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2023年9月の記事一覧

全部、言葉。

全部、言葉。

朝の唄

窓からの 朝の日差しを
両手をいっぱいに広げ 受け止める
この小さな部屋に
この小さな春の訪れが
たまらなく いとおしい
これは 愛のひかり
生来の感受性で受け止める 愛のひかり
私を私たらしめる 愛の温かさ−−…
神さまは 私たちに等しく愛を灯される
聖人にも咎人にも 等しく
このひかりの熱をもって
私は 今日を生きてゆく
聖人も咎人も 歩き出す朝

全部、言葉。

誤解を恐れずに言う

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まじかよ

まじかよ

今年度1ヶ月に1回、会議に出ている。

経営に若手や中堅の意見を反映させたい。という狙いで、すでに47歳の私がピックアップされている時点でどうかしていると思う。

だいたいにして、私の所属している法人は、私とそりが合わない。

私は私の人生の大半を費やしてきたこの組織が
残念ながら好きではないのだ。

好きではない場所で25年。どうかしているのは実は私だとも自覚している。

今後、我が法人がどのよ

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私だけ、愛してた。

私だけ、愛してた。

若かった頃の私にとって、恋愛は常に、ヒリヒリとした心の痛みを伴い、まるで傷つくために出会うようなものだった。

当時の私が「彼氏」に求めていたものは、純粋で一途な愛情と、永遠に続く安心感。
けれども、当たり前だけど10代や、せいぜい20代の男性に、そんなものを求めたって無駄だ。要求するほうが間違っている。
あまりにもニーズが違い過ぎて、だから私の恋愛はいつも、うまくいくはずもなく長続きしなかった。

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グーグルもいいけど、ぐるぐるもいい。

グーグルもいいけど、ぐるぐるもいい。

先日、公園でおじいさんに声を掛けられた。おじいさんはごそごそと白黒コピーした紙を広げ、「ここに行きたいんですけど」と目的地を指さす。

ピンクの蛍光ペンでハイライトされたところを見ながら、何やら胸が弾んでいる自分に気づく。見下ろした地図の横から私のこらえきれないにやけ顔を不思議そうに見上げる愛犬の顔が見えて、もっと可笑しくなった。

道を聞かれるなんていつ振りだろう?紙の地図を見たのも久しぶり

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自分いじめからの卒業!取返しのつかないことなどないので、ご安心を

自分いじめからの卒業!取返しのつかないことなどないので、ご安心を

真面目な人ほど、自分いじめをしがちかもしれない。

僕も生真面目な性格に苦しんできたので、よくわかるのだが自分に対しての声掛けが厳しかった。

「なぜ、こんなこともできない」「もっと完璧にやれ」

といった言葉を、自分に掛けていたことに気づけたのは数年前だ。

自分に厳しい人は、他人にも厳しい。

近しい関係になるほど、期待値を上げて接してしまい要求が過剰になる。

自分の要求が叶わないと、なんと

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ひと色展リポート:後編

ひと色展リポート:後編

昨日の記事に続いて、

ひと色展の会場内を詳しく紹介しようと思ったのですが。闇夜のカラスさんが、本当にお上手に紹介をされていたので、そちらをリンクさせていただきます😊

さらっと的確にしかも「ひと色展」の魅力をあますことなく紹介する技、さすがです✨

闇夜のカラスさん、いったいあなたはどこまで私を魅了するのでしょうか😊💕

ということで、「ひと色展」後半のリポートはダフやん味を濃くしてスター

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ひと色展リポート:前編

ひと色展リポート:前編

昨日はイシノアサミさんの「ひと色展」初日でした。

ダフやんも朝から大張り切りです🙌

行き方は三間あめさんの記事がとてもわかりやすいです😊この記事をみながら行けばぜ~ったいに迷いません🙌

坂道が大変!とみなさんいいますが……

👇の画像の石段を上るとすぐなので、ダフやんを記念撮影したのですが。

私の前をずっとアートっぽい人が歩いていると思ったらあんこぼーろさんでした😮

初めてお会

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いい子でなくとも

いい子でなくとも

私はわりとおそらく「いい子」の部類に育ったのだと思う。

母親にも言われたこともあるし、学校の先生にも友達にも

「いい子」や
「真面目」と
言われることが多かった。

学級委員とかもやったりした。

大人になっても
保育園の保護者会会長を
「ちゃんとやってくれそうだからくまさんに頼みたいんです」とか
PTAの活動などで
「くまさん真面目」とか言われたりもした。

