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生き死に・世の中・哲学・心理

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#日記

50歳の私が考えたこと

50歳の私が考えたこと

この「わたしのでこぼこ日記」にはいつも「50代からの生き方」というハッシュタグをつけています。何のことはない私が今50歳だからで、まあ日記だしこんな感じだろう、9年間使えるしという大したことのない思いでつけています。

しかし、このハッシュタグをつけていると、自分で見たときも下の方に「こちらもおすすめ」ってところに、やはり50代からの生き方や人生観を記したnoteが表示されてくるんですよね。いやま

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「今日何もしてない…」という罪悪感から抜け出す、4つのヒント

「今日何もしてない…」という罪悪感から抜け出す、4つのヒント

久しぶりの冷たい雨、風ですねぇ。昨日までのポカポカ陽気はどこへやら…。

こういう日は、まったく身体が動きません。天気に左右されるなんて、自分もやっぱり動物なんだなぁって思います。せっかくの休みなんですけど、朝起きてからずーっとリビングのソファにいます。時計の針だけがどんどん、私を置いて進んでいく…おねがい…これ以上置いてかないで…。

こういう時に襲ってくるのが「今日何もしてない…」という無力感

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広義では、みな、人生のディレクターであり、デザイナー。

人生の方向性を見極めるのが「ディレクション」。見極めた方向性を形づくるのが「デザイン」。

「人生」とは、電気グルーヴの前身でもある。

おっさんずラブと結婚としあわせ

おっさんずラブと結婚としあわせ

今更ながら、おっさんずラブを観た。アマゾンプライムビデオでウォッチリストに入れていたものの観ていなかった、おっさんずラブ。毎日1話ずつ観ていくつもりが、気づいたら泣きながら最終回を迎えていた、午前4時。

どうしてあの時リアルタイムで観なかったのかと後悔した。ハッシュタグ企画の時に観ていなかった自分に腹が立った。このドキドキと感動をみんなと分かち合いたかったものだ。語り合いたかった。。。

今更で

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「他者をどれだけ気にするべきか」中高生と話し合った

「他者をどれだけ気にするべきか」中高生と話し合った

「他者をどれだけ気にするべきか?」

今日、福岡県のみやこ町で5年間開催している「三四郎の学校」に参加した。私は第1回目から参加し続けていて、いつも脳から湯気を出している。「三四郎の学校」は、中高生と大人が答えのない問について話し合うワークショップだ。
今回は、「対話について」考えを深め、「何を話し合いたいか」テーマをみんなで挙げた。

そして出てきたのが、「他者をどれだけ気にするべきか」

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「幸せだけど、たのしくない」? 夫婦のかたちを考える

「幸せだけど、たのしくない」? 夫婦のかたちを考える

「このままじゃ、パートナーとして好きって気持ちを失っちゃう」

夫にそう伝えたのは天皇誕生日の夜、みんながそわそわするクリスマスイブイブ。ふたりでストーブにあたりながら赤ワインをあけているときだった。

◆   ◆   ◆

2018年は、てんやわんやな一年だった。

まず、赤ちゃんから幼児へ猛スピードで変化する娘との生活は、はちゃめちゃに幸せだった。

腰がすわった、笑った、食べた、歯がはえた、

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働くという事と、自分にしかできない仕事

働くという事と、自分にしかできない仕事

仕事に熱意を求めるな、と母は言う。正社員で働けて、安定したお給料をもらえたらそれでいいの、と。みんながみんな楽しさとかやりがいを持って仕事しているわけではないのよ、と。

いやだ。

仕事の根っこは好きなことや楽しいことであってほしい。熱意を持って取り組みたい。仕事自体が好きとか、尊敬してついて行きたい人がいるとか。そういう熱意がないと嫌だと思うのは、甘いのだろうか。

◆お金のために働くだけじゃ

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プツンと糸が切れるとき

プツンと糸が切れるとき

がむしゃらに頑張って頑張って頑張って頑張って頑張り続けた人が、ある日 急にプツンと糸が切れたように"もう無理だ"となる。心が折れたとも言うような、そんな状態。

頑張れども頑張れども、周りの期待に応えられないと感じたり、自分の理想に届かなかったり、結果に繋がらなかったり…。

もっと頑張らなくちゃとか、自分は○○みたいに頑張れていないとか、そんな思いが、自分をどんどん追い詰めていく。そうしてある日

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逃げた先に出会えることって、ある。

逃げた先に出会えることって、ある。

得意分野で切り拓ける人生っていいなぁ。心をすり減らす環境から逃げることが、最良の選択って場合もある。
そんな風に思った、今日の大谷キミトさんのnote。

大谷さんはレタッチャーさんである。Photoshopのプロフェッショナル。ツイッターで大谷さんの存在を知り、そしてレタッチャーという仕事があることを知った。世の中にはまだまだ知らない仕事があるのだなぁと驚いたものだ。

Photoshopに関し

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東大を舐めるな、に思う

東大を舐めるな、に思う

「東大を舐めるな」というnoteがバズっている、らしい。

「らしい」というのは「下のnote」にそう書いてあったからで、実際にどんだけバズったのかは、よくわかっていない。
noteはホーム画面しか見ないわたしが「下のnote」を見つけたのは、Twitterのフォロワーさんから流れてきたってだけなので。まぁ、なるほどなーとおもって見てたのですが。

で、ちょっと興味を持って「東大 舐め」でnote

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"無意識"に相手を苦しめているかもしれない

"無意識"に相手を苦しめているかもしれない

唐突なんですが、タイトルの通りです。

僕は小学校の頃から「人の気持ちを考えて」行動するように言われてきた記憶が強く鮮明に残っていますが、皆さんはいかがでしょうか。

「人の嫌がることはするな」とか「人がどう思うか考えろ」みたいな言われ方を両親もそうですし、学校の先生といわれる人たちにも散々と言われてきました。

だけど、例えば競技スポーツの現場では思いっきり真逆のことをいわれます。

「相手が考

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「選んだあなたが悪い」の残酷さ

この半年間、自分がこれまで知らなかった世界を見たいと思い、これまでの行動パターンを意識的に変えてきた。

「静岡方式」を視察に行ったり、いくつかの少年院や更生保護施設、児童養護施設を視察し、さらに少年院にて学習支援に継続的に入ることで、これまで見えていなかったことが見えつつあり、かつ自分に変化が見えてきた。

これまで私は、「選択肢が少ない人には選択肢を作ったら良い」「もし嫌だったら選択しなおせれ

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なれなかったものを数えてもしかたない

私は美容師にも、販売員にも、空間デザイナーにも、ステージデザイナーにも、なれなかった。
いや、一度は歩んだのだけれど、今は違う。なので、そう名乗ることもできない。なってないものは、どうしようもない。

とはいえ、そんな"なれなかったもの"を数えたってしかたない。

人生の指標を元に、ゴールに持っていくにはどうすればいいのかを考えていた。気になったものはとにかくやってみる。20代後半はそんなふうに駆

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死んだ人の話が聞きたい

なにを言っても、なにをしても、なにを考えても、無駄だ。
原爆も医大入試も、ばかみたい。

この記事は今日の話です。
ダッハウ強制収容所のメモリアルミュージアムに行きました。

ドヤ顔で語るのもばかばかしいですが、魂のやり場がないので書きます。

無駄なんですよ。
世の中とか、社会とか。

自分の欲のままに、マズロー的にいうと3大欲求みたして、
「差別とかどうでもいいから、自分のことだけ考えて、規律

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