弊社YOUTRUSTでは、たびたび岩崎が「こういうプロチームでいたい!」ということをslackで正社員みんなが見えるところに発信させてもらっています。 その発信を、ありがたいことに今後のメンバーのために心得のようにまとめてくれた人がいたので、その一部を社外の方にも見える形で残しておこうと思います。 仰々しいタイトルをつけてしまいましたが、あくまで日々考えていることをぽつらぽつら社内に発信しているもののまとめです。これがどこかで一生懸命働く誰かの役に立つことがあれば嬉しいです
先日、20億円の資金調達を発表いたしました。 本当にありがたいことに、想定以上にたくさんの方々に拡散いただきまして「XがYOUTRUST一色になった」というお声もたくさんいただきました。ご迷惑じゃなかったかな…と少し心配したのですが、実際はポジティブな意見ばかりで「なんて素敵な人たちに恵まれているのだろう」と感謝の気持ちでいっぱいです。 このnoteは主にスタートアップ業界の仲間に向けて、出来る限り詳らかに社長岩崎の視点から今回の資金調達までの道のりを生々しく共有させてい
ご無沙汰してます。YOUTRUST代表の岩崎です。 今回、我々YOUTRUSTの大事なバリューを新しく作り直したので、そのお話をさせてください。 結論から言うと、新しいバリューはすごくしっくりきていてすでにとっても気に入っています。 不格好ながら過程もそのまま含めて残すので、このnoteが今後バリューを見直したり会社・組織運営をされるどなたかの役に立てば嬉しいです。 旧バリューと今のチームの乖離2年前に弊社のビジョンを「日本のモメンタムを上げる 偉大な会社を創る」に大きく
春ですね。各社いろんなリリースを出していますが、弊社も新メンバーが入ったり、ボード陣の布陣にUPDATEがあるので背景含めてそのお話をさせてください。 新ボードチームの布陣▼UPDATE 金子彰洋 執行役員 → 執行役員 CSO 田中喜久 経営企画部部長 → 執行役員 経営企画部部長 他メンバーは引き続き続投なので、これで経営陣は下記のような5名の布陣となりました。 代表取締役CEO:岩崎 執行役員CSO:金子 執行役員CMO:大前 執行役員CTO:佐々木
先日、毎日メッセするくらい仲良しの弟から「姉は師匠に恵まれてきたよね」と言われた。 だが待てよ、ここは言わせて欲しいのだけれど、これは別に偶然ではないということは強調させてほしい。今は令和の世なので「今日から私があなたの師匠です」という徒弟制度があるわけでもない。そんな中で「師匠を作る」ということを自ら意図してやっていた部分はあるので、今日はその話をさせてほしい。 一流には師匠がいる?たしかに、ビジネスマンとしての師匠は長村さん(現EVeM代表)、起業家としての師匠は中川綾
考える、という行いは人間の大きな強みだと考えている。 弊社には「KEEP THINKING(学び続ける。その頭で考え抜く。)」というバリューがあって、自分の子供の名前に「考」という漢字を使っているくらいには個人的にもかなり大切にしている価値観だったりする。一方で、最近は考えるだけではなんの価値もないような気がしており、今日はその話をしたいと思う。 KEEP THINKINGの三段階 弊社でいうところのKEEP THINKINGはただ考えていればOK、という意味ではない。私
スタートアップをやっていると回転寿司のように、課題が次から次に目の前に流れてくるような感覚になるのは私だけだろうか。とはいってもすべての課題の皿を片っ端から処理するのが悪手だということは誰の目からも明らかで、我々はその中から重要そうな課題を選び取って一つ一つ解決していくしかない。しかも事業・組織が成長すればするほど課題の流速は上がるが減ることはない。 流れてくる課題の皿の中には触れるべきでない課題もたくさんあるように思う。名著「イシューからはじめよ」にもそのようなことが書い
本日リリースが出たように、今年2年ぶりに(もちろん状況を見つつではありますが)スタートアップ新卒合同入社式を200名規模で今年4月1日やろうと思っています。 発起人であるYOUTRUSTとHERPが、正直事業には関係のない合同入社式をなぜ開催するのかについてこのnoteで共有することで、賛同/参加してくれるスタートアップが増えればそれ以上に嬉しいことはありません。 「同期」という事実があなたを救う突然ですが、あなたには同期はいるでしょうか。同期のことが好きでも嫌いでもどち
