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新聞記者をしながら、イラストも描いています。インドネシアでは3年間、主に教育記事を担当…

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新聞記者をしながら、イラストも描いています。インドネシアでは3年間、主に教育記事を担当。ジャカルタ日本人学校では、記事の書き方を指導。大学で心理学→メルボルンの大学院で国際関係学→ジャカルタの日刊紙で記者生活→現在は日本の地域新聞社勤務。Twitter は@Disknetjak

記事一覧

優秀な学生に見向きもされない、上から目線の日本企業の実態

日本のすべての経営者がこの記事を読むべき。 「プレジデント オンライン」で無料で読めます。 https://president.jp/articles/-/30696 「新卒入社後の終身雇用」が、国…

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5年前
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新聞社は発行部数の公称をやめ、定期講読者数の実数を明らかにした方が信用される。

新聞社に勤めて10数年になるが、各紙がいまだに発行部数を「公称」で伝えていることへの違和感がある。 ツイッターなどのSNSなら、フォロワー数は(1万人以下の場合)1の位…

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5年前
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日経新聞に買収されたThe Financial Timesの面接の話

英国の高級経済紙The Financial Timesが日経新聞に買収されたのが2015年。 先日、履歴書を送った所、書類選考は通過し、面接を受けてみた。 日経グループとは言え、面接…

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5年前
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デビュー作こそ最高傑作

横山秀夫の小説で、最も心が震えたのは『クライマーズ·ハイ』ではなく『ルパンの消息』。伊坂幸太郎の作品で一番好きになったのは『重力ピエロ』ではなく『オーデュボンの…

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5年前

日本人の名前のローマ字表記は2020年1月から、苗字が先、下の名前が後になる。

2020年1月から、日本人の名前のローマ字表記が「姓→名」の順に正式に変わる。日本政府が発表した。 ファミリーネームの表記は、すべて大文字を使用することに決まった。…

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5年前
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岡本太郎が奇抜な作品を発表し続けた理由に感動!

 岡本太郎は奇抜な作品を発表し続ける理由を聞かれ「99%の人に笑われても、1%の人の中から『こんな芸術でも発表していいんだ』『私も自由な作品を作り始めたい』という人…

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5年前
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ヒキこもりガエル

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5年前
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障がい児は、人の気持ちを変える力がある。素晴らしい社会貢献の話。

最近、ある養護学校の校長を取材した。記事には書けないほど衝撃的な体験を語ってくれたので、noteに書き残しておく。 親がさまよう奈落の底インタビューが始まり、校長は…

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5年前
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毎月地元のラジオ番組に定期的に出演し、15分間、地域のニュースを喋らせてもらっているんだけど、ラジオのプロたちは本当にすごい。取材記事を収録直前に渡し、ざっと目を通してもらうんだけど、もうそれだけで、MCは本番になるとその話題についてスラスラ語っている!プロの技にいつも感動する。

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5年前

広告収入を最大化する仕掛け

 あらゆるメディアの大きな収入源は「広告収入」。新聞、雑誌、テレビ、ブログによるアフィリエイト、Youtube。すべてスポンサー企業の広告掲載があって、経営的に…

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5年前
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記者が学んだ、面白い記事と退屈な記事の書き方の違い。秘密は「掃き溜めに鶴」。

 "A jewel in a dunghill" 英語のことわざです。  直訳すると「糞の山にある宝石」、 日本語のことわざで言うと「掃き溜めに鶴」。  不要なもの、無価値なもの、どこ…

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5年前
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しんりがくを知らなくちゃ

就職活動は、採用担当者を振り向かせる心理学。 営業は、取引先の経営者を振り向かせる心理学。 教育は、好奇心を掻き立てさせる心理学。 経営は、需要と巨万の富を呼び…

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5年前
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羽をもがれた蝶々。廃刊した「DAYS JAPAN」に学ぶ。

 「闘わないジャーナリストは、羽をもがれた蝶々だ。闘わないジャーナリストはジャーナリストではない。今蝶々になれないウジ虫がこの国をうごめきまわっている」  今年…

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5年前
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婚前交渉禁止法?刑法「改悪」案に揺れるインドネシアのいま

