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疎通と対話 ―社会と組織の中で人々を「乳化」させるもの―

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コミュニケーション(疎通)とは相互に意思を伝達する技術であり、ダイアログ(対話)とは相互の合意目標を発見する工程である。いかに言葉巧みで表現豊かでも、伝達や合意を成し得なければ児… もっと読む
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2021年1月の記事一覧

「言語化」を言語化する

「言語化」を言語化する

こんにちは!のだかつきです。

僕は現在デザイン会社にて、UXデザイナーのマネジメントをしているのですが、デザイン界隈にいるいないに関わらず昨今急激に重要性を増しているスキルがあると感じています。それは「言語化力」です。

対面のコミュニケーションであれば文脈を補足出来たり、雑談を通して足りない情報を埋めることが出来る場面も多くあるのですが、文字ベースのコミュニケーションではそうはいきません。そん

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偏差値やIQだけではない 人生を豊かにする非認知能力

意欲、協調性、粘り強さ、忍耐力、計画性、自制心、創造性、コミュニケーション能力等の数字では測る事の出来ない能力

非認知能力

AI時代には、感情を理解できるようなソーシャル・スキルが重要になるといわれており

今、世界的にも注目されている

社会人となり学力もある程度必要ではあるが、コミュニケーション能力や自分や相手を理解する事は仕事をする上でとても重要であると実感している

学生時代を振り返る

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その「よ」要注意ですよ!←コレ

その「よ」要注意ですよ!←コレ

同じことを書いていても、「共感できる」文章と、「なんで上から目線やねん」と感じる文章の違いは、

語尾と質問の仕方にある。

語尾 の中でもわかりやすいのが、「よ」じゃないかな、と思うわけです。

「よ」じゃないかと思うわけですよ。(←コレ)

例: 

この講座では、○○ができるようになります。

この講座では、○○ができるようになりますよ。

どうでしょう?微妙な差、かな。この使い方だと、むし

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「ロジハラ(ロジカルハラスメント)」はコミュニケーションでの視覚情報と聴覚情報が大きく影響

「ロジハラ(ロジカルハラスメント)」はコミュニケーションでの視覚情報と聴覚情報が大きく影響

セナポンメンバー、コイケです。

今回はウィザップ社員ブログで書いたブログのリライト記事です。瞬間的にプチバズりして1日最大1000PVだった記事になります。

こんな記事も今後セナポンで書くかもしれません。参考までに。

以下、本編です。

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私は理系出身なので理系脳です。という事は論理的な思考が強いという事。論理的=ロジカル(logocal

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職場での孤立から必ず抜け出す「3つの方法」 ~周りからの評価が自然に高まる!~

職場での孤立から必ず抜け出す「3つの方法」 ~周りからの評価が自然に高まる!~

人間関係を劇的によくするコツもうこんな職場では働きたくない、仕事もしたくない、あの人とは話したくもない……。そんな心境になったことがある人は意外と多いのではないでしょうか。

でも、それは本当にあなたの本心でしょうか。本当はそうではないのに、不本意な思いをしていませんか?

あなたの人間関係――それはあなたと話した感覚、話したイメージ、それがそのままあなたの人間関係になっています。人間関係とは、要

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意見が通る人に共通する、「冗長率」のコントロール

意見が通る人に共通する、「冗長率」のコントロール

先日、日経の記事に面白い言葉を見つけました。

再び出社率の制限があるなかで、企業の「テレワークの腕前」という言葉がなるほどという感じですが、上記の記事では「腕前」を測る基準として下記の3点が取り上げられています

3.社内コミュニケーションについて、特に社内の同僚とのコミュニケーションに問題を感じている人が増加しているとのことです。

確かに、テレワーク中心の働き方が進むと、コミュニケーションが

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和を以て貴しと為す

和を以て貴しと為す

「和を以て貴しと為す」の本当の意味をご存知だろうか。

私は聖徳太子が作った四天王寺というお寺の境内の中にある学校で育った。そこの学園訓の1つ目が「和を以て貴しと為す」だった。当時の私は全く本質を理解せず「友達と仲良くしろってことね」と理解していた。この歳になるまでそれが大間違いだとは知らずに。

