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26歳 看護師です

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もう二度と交わることはないね

少し勇気を出して画面に向かっている。 書くべきかどうか悩んだのだけど、自分の中である程度整理もできたことだし、未来の自分に向けて書こうと思う。 この決断を後悔してしまわないために。 そして、これまで彼へ抱いた沢山の感情をここに置いて、もう全て終わりにするために。 事の発端は数週間前、 元恋人と再会したことだった。 背格好も、話し方も笑った顔も、 彼は何も変わっていなかった。 久しぶり、可愛くなったね、 と言ってくれた。 、、、そういうところも変わってないね、 ありが

    • 記憶

      風の強い日に速く流れる雲をみて、「雲の流れが速いってことは、すぐに雨が止むよ。今日は外で練習できるね」と話していた陸上部時代の同級生を思い出す。“え〜っ、雨止んじゃうのかぁ”と、当時がっかりしたことも思い出した。 真っ赤な夕日が沈んでいくのをみていると、電車通学をしていた高校時代、車窓からみていた景色を思い出す。普段は夜遅くまで勉強をしていたのだけど、たまに早く帰れる日があった。いつもとは違う時間の電車に乗って、いつもと同じ街並みをみていた。同じ場所なのに違う場所にいるみた

      • 2泊3日、大阪旅行の巻

        7月の終わり、2泊3日の大阪旅行に行ってきた。 せっかくだから記憶が新鮮なうちに、記録を残しておこうと思う。 1日目、早起きをして空港に向かった。 時間に余裕を持って到着できたので、ゆっくりと手続きを済ませることができた。お昼前に伊丹空港に到着。そのままモノレールに乗って、万博記念公園へ向かう。 外は猛暑。立っているだけで滝のように汗が出てくるくらいの猛暑。ところどころお店に逃げ込みながら、なんとかお目当てまで辿り着くことができた。 これだ。ずっと見たかった太陽の塔。

        • そうめんを上手く茹でられない

          そうめんを上手く茹でられない。 そうめんというか、生麺全般を上手く茹でられない。冷やし中華とかも苦手。 “そうめん 失敗しない 茹で方” “そうめん べちゃべちゃになる” “生麺 上手く茹でられない” 等色々なワードで検索してみたけれど、そして実践してみたけれど、結局どれも上手くいかなかった。麺が悪いのだろうか?揖保乃糸を使えばいいのか。だけどこんなにも失敗体験を繰り返したわたしにとって、お高い揖保乃糸でそうめんチャレンジをするのはなかなか勇気の要ることなのである。 冷

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        もう二度と交わることはないね

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          結婚について

          先日誕生日を迎え、26歳になりました。 この年齢になると、結婚はいつなの。まだ結婚しないの。早く子供を産まないと大変だよ。などなど “女性としての人生” について触れられる機会が多くなります。 大抵、はいはい と聞き流してはいるのですが、人の人生に口出しするな、というような横着な心も多少はあるものです。 両親は私自身のやりたいように、やりたいタイミングでやればいいという考え方(というか、私に何を言っても聞かないと分かりきっている)なので有難いのですが、祖母はそういう訳にも

          結婚について

          お弁当と愛

          愛情の大きさを測るのって難しいと思うのだけど、というか測る必要もないとは思っているのだけど、ひとつ、私にとって愛を感じることができるものはお弁当だった。 毎朝4時に起きて 3年間、欠かすことなく毎日母が作ってくれたお弁当は愛そのものだったなぁと思う。 母は、“私も昔お母さんにやってもらったことだから、あなたにも同じようにやってあげたいと思っていたんだよ” と話していたけれど、だからといって簡単なことではなかっただろう。 私はいま、彼と一緒に暮らしている。そして毎日お弁当

          お弁当と愛

          変化を受け入れる

          変わることは変わらない自分であるために。 私が大切にしている言葉の一つだ。 環境が変われば付き合う人も変わる。 大人になるにつれて、もう二度と会うことはないのだろうと感じる別れが多くて、そのたびに心がキュッとなる。 学生時代、同じ部活で苦楽を共にした友人たちはそれぞれの進学先、就職先へ進み今ではもう会うことはなくなった。 部活終わり、学校からすぐの子の家にみんなで集まり宿題をし、アイスを食べながら甲子園を観戦した夏は忘れられない思い出。もう戻れないし、もうみんなで集ま

          変化を受け入れる

          幸せのかたちそのものを表したような場所だった。昭和は良かったよ、と両親は言った。このままの社会が続くとして、私は平成と令和は良い時代だったよ。と将来自分の子供に胸を張って言うことができるだろうか。

          幸せのかたちそのものを表したような場所だった。昭和は良かったよ、と両親は言った。このままの社会が続くとして、私は平成と令和は良い時代だったよ。と将来自分の子供に胸を張って言うことができるだろうか。

