スタートアップ新卒合同入社式をやる理由
本日リリースが出たように、今年2年ぶりに(もちろん状況を見つつではありますが)スタートアップ新卒合同入社式を200名規模で今年4月1日やろうと思っています。
発起人であるYOUTRUSTとHERPが、正直事業には関係のない合同入社式をなぜ開催するのかについてこのnoteで共有することで、賛同/参加してくれるスタートアップが増えればそれ以上に嬉しいことはありません。
「同期」という事実があなたを救う
突然ですが、あなたには同期はいるでしょうか。同期のことが好きでも嫌いでもどちらでも良いのですが、同期がいるのに「同期という存在に一度も助けられたことがない」という人は少ないのではないでしょうか。
かくいう私にも同期がたくさんいます。一緒に起業した共同創業者も新卒同期エンジニアですし、社会人同期としてはこの入社式を主催しているHERPの庄田さんも同期で内定者の頃からよく知っていました。起業家でいうとBASE FOODの橋本さんやChompyの大見さんは新卒の同期でして、自分が起業する際にはBASE FOODのオフィスに行って「借金の仕方を教えてくれ」なんて生々しいアドバイスを頼んだりしていました。最近ではとある会社から事業をMBOした同期が「資金調達について教えてほしい」とオンラインで久しぶりにお茶したりもしましたが、正直なところとりたてて仲が良かったわけではなくただ同期だから困っていたら助けるのが当然という感覚だったりします。そこにあまり理由はない気がしていて、「同期」という事実が今後その人のピンチを救ったりするように思います。
スタートアップを選んだ新卒に同期を贈りたい
最初は私のエゴでした。自分が同期という腐れ縁に助けられてきたからこそ、同期がいることのありがたみを知っているつもりですし、若い人こそその恩恵をたっぷり受けてほしいと思ってしまう。
一方で現実は、スタートアップを選んだ新卒には社内同期はほぼいません。せっかくリスクをとってスタートアップを選んでくれたのに、そのために同期という人生で一度しかない腐れ縁を作るチャンスを逃すというのはあまりにも代償が大きすぎる気がしてならなかったのです(これもエゴです)。
「じゃあ同期を作ればいいじゃない」というのが本イベントの趣旨です。言われてみれば同期って別に絶対に同じ会社である必要はないのかもしれませんし、本人たちが「私達は同期だ」と思えるならそれは十分に同期であって、作り出せるものなのではないでしょうか。
前回参加者がお互いを同期と呼んでいる喜び
社会情勢が変わってしまったこともあって2年間開催できなかったのですが、2019年に一度この入社式を開催しており、トータル30社程度、計100名の新卒が参加してくれました。フジテレビさんにも取材いただき、事業ではなく入社式発起人として地上波デビューしたのはなんとも嬉しいような悔しいような良い思い出です。
このときの参加者が今、当然のように「XX社の○○さん、私同期です!」と言ってくれているのを度々耳にします。こんなに嬉しいことはありません。他社の人、というのを乗り越えて本人たちには同期という自覚があります。
運営は20卒と21卒
これはサブではありますが、残念ながら入社式を開催できなかった2020年・2021年の新卒たちが本イベントの企画・運営を一手に引き受けてくれています(こんな文章を書きながら岩崎は何もやっていません)。彼らがこの運営を通して、他社の人から同期・仲間になっていく過程を見ているのは一つの幸せだったりします。もしこれを読んでくださっている中で20卒、21卒で賛同してくださる方がいれば是非スタッフとしてご参加ください。
22新卒を迎えるスタートアップの皆様へ
前置きが長くなりましたが、御社に新卒の方がいらっしゃいましたら是非、このスタートアップ合同入社式に参加させてあげてください。当日は同期の縁をつむぐことを目的にしたワークやコンテンツを用意してお待ちしています。
運営費として一人当たり5,000円を申し受けますが、全額会場費や当日のイベント費用、コロナ対策費用として使用させていただく予定です。
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2022年も新卒でスタートアップを選んでくれた皆さんに素敵なキャリアが待っていますよう、運営一同応援しています。
YOUTRUST岩崎
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