心はないのか?罪の意識はないのかと問いたくなるけどこの物語を読むと戦争が、その時代に生きた人々の命や倫理観をどれだけ麻痺させてしまうものだったか思
2023年2月15日 12:10
2021年7月4日の読書記録ーこれは落ち葉枯れ葉のものがたり。わたし好きそうと思いつつ初めて読んだ山尾悠子さん。冬の館に暮らす冬眠者、そこに現れる亡霊、人形狂いの奥方…酔いしれるほどに美しい文体は小説というより詩を読んでいるよう。この物語、難解と有名で物語のつながりや登場人物、時系列を掴むのが非常に難しく頭に入ってこないこともしばしば。途中から理解することをあきらめ美しい文章を「
2023年2月15日 11:42
2020年12月27日の読書記録今年の始め、ゴッホ展へ行った。ゴッホの絵を見たとき綺麗どうこうよりもっともっと言葉にならない、圧倒されるような衝撃があった。雲も風も木も川も夜空も動いていて、麦畑からはいまにもざあっと音が聞こえてきそうな凍結した静止画の美とは正反対の、生きてる絵。心を奪われ作品の前で立ちすくんでゴッホについてもっとちゃんと知りたくなり3冊の本を読む