          いちごのプリンアラモード

          人に恵まれていても、環境に恵まれていても、なんだか全て疲れてしまったと思うときが、誰にでもきっとある。 仲のいい友人とも恋人とも一緒にいたいと思えなかったその日、さっと軽いメイクをしてカフェに出かけた。 車で1時間、好きな曲を流しながら運転をした。予約もしていなかったから入れるか不安だったけれど、30分ほど待っていただければ、ということだったので散歩をしながら席が空くのを待った。 何も考えずにただのんびりと歩いた。雨上がり、たんぽぽの綿毛が萎んで小さくなっていた。もう春

          いちごのプリンアラモード

          前職場で働いていたとき、唯一連絡先を交換した患者さんがいたのだけど、その方との話をしようと思う。 末期がんの方だった。私が職場を辞めるとき、その方の余命はもう、持って半年と言われていた。だからというわけではないけれど、せっかくここで出会ったのだし、そして私はもう辞めるのだし、患者と看護師ではなく歳の離れた友人として連絡を取るのもありかなぁと思って、連絡先を教えて欲しいとの要求にはいと答えた。 その患者さんは、私が辞めてからすぐに緩和ケア病棟への転院が決まった。退院するとき

          ふとした時に相手のことを思い出してお土産を買っちゃうこととか、美味しいものを食べたときに一緒に食べたかったなぁと思うこととか。ある程度のものはお金で手に入れられる大人になった今だからこそ、そういうシンプルな気持ちを大切にしたいと思うのです。

          ふとした時に相手のことを思い出してお土産を買っちゃうこととか、美味しいものを食べたときに一緒に食べたかったなぁと思うこととか。ある程度のものはお金で手に入れられる大人になった今だからこそ、そういうシンプルな気持ちを大切にしたいと思うのです。

          何かを始めるのに遅すぎるということはない、とよく言うけれど、この先の人生を考えたときに 夢見た未来を実現させるには遅すぎて、諦めなければならないこともあると思う。キャリアを求めるか、家庭を選ぶか。社会の中での存在価値を感じたいのか、家族を持ちたいのか。

          何かを始めるのに遅すぎるということはない、とよく言うけれど、この先の人生を考えたときに 夢見た未来を実現させるには遅すぎて、諦めなければならないこともあると思う。キャリアを求めるか、家庭を選ぶか。社会の中での存在価値を感じたいのか、家族を持ちたいのか。

          豊かさ、いろいろ

          二人暮らしをはじめて、帰りを待っていてくれる人がいることのありがたさを日々感じています。心地よく暮らす、当たり前のようだけれど当たり前ではないのだということを忘れてはいけないなぁと思います。 自分に余裕がなかった時期、物質的な豊かさに日々助けられていました。服を買い、コスメを買いました。カフェに行き、レストランに行き、美味しいご飯を食べました。会員制のヨガスタジオに通い、カラオケに行き、バーでお酒も飲みました。 それらは全て本当に楽しくて、当時の私の心を保つためには必要な

          豊かさ、いろいろ

          はじまり

          遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。またひとつ、無事に年を越すことができました。 年始早々落ち着かない世の中ですが、少しでも早く穏やかな日常が戻ってきますように。 環境が大きく関わった2023年。 看護師としてのキャリアや世間体、両親の気持ちを考えたときに、色々思うところは正直あった。けれど一番幸せだと思える今があるのは事実で、きっと私の決断は間違っていなかったのだろうと思える。それが何より幸せなことだなと思っています。 今年はもっともっと、彼と二人で楽し

          はじまり

          同じくらい好きなまではいられなくても

          ずっと同じくらい好きなままではいられないよ、と、そんなセリフをどこかで聞いたことがある。ドラマだったか、映画だっただろうか。 これまでたくさんの人と出会って、何人もの人を好きになった。叶う恋もあれば、届かない想いもあった。 これまで同じ時間を過ごした男性とは、当たり前だけど全てお別れをしてきた (だからこそ今の私と彼があるということ)。好きだったなぁと思い出すことは今でもたまにあって、だけどあの頃に戻りたいと願うことは無くなっていた。あんなに辛い別れだったのに、私の中で

          同じくらい好きなまではいられなくても

          彼とお付き合いを始めて、一緒に暮らし始めて、お互いの両親にもご挨拶をして、家族にも会って。食卓を囲みながら、このままこの人たちと家族になるのかなぁと考えた。嬉しいとか嫌だとかいう感情が湧いてくるわけではないのだけど、ただ、そう考える瞬間が最近はよくある。

          彼とお付き合いを始めて、一緒に暮らし始めて、お互いの両親にもご挨拶をして、家族にも会って。食卓を囲みながら、このままこの人たちと家族になるのかなぁと考えた。嬉しいとか嫌だとかいう感情が湧いてくるわけではないのだけど、ただ、そう考える瞬間が最近はよくある。