インドネシアで、刑法改正案への猛反発。 国民に不自由を強いるのであれば、改正案ではなく「刑法改悪案」と呼ぶべき事態です。 ASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国のうち…

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5年前
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彼岸花の咲く頃 美しくも危険な花

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5年前
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ビッグビジネスの狙い目は、インド、エチオピア、インドネシア。

これから起業したい人、自社製品の販路を拡大したい人。南アジアならインド、アフリカならエチオピア、東南アジアならインドネシアに注目しない手はない。 国連によると、…

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5年前
優秀な学生に見向きもされない、上から目線の日本企業の実態

優秀な学生に見向きもされない、上から目線の日本企業の実態

日本のすべての経営者がこの記事を読むべき。
「プレジデント オンライン」で無料で読めます。

https://president.jp/articles/-/30696

「新卒入社後の終身雇用」が、国際的にいかに非常識か分かります。

大谷翔平に球拾いをさせてしまっている企業が多い、という例えも面白いです。

新聞社は発行部数の公称をやめ、定期講読者数の実数を明らかにした方が信用される。

新聞社は発行部数の公称をやめ、定期講読者数の実数を明らかにした方が信用される。

新聞社に勤めて10数年になるが、各紙がいまだに発行部数を「公称」で伝えていることへの違和感がある。

ツイッターなどのSNSなら、フォロワー数は(1万人以下の場合)1の位まで明示される。それがユーザーの影響力の指標にもなっている。

新聞社にとっての「本来のフォロワー数」は定期講読者数。

新聞社は発行部数を実数にして、さらに、定期講読者数も明確に発表するべきです。

「公称」という言葉を使って、

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日経新聞に買収されたThe Financial Timesの面接の話

日経新聞に買収されたThe Financial Timesの面接の話

英国の高級経済紙The Financial Timesが日経新聞に買収されたのが2015年。

先日、履歴書を送った所、書類選考は通過し、面接を受けてみた。

日経グループとは言え、面接はPCを通じてハングアウトで実施。香港にいる外国人面接官との英語での面接だった。

結果はまだ届いてないが、貴重な経験だった。

デビュー作こそ最高傑作

デビュー作こそ最高傑作

横山秀夫の小説で、最も心が震えたのは『クライマーズ·ハイ』ではなく『ルパンの消息』。伊坂幸太郎の作品で一番好きになったのは『重力ピエロ』ではなく『オーデュボンの祈り』。

どちらもそれぞれの処女作。

本当に面白い小説を書く人の「デビュー作」にこそ、最高の熱量が注がれていて、面白い。

日本人の名前のローマ字表記は2020年1月から、苗字が先、下の名前が後になる。

日本人の名前のローマ字表記は2020年1月から、苗字が先、下の名前が後になる。

2020年1月から、日本人の名前のローマ字表記が「姓→名」の順に正式に変わる。日本政府が発表した。

ファミリーネームの表記は、すべて大文字を使用することに決まった。どれが姓か、名かを判別しやすくするためだ。

つまり「鈴木一郎」なら、「SUZUKI Ichiro」が公式表記となる。「Ichiro Suzuki」と書くのが当たり前だった時代は、あと2カ月で終わる(この記事は2019年10月28日に

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岡本太郎が奇抜な作品を発表し続けた理由に感動!

 岡本太郎は奇抜な作品を発表し続ける理由を聞かれ「99%の人に笑われても、1%の人の中から『こんな芸術でも発表していいんだ』『私も自由な作品を作り始めたい』という人が出てくるから」と答えたそうです。

