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新聞記者をしながら、イラストも描いています。インドネシアでは3年間、主に教育記事を担当…

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新聞記者をしながら、イラストも描いています。インドネシアでは3年間、主に教育記事を担当。ジャカルタ日本人学校では、記事の書き方を指導。大学で心理学→メルボルンの大学院で国際関係学→ジャカルタの日刊紙で記者生活→現在は日本の地域新聞社勤務。Twitter は@Disknetjak

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Halloween (k)night  ハロウィン・ナイト

    • 優秀な学生に見向きもされない、上から目線の日本企業の実態

      日本のすべての経営者がこの記事を読むべき。 「プレジデント オンライン」で無料で読めます。 https://president.jp/articles/-/30696 「新卒入社後の終身雇用」が、国際的にいかに非常識か分かります。 大谷翔平に球拾いをさせてしまっている企業が多い、という例えも面白いです。

      • 新聞社は発行部数の公称をやめ、定期講読者数の実数を明らかにした方が信用される。

        新聞社に勤めて10数年になるが、各紙がいまだに発行部数を「公称」で伝えていることへの違和感がある。 ツイッターなどのSNSなら、フォロワー数は(1万人以下の場合)1の位まで明示される。それがユーザーの影響力の指標にもなっている。 新聞社にとっての「本来のフォロワー数」は定期講読者数。 新聞社は発行部数を実数にして、さらに、定期講読者数も明確に発表するべきです。 「公称」という言葉を使って、発行部数を大幅に偽ることもできる環境を守るのではなく、実数を示してメディアとして

        • 日経新聞に買収されたThe Financial Timesの面接の話

          英国の高級経済紙The Financial Timesが日経新聞に買収されたのが2015年。 先日、履歴書を送った所、書類選考は通過し、面接を受けてみた。 日経グループとは言え、面接はPCを通じてハングアウトで実施。香港にいる外国人面接官との英語での面接だった。 結果はまだ届いてないが、貴重な経験だった。

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          デビュー作こそ最高傑作

          横山秀夫の小説で、最も心が震えたのは『クライマーズ·ハイ』ではなく『ルパンの消息』。伊坂幸太郎の作品で一番好きになったのは『重力ピエロ』ではなく『オーデュボンの祈り』。 どちらもそれぞれの処女作。 本当に面白い小説を書く人の「デビュー作」にこそ、最高の熱量が注がれていて、面白い。

          デビュー作こそ最高傑作

          日本人の名前のローマ字表記は2020年1月から、苗字が先、下の名前が後になる。

          2020年1月から、日本人の名前のローマ字表記が「姓→名」の順に正式に変わる。日本政府が発表した。 ファミリーネームの表記は、すべて大文字を使用することに決まった。どれが姓か、名かを判別しやすくするためだ。 つまり「鈴木一郎」なら、「SUZUKI Ichiro」が公式表記となる。「Ichiro Suzuki」と書くのが当たり前だった時代は、あと2カ月で終わる(この記事は2019年10月28日に執筆)。 ローマ字表記の改正をめぐるこの動きは、政府の間で2000年から行われ

          日本人の名前のローマ字表記は2020年1月から、苗字が先、下の名前が後になる。

          岡本太郎が奇抜な作品を発表し続けた理由に感動!

           岡本太郎は奇抜な作品を発表し続ける理由を聞かれ「99%の人に笑われても、1%の人の中から『こんな芸術でも発表していいんだ』『私も自由な作品を作り始めたい』という人が出てくるから」と答えたそうです。  Twitterもnoteもそうだろうな。 たった1%でも、胸に刺さってくれる誰かがいるから価値がある。

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          ヒキこもりガエル

          ヒキこもりガエル

          障がい児は、人の気持ちを変える力がある。素晴らしい社会貢献の話。

          最近、ある養護学校の校長を取材した。記事には書けないほど衝撃的な体験を語ってくれたので、noteに書き残しておく。 親がさまよう奈落の底インタビューが始まり、校長はすぐに答えた。「障がいのある子を持つ親は皆、絶望の末に、養護学校にやってくるんです」 肢体不自由、重度の知的障がい、それらが重複した子どもも入学する養護学校。小学部の入学式を終えた母親の表情は、皆、絶望的な色をしていると、校長は話す。「誰でも妊娠中は、お腹に胎児がいる喜びを味わう。生まれてくる子どもの将来に夢を