学生の頃に委員をやっていた私は、

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ふたり軸

ふたり軸

結婚してから、五ヶ月が過ぎた。ひとり暮らしをしていたアパートから持ち込んだモンステラが、この夏にぐんぐん成長をとげ、ついに私の肩くらいの丈になってしまった。物が少なくて、よく整ったシンプルな部屋が、夫は好きだ。できるだけ邪魔にならないように……支柱を立てて、紐で枝をくくって、コンパクトになるよう整えながら思った。

お前、そろそろ成長やめないと、夫に追い出されるぞ。そうしたらしょうがないから、この

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『東京の生活史』感想 3人目

『東京の生活史』感想 3人目

<3人目>2023.09.22読了

 ひどく集中力の欠けた1週間だった。
 「仕事行きたくない」と思っても、いざ会社の自分のデスクに腰掛ければ気合いスイッチが入ったりするが、それもなかった。とにかく「早く帰りたい」の一心で仕事をしていた。

 金曜日、6時くらいの電車に乗る。いつもなら混んでいるはずだが、一本前の電車が遅れ、そのすぐ後に来た電車に乗ったら空いていた。ホームの列の先頭に並んでいたの

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プレ宴、明後日開宴!

プレ宴、明後日開宴!

いよいよ、第2回『54字の宴』のプレイベント、
#プレ宴 」が開宴します!(非公式イベントです)

詳細はこちらから🙇‍♀️

リンク先の要点をまとめますと、最後の一文を指定された「54字の物語」を作成しましょう!というイベントです。

お題となる指定の一文は、4パターン用意しました。
いずれかを物語の末文に使ってください。
何作作ってくださってもOKです!

・10月開催の第2回「54字の

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【読書コラム】お前が始めた物語だろ - 『射精責任』ガブリエル・ブレア (著),村井理子 (訳)

【読書コラム】お前が始めた物語だろ - 『射精責任』ガブリエル・ブレア (著),村井理子 (訳)

 本屋に行ったら、強烈な一冊が目に飛び込んできた。

 赤地に黒文字で『射精責任』である。まじまじと眺めるのが躊躇される反面、一度見たら忘れられないインパクトがあった。

 そのときは手元に取ることをしなかった。なんなら、表紙を見たのだって正味の話、一秒か二秒。下手したら、もっと短い可能性もあった。

 しかし、数日に渡って、『射精責任』というありそうでなかったフレーズはわたしの頭の中をぐるぐると

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「日本人が試されている」と感じたRIZAPグループの挑戦

「日本人が試されている」と感じたRIZAPグループの挑戦

「もっと値上げしてくれていいのにな。値上げしても通い続けるから、どうかここでずっと営業を続けていてほしい、私の大切な場所であり続けてほしい」
自分の負担が増えることになっても、絶対に失いたくないと思うお気に入りのお店が皆さんにはありますか?

仕事が休みの日、朝の家事を終えてからウォーキングを兼ねてカフェ読書に行くことが、私にとって大切な日常のひとつです。

私はコロナ禍で、行き先であったカフェ・

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特級呪霊。

特級呪霊。

どうしようもなくネガティブになる時がある。

世界にたった1人のような気がして
ブラックホールに吸い込まれてしまうんじゃないかとさえ思う

昔から落ち込みやすいタイプではあるが、
大人になってもネガティブは治らない。

ネガティブのねっこはどこなのか
なぜ負の感情がぐるぐるするのか
この負のスパイラルの終わりはどこなのか。

全くわからない

ネガティブに陥るのは容易くて
人との他愛もない会話

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