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いちごのプリンアラモード
人に恵まれていても、環境に恵まれていても、なんだか全て疲れてしまったと思うときが、誰にでもきっとある。
仲のいい友人とも恋人とも一緒にいたいと思えなかったその日、さっと軽いメイクをしてカフェに出かけた。
車で1時間、好きな曲を流しながら運転をした。予約もしていなかったから入れるか不安だったけれど、30分ほど待っていただければ、ということだったので散歩をしながら席が空くのを待った。
何も考えず
ふとした時に相手のことを思い出してお土産を買っちゃうこととか、美味しいものを食べたときに一緒に食べたかったなぁと思うこととか。ある程度のものはお金で手に入れられる大人になった今だからこそ、そういうシンプルな気持ちを大切にしたいと思うのです。
何かを始めるのに遅すぎるということはない、とよく言うけれど、この先の人生を考えたときに 夢見た未来を実現させるには遅すぎて、諦めなければならないこともあると思う。キャリアを求めるか、家庭を選ぶか。社会の中での存在価値を感じたいのか、家族を持ちたいのか。
同じくらい好きなまではいられなくても
ずっと同じくらい好きなままではいられないよ、と、そんなセリフをどこかで聞いたことがある。ドラマだったか、映画だっただろうか。
これまでたくさんの人と出会って、何人もの人を好きになった。叶う恋もあれば、届かない想いもあった。
これまで同じ時間を過ごした男性とは、当たり前だけど全てお別れをしてきた (だからこそ今の私と彼があるということ)。好きだったなぁと思い出すことは今でもたまにあって、だけどあ
彼とお付き合いを始めて、一緒に暮らし始めて、お互いの両親にもご挨拶をして、家族にも会って。食卓を囲みながら、このままこの人たちと家族になるのかなぁと考えた。嬉しいとか嫌だとかいう感情が湧いてくるわけではないのだけど、ただ、そう考える瞬間が最近はよくある。
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母にも誰にも伝えることができなかった “寂しい” を、彼には伝えることができた。俺を頼って、と何度も私に歩み寄ってくれた彼なら受け止めてくれると思えた。ずっと一緒にいたいと思った。
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