          障がい児は、人の気持ちを変える力がある。素晴らしい社会貢献の話。

          毎月地元のラジオ番組に定期的に出演し、15分間、地域のニュースを喋らせてもらっているんだけど、ラジオのプロたちは本当にすごい。取材記事を収録直前に渡し、ざっと目を通してもらうんだけど、もうそれだけで、MCは本番になるとその話題についてスラスラ語っている!プロの技にいつも感動する。

          毎月地元のラジオ番組に定期的に出演し、15分間、地域のニュースを喋らせてもらっているんだけど、ラジオのプロたちは本当にすごい。取材記事を収録直前に渡し、ざっと目を通してもらうんだけど、もうそれだけで、MCは本番になるとその話題についてスラスラ語っている!プロの技にいつも感動する。

          広告収入を最大化する仕掛け

           あらゆるメディアの大きな収入源は「広告収入」。新聞、雑誌、テレビ、ブログによるアフィリエイト、Youtube。すべてスポンサー企業の広告掲載があって、経営的に成立している。  この広告収入を最大化するには、どんな仕掛けが必要か、という話。 広告掲載という行為のステータスを高める 結論から言うと、答えは「その媒体への自社広告の掲載自体が、社会的ステータスが高いこと」につながるための仕組みづくり。つまり、その媒体に広告を掲載していることを、他社が羨むくらいになれば、広告営業

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          記者が学んだ、面白い記事と退屈な記事の書き方の違い。秘密は「掃き溜めに鶴」。

           "A jewel in a dunghill" 英語のことわざです。  直訳すると「糞の山にある宝石」、 日本語のことわざで言うと「掃き溜めに鶴」。  不要なもの、無価値なもの、どこにでもあるものの中に、あまりにも異質で美しいものが一つだけ存在している。だからこそ、その美しさが一層際立って見える、という意味です。  12年ほど新聞業界で記者を続けている私が学んだ、巧みな文章と退屈な文章の違い。それを書き残しておくことで「記事を上手く書けるようになりたい」と願う方々のお

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          しんりがくを知らなくちゃ

          就職活動は、採用担当者を振り向かせる心理学。 営業は、取引先の経営者を振り向かせる心理学。 教育は、好奇心を掻き立てさせる心理学。 経営は、需要と巨万の富を呼び込む心理学。 ファッションは、セルフブランディングの心理学。 恋愛は、意中の相手を振り向かせる心理学。 美術は、視覚から世界を動かす心理学。 報道は、一人の怒りを世界中に拡散させる心理学。 心理学の価値に気が付くことが、成功を呼び込む鍵。 ただ、 心理学に捕らわれない自由な生き方こそ、幸福を呼び込む

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          羽をもがれた蝶々。廃刊した「DAYS JAPAN」に学ぶ。

           「闘わないジャーナリストは、羽をもがれた蝶々だ。闘わないジャーナリストはジャーナリストではない。今蝶々になれないウジ虫がこの国をうごめきまわっている」  今年3月に廃刊したフォトジャーナリズム月刊誌「DAYS JAPAN」の元発行人·広河隆一氏の言葉だ。昨年報じられた同氏の性暴力疑惑などが要因で、DAYS JAPANが最終号を迎えたことは残念でならない。  暴力に遭ったとして被害を訴えておられる女性たちは、全力で守られなければならない。国も、社会も、真摯な大人たちが全力

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          婚前交渉禁止法?刑法「改悪」案に揺れるインドネシアのいま

          インドネシアで、刑法改正案への猛反発。 国民に不自由を強いるのであれば、改正案ではなく「刑法改悪案」と呼ぶべき事態です。 ASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国のうち、唯一G20に名を連ねる大国インドネシア。この国の動向をメディアはもっと報道すべきだし、日本人はもっと目を向けた方が良い。 https://twitter.com/Disknetjak/status/1177984715011194880?s=20

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          彼岸花の咲く頃 美しくも危険な花

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