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文章の書き方

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文章を書くときに役立つ記事をまとめています。
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「自分にしか書けないことを書きたい!」と思ったら

「自分にしか書けないことを書きたい!」と思ったら



同業者や一般の人
誰でも書けることではなくて、

「私にしか書けないことが書きたいんです」



よくあるご相談です。



これ、答えは明確なので、今日はその話をしていきます。

自分にしか書けないこと=「現場のリアリティ」+「その奥にある共感」

自分にしか書けないこととは
何かというと、

「現場のリアリティ」です。

つまり、
その現場にいないとわからないこと。

たとえば、

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この人の話をもっと聞きたい!と思われる人は「自分なりの視点」がある人

この人の話をもっと聞きたい!と思われる人は「自分なりの視点」がある人

SNSで毎日せっせと
発信していても
全く売れない人と、

発信するたびに
反応があり
「もっとこの人の話を聞きたい」
と思わせられる人の違い

▷「自分なりの視点」がある人の
話は面白い

みんなが知っていることや
どっかの誰かが言っていた情報を
そのまま話したり
書いたりしている人の話は
面白くない。

その人じゃなくてもいいし、
新しい発見や気づきもない。

SNS発信で売れる人は
「その人

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「自分の意見」がある人の話は面白い

「自分の意見」がある人の話は面白い

SNSで信頼されて売れていく人は、
「自分の意見」がある。

どこかで聞いたことを
そのまんま書いたり

世間一般の
答えっぽいものを
自分の考えのように
書いたり話したりする人の
話には、深みがない。

▷そもそも「意見」ってなに?

意見とは、
自分の考えや思いつきに
「根拠」をつけて
相手が納得しやすい形にしたもの。

▷「意見」に必要な3つの要素

① 前提
② 考え
③ 根拠
が揃ってい

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うまくことばにできなかった、と思ったら

うまくことばにできなかった、と思ったら

思っていることが
スラスラ口にできたり、

考えていることが
パッと書けたりする人は、

「うまく言葉にできなかった」
時に、
復習をしている。

▷「こう言えばよかった」の
「こう言えば」を口にする

ああ、あの時、
もっとこう言えばよかったなぁ

と感じたら、
「こう言えば」の「こう」を
具体的に言葉にしてみよう。

あの時の、
あのシーンに戻って、
もう一回口にしてみる。

「あー、この記事

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「なんかいいよね」を具体化する〜今すぐできる言語化力アップの習慣〜

「なんかいいよね」を具体化する〜今すぐできる言語化力アップの習慣〜

何かを見たり、聞いたり
した時に、
「なんかいいよね〜」
と感じるとき。

「なんか」を
「なんか」のままにせず、
言葉にしてみよう。

たとえば、
ドラマを見て、
「なんかいいなー」と思ったら。

① The Most(どこがいちばん)

② Why (なぜ)
を考えてみよう。

▷ いろいろあるけど、いちばんはどこ?

なんかいい
と思っているうちは、
ものごとを
すごく「ざっくり」捉えてい

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「ああ言えばよかった〜」を口にする〜今すぐできる言語化の習慣

「ああ言えばよかった〜」を口にする〜今すぐできる言語化の習慣

日常生活でも、
ビジネスシーンでも
「あの時、ああ言えばよかった」
「もっと、こんなことを言えばよかった」
と思うことはありませんか。

ブログやSNSでも
投稿した後に
「この話もすればよかった」とか。
「この表現にすればよかった」とか。

そういう時は、
「あ〜あ」で終わらずに

「ああ言えば」の
「ああ」を
具体的に口に出してみよう。

もう一度言えるとしたら、
なんという?

▷言語化は、

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今すぐできる「言語化」の習慣〜目に映る全てを実況中継する

今すぐできる「言語化」の習慣〜目に映る全てを実況中継する

・思っていることが、うまく言葉にできない。

・あなたの意見は?と聞かれると、固まってしまう。

・SNSやブログに書きたいことがあるけど、うまくまとまらない。

そんな「言語化」のお悩みを解消するには、
日々の小さな習慣が役立ちます。

▷今日からできる、言語化の習慣
「実況中継」

言語化が苦手な人は、
いろんなものを
「ざっくり、なんとなく」見て、

あれもこれも言いたいと
いろんなことをま

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『言葉にする習慣』一緒にワークをして見えてきたこと〜次は、リアル会場で少人数の熱い場でぜひ体感を