違和感を感じたことを直接相手に伝えたか?またまた回想の話をするが、岩崎は新卒1年目のとき、上司とのソ

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生成モードのコミュニケーション

生成モードのコミュニケーション

支配と責任アカデミーヒルズ主催のオンラインセミナーにてパネルディスカッションに参加させていただく機会を得ました。もともと、このcomemoにて書いていた原稿を読んでくださったことがきっかけで、参加をお誘いいただけました。

この記事です。

その記事の中で書いた内容を、改めて整理してみました。都市とは、外と内との壁などによって区分けし、内部を安心・安全・安定を実現できる環境に制御しようとする動きに

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「表に出てこないコミュニケーションもありますよ」という話

去年の2020年から自分の中でテーマにしていたことがあって、それは「コミュニケーションについて」なのです。

やっぱり去年からコロナという社会現象が起きて、それで「実際に人の顔を見て話す」という交流が中断されて、コミュニケーションがますますネットとかSNSを中心になされるようになりました。

なんかそれはすごく合理的なことだとも思ったのです。たとえば、今の時点で僕も何人かの知り合いとかがいて、直接

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社会人二年目、質問がうまくできず「わからないからわからない」になってしまう(仕事の心がけ)

社会人二年目、質問がうまくできず「わからないからわからない」になってしまう(仕事の心がけ)

質問四月から二年目のSEです。

仕事で「質問」がうまくできなくて悩んでいます。

相手から「何がわからないの?」や「どこがわからないの?」と水を向けられても、「わからないからわからないんだよ……」となってしまいます。

学生時代には「この式はどこから来たんですか」や「どうして答えがこうなるのですか」のように質問できていたと思うんですが……

よろしければアドバイスをお願いします。

結城浩のメー

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「意見がぶつかる時はお互いが近くを見すぎている時だよ」の話

「意見がぶつかる時はお互いが近くを見すぎている時だよ」の話

「そういう意味では、誰かと意見がぶつかっちゃう時って、自分は相手に嫉妬してるのかもなぁ」
 私はデンマークのコペンハーゲンに住むアートコレクターさんの家に遊びに来ていた。老人が嫉妬が自分に及ぼす影響について話してくれたので、私は自分の行動を振り返る。誰かの意見に対し、よく知らないのに別の意見を強く主張してしまうのは、自分のほうがすごいって思わせたいのかもしれない。主張が通ったところで、誰も尊敬なん

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教育は「一方通行ティーチング」から「ファシリテーション」へ~主体的に動く人材を育てるには~

教育は「一方通行ティーチング」から「ファシリテーション」へ~主体的に動く人材を育てるには~

 Potage代表取締役 コミュニティ・アクセラレーターの河原あずさです。2021年から法人登記し代表取締役に就任、それと同時にビジネスネームを「河原あず」から「河原あずさ」に変えることになりました。今後ともよろしくお願いいたします。

 新型コロナウイルスが猛威を振るうことにより、ビジネスの世界では大きな変化が訪れましたが、それと同等に変化が起きたのが「教育」の世界です。

 大学では講義がオン

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コミュニケーションで困ったときに便利なポジションチェンジについて

コミュニケーションで困ったときに便利なポジションチェンジについて

こんばんわ。

散髪してスッキリなゲーム会社の人事なのに最近ゲームの記事を書いていない人、ねじおです。

通勤時間が無くなるとゲームをやる時間(一人の時間)が…すごく少なくなるんです。テレワークの弊害ですね。

※個人の感想です。

さて、昨日のnoteを書いた後に、
逆の立場(新しい人を迎え入れる側)のことも書いたほうがいいなと思ったので、こんな内容を選んでみました。

コーチングの手法の一つで

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相変わらずの人の言葉は響かない

相変わらずの人の言葉は響かない

愛のある言葉は伝わると以前書いたが、今回は全く逆のお話。

非常にお世話にっているお客様からのご紹介でその人とは会った。営業をしていてお客様から紹介を貰えることは、とても嬉しいことなのだけど、たまにその紹介が悪い方に出る時がある。実はそんなに知り合いではないのに、話の流れで紹介してしまった時などがそうである。

人との出会いは不思議なもので、最初の印象がその後を左右する。その人とは電話で何度かやり

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