さわらぎ寛子/コピーライター・著者

『キャッチコピーの教科書』6刷、『発信力を強化する「書く」「話す」サイクル』3刷等、4…

さわらぎ寛子/コピーライター・著者

『キャッチコピーの教科書』6刷、『発信力を強化する「書く」「話す」サイクル』3刷等、4冊の著者。 「言葉で仕事をつくる」をテーマに、講座やセミナー、企業研修をしています。 HP:https://www.kotoba-works.com

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言語化力をつけたいなら、「勉強になります」「素敵ですね」をやめよう

自分が思っていることを 的確に言葉にできる様になりたいなら、 SNSの投稿やブログ、ライブ配信、 オンラインのセミナーなどで 「コメントをする」のは 良い練習になる。 「勉強になります」「素敵です」では、なにも伝わらない。 コメントで書きがちな言葉 「勉強になります」「素敵ですね」 残念ながら、それだけでは なに一つ伝わらない。 なぜなら、 その投稿やセミナーなどを、 見ていなくても聞いていなくても、 誰でも書ける言葉だから。 つまり、「なにも考えていないのと同じ

    • 一生懸命発信しても、手応えが感じられず、疲弊していた。

      言葉で仕事をつくる塾コトシゴを 大阪会場でリアルで受講してくれた ヒーラー/カウンセラーの たかしばゆかさん。 受講前は、どんなことに 悩んでいましたか? そこから、 全12回の講座に 毎月通ってくれて、 「自分を売り出す1行」を作ったり、 共感される文章と ロジカルに伝わる文章を 実際に時間内で書き上げたり、 プロフィールを作ったり、 LPの文章を作ったりして、 6ヶ月後には、 「自分の思いを伝える」 キーワードがたくさん手に入り、 インスタとブログにも 効率的

      • 私の価値は、どこにあるんだろう。

        子どもの頃から、人と比べて(とくに一つ上の姉と比べて) 自分はなんでこうなんだろう、 なんで人が普通にできることが私にはできないんだろう。 あの人はすごいな。 私ってどうしてこうなんだろう と思うことが多かった。 でも、不思議なことに、自分に自信がないわけではなくて、 心のどこかでずっと、 「私には、自分にしかできないことがある」と思っていた。 小学生の時にテレビの中で見た甲本ヒロトが 「今しか僕にしかできないことがある」と歌っていて、 ずっとその言葉を唱えながら生きてき

        • 忙しいのに、思ったほど稼げない。

          フリーランスや個人事業主の方から よくあるご相談。 SNSで頑張って発信しているのに、 いまいち売れない。 売れるけど、 低額の商品ばかりで、 同業者と価格で比較されて、しんどい。 フォロワーさんから 「あれやって、これやって」 とリクエストがある割には その人たちが買ってくれない。 無料で情報を 取っていくような人しか やってこない 依頼は来るけど、安い仕事ばかり。 値上げを交渉しても、聞いてもらえない。 その原因は、 「お客様があなたを選ぶ理由がない」 もしく

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          さわらぎ寛子/コピーライター・著者

        記事

          自分のサービスをどう「表現」したらいいかわからない

          商品やサービスのこと、 自分がやっている仕事のこと、 「どんな言葉で」伝えればいいか わかりません と良く相談を受けます。 その時にお伝えしているのは、 ただ1つ。 「表現」の前に、 ・誰に ・何を 伝えるかを決めよう。 何を言うかを決めずに、 カッコいい言葉 綺麗な言葉 に「まとめよう」とするから、 どこかで聞いたような インスタで100万回言われているような 言葉になる。 お客様は、 「商品の魅力」を知りたいわけではない。 相手が知りたいのは、 ●自分にとっ

          自分のサービスをどう「表現」したらいいかわからない

          「要するに」を考えるから、伝わらない。

          「要するに、何?」 「要点をまとめて話して」とビジネスシーンでよく聞くセリフ。 要するに、つまり、と要点をまとめて伝えようと すればするほど、 言葉が薄っぺらくなったり、 全く要点を突いていなかったり、 漠然としたことしか伝わらないのは、なぜだろう。 より簡潔に、シンプルに伝えようとしていたから、伝わらなかったんだ。 大阪会場で開催した 「発信力を上げる 言葉力体験セミナー」 関東から、中部から、九州からと 遠くからわざわざ参加してくださる方が増えています。 (先月は

          「要するに」を考えるから、伝わらない。

          伝わらないなら、盛るより削る。

          わかりやすく伝えるには、 「何が一番」伝えたいことかを 1つに絞って、 それ以外を消す。 話がよくわからない人は、 「これも言っておいた方がいいかも」 「ここを説明しておかないと、話が通じない」 「もっと丁寧にしなきゃ」と不安になって、 あれもこれも、 てんこ盛り。 盛り盛り状態だから、 結局、なにひとつ伝わらない。 ▷伝えることは、削ること。 文章を書く時は、 ばーっと一気に書いて、 最後に思いっきり削る。 不要なところを全部消す。 (高度なテクニックとしては、

          伝わらないなら、盛るより削る。

          漠然とした不安を救う方法

          何がかはわからないけど、 なんとなくずっと不安。 私、この先どうなってしまうんだろう。 私、このままでいいのかな、 そんなふうに思う時に、 「誰だって不安だよ」 「不安だからできることもあるよ」 と慰められたところで、 現状は一ミリも変わらない。 「不安だと思うから不安なんだよ」 「不安じゃなくて、今できることに集中しようよ」 と言われたところで、 一時間後には、また不安。 じゃあどうする? ▷「不安」という大きな袋に、ざっくりと入れているものを全部出す。 「こ

          キャッチコピー脳になるメーメー大作戦

          ✅ 一言でズバッと言えるようになりたい、 ✅人の印象に残る言葉が書きたい、 ✅言いたいことを短くキャッチーに言えるようになりたい と思うなら、 今日からできる簡単な習慣、 「なんでも名付け メーメー大作戦」 あらゆるものに、名前をつけよう。 名前をつけると、覚えやすい。 名前をつけると、気になる。 名前をつけると、愛着が湧く。 名前をつけると、売れていく。 さて、今日は何に名前をつける? 「冷蔵庫にあったものを炒めただけの名前のないおかず」に名前をつけるとしたら?

