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「本」と「経験」からの学び

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読んだ本や経験から学んだことを、自分の振り返りも兼ねて綴ってます。
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#スキしてみて

批判をエネルギーに変える力

批判をエネルギーに変える力

「私は絶対無理だと言われると、それが原動力になって、むしろ絶対やってやるという気持ちになる」

これは先日ある自治体の市長さんとお話した時に、その方が言っていた言葉だ。

その市長さんは、教育分野を含め、様々な改革を強い気持ちで行ってきた。

その力の源が、「そんなことできっこない」という周りからの批判や、変化を嫌う方々の反対の声だったそうだ。

きっと、批判をされることで、「じゃあどうやったらで

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「やさしさい気持ち。」を補充できる雑誌

「やさしさい気持ち。」を補充できる雑誌

雑誌「BRUTUS」の最新号に、
「やさしい気持ち。」というテーマで特集が組まれてました。

これを読んで、やさしさの形や伝え方って、ホントに色々あるよなってことを改めて思ったんです。

「大丈夫?」とか「頑張ってね」って声をかけるのも、もちろん優しさだけど、それだけが全てじゃないんですよね。

思えば僕の心に残っている、友達からかけられたやさしい言葉の一つも、ちょっと変わっています。

「バンジ

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ジョブズやオバマ元大統領はなぜいつも同じ格好をしていたのか?

ジョブズやオバマ元大統領はなぜいつも同じ格好をしていたのか?

人は1日に3万5千回決断しているケンブリッジ大学の研究によると、人は1日に3万5千回も何かを決断しているらしいです。

今日1日を振り返っても、「そんなに決断してたっけな?」とあまりピンとこないですよね。

ただ、今日はご飯何食べようかなとか、どこに行こうかな、などの大きな決断だけでなく、そのためにどう体を動かすか、どう立ち上がるかなどの「無意識の決断」も含めると、それだけの数になるそうです。

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「心のiPod」にはポジティブな曲を貯めておこう

「心のiPod」にはポジティブな曲を貯めておこう

パフォーマンスを高める心の仕組み「心のiPod」がパフォーマンスを左右する

中学生のころ、サッカーに活かすために読んだ「ホイッスル!勝利学」という本。

この本に書いてあった「心のiPod」という考え方が、今でもずっと僕の頭の中に残っています。

(ちなみに「ホイッスル!」はめちゃくちゃ面白いサッカーマンガです!)

この本では、サッカーや日常生活で良いパフォーマンスを出すための考え方や心の仕組

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リモートでできることが増えるほど、直接体験する価値は高まっているのかも

リモートでできることが増えるほど、直接体験する価値は高まっているのかも

便利な世の中だから、逆に会いたくなる人に会わなくても
生きていけるような便利な
世の中だから、
逆に人は、
人に会いたくなるんだね。
【イムズ】ポスター2005年

「毎日読みたい365日の広告コピー」という本にあったこのステキな言葉。

2005年のポスターなのに、まるで今のコロナの未来を予言していたかのようなキャッチコピーですよね。

コロナの前には全然進まなかったのに、テレワークもどんどん増

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99%の人は仕事で「やりたいこと」なんてない。けど、それでも大丈夫

99%の人は仕事で「やりたいこと」なんてない。けど、それでも大丈夫

ほとんどの人に、「やりたいこと」なんて必要ない。
「やりたいこと」がないというのは、何を重視するかという価値観の違いであって、そんなことで悩む必要も全くない。

「転職の思考法」という本に書いてあった、この仕事に対する考え方。

明確な「やりたいこと」がなくて悩んでる方(僕も含む)にとって、とても勇気が出る発想だなと思ったので、少しまとめてみました。
※今すぐ転職を考えてるわけではないですが!

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「ドラゴン桜」を観て高校時代の恩師の涙の意味を考えた

「ドラゴン桜」を観て高校時代の恩師の涙の意味を考えた

「精神的に向上心のないやつはバカだ」

僕が高校時代の3年間、ずっとお世話になった恩師がよく言っていた言葉だ。

ドラマ「ドラゴン桜」を観ていて、主人公の桜木先生が誰かに似ているんだよな、とずっと思っていた。

昨日放送された最終回。桜木先生が、教え子たちに対して、

「お前はもう、勝つために必要なものはすべて持っている。諦めずに進め、必ず掴み取れる」

と激励の言葉を送るシーンを観て、それが確信

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「完璧主義」という強大な敵と戦う僕らへ

「完璧主義」という強大な敵と戦う僕らへ

noteを続けていると、「完璧主義」がなくなりました!

毎日noteを更新している方の記事をみていると、多くの人がこの「完璧主義」との決別を、継続更新のメリットとしてあげていました。

実は僕も昔からちょっと完璧主義なところがあります。

「せっかくやるなら、できるだけ良いものにしよう」
「中途半端なものは人様の目に見せられない」

何かをはじめると、そんな考えが頭によぎってしまいます。

しか

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最近のヒット曲にイントロがないのはなぜ?「読まれる文章術」にも共通するその理由

最近のヒット曲にイントロがないのはなぜ?「読まれる文章術」にも共通するその理由

コンテンツが世の中に溢れる現代では、音楽も文章も「最初のつかみ」がとても大切になっているそうです。

なぜ「つかみ」が重視されるのか。
気になったので、音楽と文章の共通点について考えてみました。

曲は最初の5秒で判断される最近知ったんですが、
サブスク時代にヒットする曲には、普通の曲には存在する、あるものがないそうなんです。

LiSA 「紅蓮華」、YOASOBI「夜に駆ける」、Ado「うっせぇ

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「三日坊主」に悩む気持ちが少し楽になる脳科学の話

「三日坊主」に悩む気持ちが少し楽になる脳科学の話

人が三日坊主になることは自然なことなのです

「最新の脳研究でわかった!自律する子の育て方」という本に書かれていた三日坊主に関する脳科学的な捉え方。

これを知って、これまで抱えていた頭の中のモヤモヤが晴れたような気がしました。

この発見をきっかけに、三日坊主と脳科学の関係について色々情報を集めてみたので、三日坊主に悩む自分を励ます意味を込めて、noteにまとめておこうと思います。

人の脳は「

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行き詰まってる時ほど「退屈」や「ぼんやり」した方が良い理由

行き詰まってる時ほど「退屈」や「ぼんやり」した方が良い理由

「最近は外出自粛で退屈だ」「やることがなくて家でただぼんやりしてる」

など、「退屈」や「ぼんやり」する時間ってどうしてもネガティブなことと捉えがちです。

でも実は、その「退屈」や「ぼんやり」する時間は、脳が良いアイデアや解決策をひらめくためにとても大切な時間みたいなんです。

皆さんも、何も考えずシャワーを浴びてる時や、のんびり散歩をしている時にふと、良いアイデアが浮かぶことってないですか?

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紙で本を読む人は「スマホ脳」に対抗するための武器を持っている

紙で本を読む人は「スマホ脳」に対抗するための武器を持っている

あなたは本を「紙で読む派」ですか?
それとも「電子書籍で読む派」ですか?

紙の本は部屋のスペースを取るから「電子書籍」の方が良いとか、Kindle版の方が安く買えるから紙の本なんてもったいない、とか。

「紙」派の皆さんが一度は言われたことがあるようなことをよく僕も言われるのですが、それでも僕はずっと「紙で読む派」です。

何度かチャレンジしてみたのですが、電子書籍で本を読むのがどうしても苦手で

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