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「目を休めて、耳で聴く」音声記事はこちらです

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記事を読み上げたものを、音声にしました。移動中や、作業中、療養中(入院中)の方にも。最近視力が落ちてきた。動画を観すぎたから目を休めたい。産後は目を使うと回復が遅れるし、老眼でも… もっと読む
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#朗読

今はまだまだ小さい子どもたちも、いつか独り立ちする日が来る。その時のことを考えると、寂しさが押し寄せて来るような気がします。この先子どもが独り立ちした時におそらく感じるであろう寂しさが、ありありと感じられるのです。私は今ここにしかいないのに、未来の感覚が確かにある。その理由は、先に子育てを終えられたたくさんの人たちの思いが、私にも当てはまるからではないかと思います。

いくら「悩むのは良くない」と言われても、悩んでしまう。それも決して悪いことばかりではありません。あなたが悩むことで、周りの人に良い影響を与えていることもあります。それは、「一番身近な人がちょっとポジティブになる」ということです。世の中は、バランスと調和で成り立っている。あなたが沈むと、一番身近な人は、無意識にちょっと元気になるのです。もし身近な人が一緒に落ち込んでしまうような場合は、注意信号。自分

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今は、「正しさ」が変わっている最中。だから、あまり「正しいこと」をせっせとするのはよくありません。つまり、「間違っているかもしれないこと」でも、ちょっとずつしていったほうがいいということ。そのほうが、現実にマッチした言動になります。それができる人に、今は、人がついていく時代なのです。

1歳のわが子を連れて、高級ホテルのレストランで食事をしていた時のこと。キーキーと笑い声を上げたわが子を、スタッフさんに注意されました。「前は、こんなことなかったのに、どうして…?」そう思って、気づきました。子どもって、たった1日でも成長するのです。昨日までしなかったことを、今日突然するようになる。子どもの、成長する力は、すごいのです。

人生100年時代、ハマりものがあったほうが絶対楽しい。でも、ハマれるものが見つからない…。ハマりものを見つけようと思ったら、最初に「これは無いわー」と思ったものから探すと、早く見つかります。自分が好きそうなものから探すと、後から気に入らないところが出てきて、結局見つかるまで時間がかかるのです。

流行が終わるメカニズム。ポイントとなるのは、「体」と「気持ち」です。
「体」は1つしかないので、次の流行が始まって初めて、前の流行は収束します。そして決定的なのは、「あんなに流行ったから着にくい」という「気持ち」です。「体」と「気持ち」に着目すれば、流行がまだ続いているのか終わっているのかがわかるのです。

岡山の人は、岡山に住み続けます。出て行っても、戻ってくる。その理由は、デメリットが少ないからです。シニアになっても旅行先に困らない。仕事に困らない。地盤や天候条件にも困らない。県民性を改善しないと立ち行かないほど過酷な場所でもない。「住む場所」に関しては、減点法で高得点がつく場所が結局強いのです。

子どもが幸せになる2つのパターン。それは、「それなりの人物になること」と、「ブレーキを持っていること」。以前読んだ本にあった言葉ですが、あまりのインパクトに、他の内容を全部忘れてしまいました。よく言われるのは、「立派な人にはならなくていい。子どもが幸せならそれでいい。」という言葉。でも、この本は、「立派な人になれ」と言います。今の時代、こういうことは、軽率には言えません。子育てだけでなく、自分の幸

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※再生していただくと、音声が流れます。

コメダ珈琲店の待ち時間が長い理由は、「先に席に着いたお客さんがゆっくりするから」です。順番待ちになったお客さんも、他の店に行かない。どうしてかというと、この価格で、ここまでゆっくりできるお店が、他にないから。待ち時間が長くても、ゆっくりしてもらうことでお客さんに満足してもらえることを、コメダは知っています。だから、回転率を上げようと思えばできるのに、それを

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もはやスニーカーは、トレンドの域を超えています。これからの時代にAIに負けない人間らしさを維持するための、強力な武器なのです。「スニーカーはTPOを考えましょう」とか、「きちんとした場所にはやっぱりハイヒールを」と今までと同じように漠然と言うだけでは、誤解されます。スニーカーの、これからの時代との親和性をはっきりと認めさえすれば、冠婚葬祭がスニーカーで行われる時代がやって来ることは、きっとないはず

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