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#経営者

これからの経営者に求められるIT活用スキルとは?

これからの経営者に求められるIT活用スキルとは?

                            

流石に今の時代、規模の大中小問わず経営者でITを無視できる人はいないだろう。
20年前の経営ならいざ知らず、IT=経営環境といっても過言ではない時代、しかも、これは急速に進展する一方である。私は以前から、“IT活用を考える前に、IT社会に適応することが、これからの経営者に不可欠である”と経営者の皆さんにお伝えしてきた。

今、巷は、生成A

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3年ぶりの生のベトナムで感じた事と決意した事

3年ぶりの生のベトナムで感じた事と決意した事

久しぶりの海外、久しぶりのベトナム。
日本国内の飛行機には乗っていたが、ほぼ3年ぶりに海外へフライトした。

遠い記憶のようでもあり、この前のようでもあり、ほぼ3年前の今頃、私はベトナムにいた。

約20数年前から、毎月のようにベトナムに渡航していた。ある時期は数年間、ベトナムに住んで、日本に出張というスタイルだった。

こういう感覚が染みついていただけに、あの日を境に、これほどのベトナムブランク

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経営者のジレンマと試行錯誤

経営者のジレンマと試行錯誤

会社経営のやり方や方法は一つではない。
実際やってみたたら分かるが、きっと、引退するまで試行錯誤の連続だと思う。

私自身もそろそろ30年になるが、こうやれば上手くいくと言う感覚はあるが、それが10年通用するかと言えばそうではない。
今、お付き合いがある経営者で創業から40年、50年と言う方もいる。皆さん、チャレンジングというか、今でも経営を試行錯誤している。

日々実感しているが、経営環境は変化

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縁の下の力持ちという生き方

縁の下の力持ちという生き方

人前には出てない、目立たない、謙虚である、控え目である。あまりその活躍や存在が知られていないけれども、とても重要な人。
縁の下の力持ちという言葉には、こんなニュアンスがある。

語源を調べてみても、予想通り。
今、縁側がある家は、都会では見当たらないが、田舎に行くと縁側があり、その下をのぞけば見える。色々なものが縁の上に乗っかっても、平気なように、柱がある。その下には基礎だ。

仕事の世界でも縁の

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理論と実践のギャップのジレンマとバランスのとり方

理論と実践のギャップのジレンマとバランスのとり方

理論より実践である。
これは、仕事に限らないが、現場で実際に実践している人の言い分である。
私もこれに同意するところはある。言うだけ番長になりたくないので、理論が先行しそうになったら、現場に行く。

この逆で実践より理論という話は、聞いたことがない。理想とする所は、理論も実践もちゃんとできている事。私の目指すところもここであるが、これは実に難しい。
自分がやっていても難しいが、世の中を見ていても、

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起業も創業も色々なのに・・・

起業も創業も色々なのに・・・

起業も創業も、私がずっと関わって、気にしてきたキーワードだ。
私は結果的に31歳で起業したし、そもそも創業という活動が好きだ。

今、世間でも起業を推奨するブームを感じる。
この30年間で考えても、起業が流行った時期が何度かあった。私が起業して間もなくして、第三次ベンチャーブームであることに気づいた。そして、その勢いに巻き込まれた。
その時からすでに起業を支援する活動は色々とあったが、日本としては

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情報にお金を払う人は一体どれだけいるのだろうか?

情報にお金を払う人は一体どれだけいるのだろうか?

情報はタダである。
日本ではこういう考え方が長く蔓延していた。

私が起業した頃、中小企業の経営者の多くは情報はタダでもらえという感覚が主流だったと思う。その頃、中小企業向けの有料の情報提供などは成り立たないと言われていた。
実際、中小企業向けの経営誌ぐらいが関の山で、とても重要な経営情報でもタダで手に入れるという人が多かった。

一方で、士業の顧問やコンサルタントと付き合っている人は、顧問料など

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BCPをどうやって対処すればよいか・・

BCPをどうやって対処すればよいか・・

BCPという聞きなれない言葉がある。
企業経営におけるリスクマネジメントの一環で登場する。
英語でフルで書くと、business continuity planningとなる。日本語では、事業継続計画といったところだろうか。
会社経営において、最大のリスクは事業継続ができなくなることだ。倒産は言うまでもないが、その前の段階として、事業の存続が危ぶまれるほどの、重大に悪い出来事が発生した時に、どうい

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ベトナムに学ぶ、世界の多様な国との付き合い

ベトナムに学ぶ、世界の多様な国との付き合い

私が知る限りだが、ベトナムほど、世界の多様な国々との付き合いが多い国は他にないのではと思う。ベトナムは社会主義国であるから、当然、同じような政治体制との国の付き合いは、当たり前にある。
私がベトナムで活動してすでに20年を超えているが、やはり、日本人は、共産主義社会であるベトナムについて、特に関心が強いようで、このあたりは、数多くの経営者やビジネス関係の人から質問あった。
私は、中国にも縁があるが

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新興国にとってのIT産業が有望な理由

新興国にとってのIT産業が有望な理由

新興国と日本のつながりが、日々、多方面で増大している。
背景には、ITが地球全体に浸透し始めていることがある。世界が急速につながっていくのを実感する日々である。
こんな時代に、新興国目線で視たIT産業の行く末は、とても興味深い。
当社は、1996年にアフリカのルワンダに現地拠点としてブレインワークスアフリカを設立した。現在、ITエンジニアを中心にIT関連業務に携わるスタッフが10名強活躍している。

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なぜ組織は変わらないのかを考えてみる

なぜ組織は変わらないのかを考えてみる

なぜ組織は変わらないのか?
私は、この20年ほどずっと考え続けている。
というより、自らが運営する組織でも試行錯誤しながら、このテーマにトライしている。

実は、このタイトルの本があり、私が読んだのは10年ほど前。洋書の翻訳版であるが、この手の類の本は、本も分厚いし、なかなか読むのは大変だ。
もちろん、方法論や結論は書いているのだが、それを読み終えたからと言って何か変わるわけではない。何かヒントを

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自己紹介

自己紹介

私は、仕事で自己紹介をする機会は多い方だと思う。初対面の人と会う事も多い。そういう時、基本的には、会社の紹介はするが、時間の許す限り、自分の自己紹介もできるだけすることにしている。単なる営業であれば、そうではないが、私の場合は、人付き合いをベースにビジネスを組み立てる立場だからだ。
あとは、交流会での自己紹介。自己PR的な時間が設けられることも多い。主催することも参加することもある。そして、セミナ

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最近の若い創業者と接していて想うこと

最近の若い創業者と接していて想うこと

日本も捨てたもんではない。
最近、私の中でこういう感覚が高まって来た。
その理由の一つが、若い創業者との接点の中で、会話するテーマや想いが共通している所を感じるからだ。
私は31歳で創業したので、その当時も若い部類だった。なぜか、20代の時に、20代で創業することに強いあこがれを持っていた。きっと、20代で創業と言う響きに魅せられていたように思う。だから、私の場合は、ミーハー感覚であって、何か強い

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テレワークでせめぎ合う会社と社員の行く末

テレワークでせめぎ合う会社と社員の行く末

今、テレワークが第二段階に入ったと言える。
日本だけでなく先進国などでは、テレワークを推奨する流れから一転して、従来のオフィスワークが見直されている。
すでにメディアで流れているが、巨大IT企業も重要な過渡期にあり、働く場所の選択が大きな経営課題の一つになった。

言うまでもなく、コロナ禍が青天の霹靂のように起こった時は、テレワークしか選択の余地がなかった。そのほとんどが在宅勤務である。そして、3

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