『言葉にする習慣』一緒にワークをして見えてきたこと〜次は、リアル会場で少人数の熱い場でぜひ体感を



昨日は、zoomで
『言葉にする習慣』出版記念セミナーを開催しました。



当日の参加は、30名様ほど。

そのうち顔出ししてくださった10名数名の方と、

実際に対話をしながら
本の中にあるワークをしていきました。



アーカイブ動画視聴でお申し込みの方には、
視聴方法をお送りしておりますので、
ご確認ください。

※アーカイブ動画の追加販売はいたしません。





「う

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アレもコレもソレも「全部まとめてビシッとうまく言いたい」、なんて無理。

アレもコレもソレも「全部まとめてビシッとうまく言いたい」、なんて無理。

言語化が苦手な人は、
自分でも
中に何が入っているか
よくわからない

大きな袋を
ずっと抱えている。

袋の中には
言葉になっていない
「なんかよくわからんけど
言いたいこと」
が詰まっている。

自分でもよくわからない
モヤモヤ
ふわふわしたものを

よく見ないまま、

相手に
袋ごと投げつけたり、

テキトーにつかんだ
中身を
手当たり次第
投げたりしている。

だから伝わらない。

▷まず

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発売翌日即重版!『言葉にする習慣』著者と一緒にワークをする 出版記念セミナー/リアル会場・オンライン・動画

発売翌日即重版!『言葉にする習慣』著者と一緒にワークをする 出版記念セミナー/リアル会場・オンライン・動画

さわらぎ寛子の5冊目の新刊
『言葉にする習慣
思いがまとまる・伝わる
「言語化力」の身につけ方』

おかげさまで
みなさまの応援のお力で

6月12日発売
翌日即重版になりました!

全国の書店様で
大きく取り扱っていただいています。

『言葉にする習慣』はこんな方のための本です

心を動かす言葉が、自然に出てくる。

現役コピーライターが「漠然とした思い」を「自分の言葉」に変える方法を紹介します

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『言葉にする習慣 思いがまとまる・伝わる「言語化力」の身につけ方』はじめに全文公開

『言葉にする習慣 思いがまとまる・伝わる「言語化力」の身につけ方』はじめに全文公開

6月12日、私の5冊目の著書となる
『言葉にする習慣 思いがまとまる・伝わる「言語化力」の身につけ方』が
発売されました。

この本は、編集者さんが
私のnoteのある1記事を見て
「自分の言葉で、自分の思いを伝えたい人向けの
書籍を一緒に作って欲しい」とご依頼を受けスタートしたもの。

自分の考えや思いを
うまくまとめられない、

ネット上で見た意見や感想しか出てこない

などなど
言語化に悩む

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「なぜ、必要か」理由を伝える〜思わず買いたくなるキャッチコピーの型〜

「なぜ、必要か」理由を伝える〜思わず買いたくなるキャッチコピーの型〜

商品の認知度が低い場合は、
その商品が
「なぜ必要か」を
伝えるコピーが有効です。

「自分には関係ない」
「よくわからない」と思っている人に、

「なるほど!そう言われればそうかも」
と思ってもらえれば正解です。

▷お客様の声から探し出す

「なぜ、この商品を買いましたか?」
とストレートに聞いても、
本音は出てこない。

ヒアリングのコツは、
「時系列で聞くこと」

いつ、どこで、どんな状況

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思わず買いたくなるキャッチコピーの型〜数字で信頼度を上げる

思わず買いたくなるキャッチコピーの型〜数字で信頼度を上げる

「数字を入れると具体的になる」
「データは強い」
というのは、
文章を書いたり、
キャッチコピー、タイトルなどを
つくるときの鉄則。

でも、
数字だったらなんでもいい
わけではない。

大切なのは、
「イメージしやすい数字」を使うこと。

▷イメージしやすい数字、イメージできない数字

イメージしやすい数字のお手本は、
「ポケットに1000曲」
というiPodのキャッチコピー。

(iPod、み

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思わず買いたくなるキャッチコピーの型〜ドキッとする質問を投げる

思わず買いたくなるキャッチコピーの型〜ドキッとする質問を投げる

SNSや広告をみていて、
「質問型」のキャッチコピーに
思わずドキッとした経験はありませんか。

ターゲットに問いかける
「質問型」は
キャッチコピーの王道。

▷ なぜ〜なのか と問いかける

売れている書籍のタイトルには、
質問型が多いものです。

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』
『なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?』などなど。

「なぜ?」と問いかけられると、
そういえば、なんでだろ

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