          キャッチコピー脳になるメーメー大作戦

          「ああ言われた」「こんな声がある」それ、今、気にする必要ある?

          個人や小規模のビジネスをしている方の 相談に乗っていると よくあるのが 「誰かに何かを言われた」 という話。 それがショックだったとか、悲しかったとか そういう感情に振り回されず、 「事実」を捉えるクセをつけよう。 ケース①:友達(やお仲間、知り合い)に「ニーズないよ〜」と言われた 「こんなことをしようと思っている、 と友達に話したら、 そんなの売れないよ〜と笑われた。 やっぱりやめようかな」 え?  なんで? そのお友達、 □ 何人の人に □ どんな項目を □

          「ああ言われた」「こんな声がある」それ、今、気にする必要ある?

          セールスポイントを、明確に

          いい商品やサービスがあるのに売れない、 同業者と価格で比べられてしまう、 商品の良さが伝わらない、 という人は、 「セールスポイント」が言葉にできていない。 セールスポイントとは、 お客様にとっての「価値」だ。 ▷お客様は、何に価値を感じるのか? えっとぉ、 私の商品はぁ、 こういうところが特徴で、 あ、お客様たちからは、 「〜〜〜がいい」 「こういうところが好き」と言われます。 あ。それと、 こういうところに こだわっています!!! といくら熱く語っても、 それが

          セールスポイントを、明確に

          「□□ではなく、〇〇」を自分の言葉で語れる人が、選ばれる人。

          あなたの商品・サービス あなたのブランドを お客様が選ぶ理由はなんですか? えーっとぉ、 人柄? なんとなくいい感じだから、 安いから、 便利だから、 売れているから そういうふんわりとした言葉では、 お客様が「選ぶ基準」にならない。 ▷この人の言うことは、他とどう違うのか? 同業者と同じようなこと なんだか正しそうだけど、よくわからないこと を言っている人は、 SNSの中で一瞬で埋もれる。 同じようなことを言うだけなら、 もっと有名な人 もっと安い人 もっと便利な

          「□□ではなく、〇〇」を自分の言葉で語れる人が、選ばれる人。

          うまくいく人と、いかない人の境界線

          うまくいく人は、 小さなことに気づき、 そこからアイデアを膨らませて、 テストして、 改善して、 また観察して、 アイデアを出して、 を繰り返していける人。 なかなかうまく行かずに 同じところに止まっている人は、 小さなことに気づけない。 それが、側から見たらとても大きなヒントでも、 本人は「こんなこと大したことがないんで」とスルーする。 誰かが与えてくれる、「一発逆転」を待っていても、 そして、自分の思い込みの中で、 「一発逆転」を誰か 神様か、 どっかの誰かか、

          うまくいく人と、いかない人の境界線

          【言葉で仕事をつくる 5日間ライブ配信】

          6ヶ月講座を受講して、 その後もフォローを受けてくれているメンバーさんたちと、 「言葉で仕事をつくる」をテーマにライブ配信します。 いやー、 みんなの紹介文を書いていたら、 めっちゃテンション上がってきた! 自分でビジネスしている/したい 方は絶対見てほしい。 以下、詳細です。 価値を言葉にして、自分だけの仕事をつくってきた5名の方と対談します。 DAY1:2月8日(木)20時〜 親子関係コーディネーター 大西りつ子さん。 看護師で、保健室の先生の経験もあるり

          【言葉で仕事をつくる 5日間ライブ配信】

          結論。言葉が自分らしければ、流れはテンプレでいい。

          文章のテンプレートに 当てはめて書くと、 個性が消える? 私もずっとそう思ってきました。 でも! 24年コピーライターをやってきて、 15年文章講座をしてきて 至った結論は。 「言葉」がその人らしければ、 「流れ」はテンプレでいい。 むしろ、 テンプレに当てはめたほうが、 その人の個性が溢れ出る。 文章や発信が 「ありきたり」なのは、 流れ(どういう順番で書くか) の問題ではなくて、 使う言葉がありきたりだから。 ▷ 伝わりやすい「流れ」がある。 文章の流れ

          結論。言葉が自分らしければ、流れはテンプレでいい。

          【プチワーク】「感情」を書かずに、「エピソード」を伝える。共感される文章の書き方・実践編

          毎週水曜日に、LINE公式アカウントで 「価値を言葉にする」プチワークをやっています。 私がお題を出して、皆さんが それに回答。 月曜日に、回答の中から いくつかをピックアップして 解説記事を書いています。 ——先週のプチワーク ———⁣ 共感される文章を書くコツの1つは、 「感情の直接表現」を書かないこと。 https://note.com/hirokosawaragi/n/n407f44fad1d4 ・嬉しい ・楽しい ・悲しい ・苦しい ・イライラ ・モヤモヤ

          【プチワーク】「感情」を書かずに、「エピソード」を伝える。共感される文章の書き方・実践編