 Twitterもnoteもそうだろうな。 たった1%でも、胸に刺さってくれる誰かがいるから価値がある。

障がい児は、人の気持ちを変える力がある。素晴らしい社会貢献の話。

最近、ある養護学校の校長を取材した。記事には書けないほど衝撃的な体験を語ってくれたので、noteに書き残しておく。

親がさまよう奈落の底インタビューが始まり、校長はすぐに答えた。「障がいのある子を持つ親は皆、絶望の末に、養護学校にやってくるんです」

肢体不自由、重度の知的障がい、それらが重複した子どもも入学する養護学校。小学部の入学式を終えた母親の表情は、皆、絶望的な色をしていると、校長は話す

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毎月地元のラジオ番組に定期的に出演し、15分間、地域のニュースを喋らせてもらっているんだけど、ラジオのプロたちは本当にすごい。取材記事を収録直前に渡し、ざっと目を通してもらうんだけど、もうそれだけで、MCは本番になるとその話題についてスラスラ語っている!プロの技にいつも感動する。

広告収入を最大化する仕掛け

広告収入を最大化する仕掛け

 あらゆるメディアの大きな収入源は「広告収入」。新聞、雑誌、テレビ、ブログによるアフィリエイト、Youtube。すべてスポンサー企業の広告掲載があって、経営的に成立している。

 この広告収入を最大化するには、どんな仕掛けが必要か、という話。

広告掲載という行為のステータスを高める 結論から言うと、答えは「その媒体への自社広告の掲載自体が、社会的ステータスが高いこと」につながるための仕組みづくり

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記者が学んだ、面白い記事と退屈な記事の書き方の違い。秘密は「掃き溜めに鶴」。

 "A jewel in a dunghill"
英語のことわざです。

 直訳すると「糞の山にある宝石」、
日本語のことわざで言うと「掃き溜めに鶴」。

 不要なもの、無価値なもの、どこにでもあるものの中に、あまりにも異質で美しいものが一つだけ存在している。だからこそ、その美しさが一層際立って見える、という意味です。

 12年ほど新聞業界で記者を続けている私が学んだ、巧みな文章と退屈な文章の違

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しんりがくを知らなくちゃ

しんりがくを知らなくちゃ

就職活動は、採用担当者を振り向かせる心理学。

営業は、取引先の経営者を振り向かせる心理学。

教育は、好奇心を掻き立てさせる心理学。

経営は、需要と巨万の富を呼び込む心理学。

ファッションは、セルフブランディングの心理学。

恋愛は、意中の相手を振り向かせる心理学。

美術は、視覚から世界を動かす心理学。

報道は、一人の怒りを世界中に拡散させる心理学。

心理学の価値に気が付くことが、成功

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羽をもがれた蝶々。廃刊した「DAYS JAPAN」に学ぶ。

羽をもがれた蝶々。廃刊した「DAYS JAPAN」に学ぶ。

 「闘わないジャーナリストは、羽をもがれた蝶々だ。闘わないジャーナリストはジャーナリストではない。今蝶々になれないウジ虫がこの国をうごめきまわっている」

 今年3月に廃刊したフォトジャーナリズム月刊誌「DAYS JAPAN」の元発行人·広河隆一氏の言葉だ。昨年報じられた同氏の性暴力疑惑などが要因で、DAYS JAPANが最終号を迎えたことは残念でならない。

 暴力に遭ったとして被害を訴えておら

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婚前交渉禁止法?刑法「改悪」案に揺れるインドネシアのいま

婚前交渉禁止法?刑法「改悪」案に揺れるインドネシアのいま

インドネシアで、刑法改正案への猛反発。
国民に不自由を強いるのであれば、改正案ではなく「刑法改悪案」と呼ぶべき事態です。

ASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国のうち、唯一G20に名を連ねる大国インドネシア。この国の動向をメディアはもっと報道すべきだし、日本人はもっと目を向けた方が良い。

https://twitter.com/Disknetjak/status/11779847150111

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ビッグビジネスの狙い目は、インド、エチオピア、インドネシア。

ビッグビジネスの狙い目は、インド、エチオピア、インドネシア。

これから起業したい人、自社製品の販路を拡大したい人。南アジアならインド、アフリカならエチオピア、東南アジアならインドネシアに注目しない手はない。

国連によると、現在77億人の世界人口は2050年にはほぼ100億人になる。

8年後の2027年には、インドが中国を抜いて世界で最も人口の多い国に成長する。

昨年の経済成長率が5%以上で、今後人口が大幅に増加するのはインド、パキスタン、エチオピア、タ

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