じゃあなんなの?副業マッチングでしょ?と言われるかもしれない。が、私達は誰一人として単なる採用サービスを作っていると思って事業は作っていない。 とはいえ、そんな戦略の話はプロダクトだけでは伝えきれないんだな、というのが昨今の自分の反省でもあるので定期的に言語化しておきたいと考えている。 じゃあ何なの?完全に正しい問いだと思う。「じゃあYOUTRUSTってなんなの?」である。 今のところの言語化としては「日本のキャリアSNS」だ(SNSとしてまだまだだ!というご指摘は甘ん
続々と優秀な仲間が増えて、私の仕事がだいぶシンプルになってきて感謝しかない。一方で、ふと「私はこの会社に価値を出せているのか?」と不安になるときもある。そういうときは自分の役割を整理しなおす。特に、自分は良いマネージャーなのだろうか?と内省するのだが、そもそもマネジメントって?という問が生まれる。今回はその話をしたい。 「マネジメントとは何か?」という題をつけたが、ここではあらゆるマネジメントの中でもピープルマネジメントのことについてのみ言及したいと思う。また、ここではマネ
最近読んだ本に「脳は同期する」という一節があった。どうやら、人間の脳みそは一緒にいる人の脳みそと同じように動くことがあるらしい。不思議な表現だと思ったが、たしかにそういう観点でコミュニケーションや各社の経営手法を見ていると、これはハックできる良い学びだと感じたので残しておきたいと思う。 もし、これを読んでいる方の中に人間関係や他者を動かすことに悩んでいる方がいたら、是非実践してみてほしい。自分の脳と同じように相手の脳も動くのだとしたら、ものすごくシンプルに他者に影響を及ぼせ
ご無沙汰してます。YOUTRUST代表の岩崎です。 やっとこの日がやってきました。YOUTRUSTをリリースして3年、キャリアSNS戦略に大きく舵を切って1年、何度も言われました。 「アプリ作らないんですか?」と。 その度にのらりくらり適当な回答でかわしてきたような気がするのですが、簡単に言うと当時はまだその時じゃないと思っていました。アプリはWebと比較するとリリースした後に簡単に修正できるものではなく、アプリは「プロダクトがおおよそ完成した時に」と思っていました。蛇
皆さんは桃鉄をやったことがあるだろうか。数年前には、プロデューサーの方の退職により「もう続編は出ないのか…」と嘆き悲しまれていた伝説のゲーム桃太郎電鉄である。令和版が昨年末に出たのだが、これももれなく楽しいので未履修の方には是非オススメしたい。(ちなみにシリーズ最大級の売上だったらしい) ただ、このnoteは桃鉄の番宣ではない。 「進捗感」そのものが人間の幸せ桃鉄をやったことがある人ならわかると思うのだが、プレイヤーは社長という設定で最初に1,000万円を渡され、不動産(
最近、ダイバーシティが大事!とよく聞くようになったように思う。最初に言っておくと、私はダイバーシティはめちゃくちゃ大事だし、それがない組織はこれからの時代においては大きなリスクを背負ったままの経営になると考えている。ダイバーシティがある組織でいることは超重要だ。 一方で、昔の自分はなぜダイバーシティが重要なのか、正直理解できていなかった。多様性なんかなくても優秀な人を集めてさえいれば強い組織ができるものだと勘違いをしていた。それぞれの強みを発揮したカラフルな組織が強いんだよ
「和を以て貴しと為す」の本当の意味をご存知だろうか。 私は聖徳太子が作った四天王寺というお寺の境内の中にある学校で育った。そこの学園訓の1つ目が「和を以て貴しと為す」だった。当時の私は全く本質を理解せず「友達と仲良くしろってことね」と理解していた。この歳になるまでそれが大間違いだとは知らずに。 違和感を感じたことを直接相手に伝えたか?またまた回想の話をするが、岩崎は新卒1年目のとき、上司とのソリが本当に合わず、嫌いも嫌い大嫌いという感じでへそを曲げている時期があった。上司
副業・転職のキャリアSNSの会社の代表をやっていると、よく「やっぱり副業はオススメですか?」とか「日本人みんな副業したほうがいいと思いますか?」みたいなことを聞いていただくことがある。 私個人としての答えはNOだ。副業は万人のものではないし、全員が常にするべきものだとも全く思っていない。今回はそういう話をさせてもらおうと思う。 本文章では「副業」という言い方を一貫してするものの、これは単発で自分の名前を出さないような内職のようなものは対象とはしていない。中長期で特定の企業に