佐々木俊尚

AIで「仕事がなくなる」ではなく、仕事そのものが変化する

ウェブデザインの仕事が登場してきたのは、1990年代の終わりごろです。1995年にMicrosoft Windows 95が発売され、インターネットへの接続機能がパソコンのOSに初めて標準搭載されました。ここから「ウェブを見る」という文化がスタートし、90年代末になると、公式サイトを開設する企業がだんだんと増えていき、これに合わせてウェブデザインの仕事も増えていったという流れです。 2000年ごろのウェブサイトは単なる「紙」の置き換えだったそのころのウェブは、紙の発行物をウ

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政治に本当に必要なのは、感情を揺さぶることじゃなく「信頼」だ 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.681

特集 政治に本当に必要なのは、感情を揺さぶることじゃなく「信頼」だ〜〜弁論の達人アリストテレスに本物の「エートス」を学ぶツイッターで政治の発言をしてる人たちを見ていると、世の中はほんとうに感情で動く人が多いなあと感じます。なかには、政治について語っているうちに、政治哲学とか政策とかの政治の中身のことはもはやどうでも良くなってしまって、他人を罵倒する用語ばかりをひたすら研ぎ澄ましていっている人もけっこういます。「ホームラン級のバカ発見」とか「肉屋を擁護する豚」とか「ケツナメ」と

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なぜ日本人は「IT怖い」「IT怖い」と繰り返すのか 佐々木俊尚の未来地図レポート vol.680

特集 なぜ日本人は「IT怖い」「IT怖い」と繰り返すのか 〜〜勤勉革命とGPT(汎用技術)の視点からその理由を読み解く わたしは長年、総務省の情報通信白書アドバイザリーボード委員をつとめています。この編集委員の会合で毎年のように話題になるのが、日本人はITに対していつも消極的で距離を置きたがり、不安を感じているという問題です。白書では米国やイギリス、ドイツ、韓国、中国などとの比較調査もひんぱんにおこなっているのですが、SNSやシェアリングサービスの利用度、AIへの不安などの

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未来のメタバースはスマホになれるか

フェイスブックの社名変更もあって、メタバースがいきなりバズワードになって盛り上がっています。日本のネット企業でも参入を表明するところが相次いでいるようです。しかし仮想空間にからんださまざまな技術はまだ道半ばで、巨額の開発投資を必要とします。 上記の記事によると、日本のグリーはメタバース事業に100億円の投資を発表していますが、「100億円で利益が出るところまでできるか、懐疑的な見方が多い」という声も。 「スマホゲームなどと異なり、ユーザーは複数のメタバースを掛け持ちしにく

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ふるさと納税マルシェ

#みんなの文藝春秋 #ふるさと納税 #危ない読書 「祇園精舎の鐘の声、諸行無情の響きあり/ 平家物語」 昨日、初めてしっかりひろゆきのユーチューブを見た。「僕が親ならこう育てる」の出版記念のQ & Aの動画だった。子育てについてはその家の特徴から育て方はそれぞれにあると思う。私の親がそうだったように。ユーチューブの制作の事はよくわからないけれど見ている限りでは不快な終わり方をした(ひろゆきにとっては)気がする。  最近たぶん新刊だと思うけどよくある名画とともに見てい

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現代において「平均的であること」は、奇跡的な価値がある 佐々木俊尚の未来地図レポート vol.679

特集 現代において「平均的であること」は、奇跡的な価値がある 〜〜無理して成功を求めずに、身の丈だけでうまくやっていく方法 平均値はウソをつく、というのは近年になってよく指摘されるようになりました。「平均」だからといって、それが凡庸で普通のことを指すのではありません。たとえば日本人の金融資産の平均の金額は、2人以上の世帯で1400万円ぐらい。単身世帯でも650万円あります。「うちにはそんなにたくさん貯金はない!」と感じる人がたくさんいるでしょう。ゾゾの前澤友作さんのようにひ

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在外邦人は、なぜ「上から目線」で日本を語りたがるのか 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.678

特集 在外邦人は、なぜ「上から目線」で日本を語りたがるのか〜〜「20世紀の神話」は今こそ終わらせるとき(第7回)「出羽守(でわのかみ)」というネットのスラングがあります。欧米に在住している日本人が、たとえば「フランスでは○○なのに、日本は全然ダメだ」「スウェーデンではこんなに素晴らしいことが行われているのに、日本人はなってない」など、「欧米では」という論法で日本を批判する言説がいまも非常に多く、これに辟易した人びとが名づけたスラングです。 日本は江戸時代末期に鎖国を終わらせ

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【社会Lv.50】化けるか、消えるかFacebook社名変更と近未来2026年と2121年の仮想世界Metaの未来予測

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ひとり力の『取材力』

#みんなの文藝春秋 #危ない読書 #佐藤優 「いささか油断なく気をつかうべし   。                殊(こと)に酒盃(しゅはい)に酔い候(そうら)えばこころがけてさえ落度(おちど)あるものにて候(そうろう)。/小笠原流礼法より」 7つの大罪の大食ではない美食美食と美酒に酔い相手を懐柔するのはより簡単になる酒宴の席を選ぶ。そこにはもちろん公式テーブルマナーがどうしても必要になる。礼を知らなければイキにくずしてみせることもできない。このくずしかたでさらに口

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プロのインタビュアーはどのように話を聞き、組み立てているのか 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.677

特集 プロのインタビュアーはどのように話を聞き、組み立てているのか〜〜ジャーナリスト歴の長いわたしが、インタビューのコツを大披露 他人に話を聞いたり、インタビューするのに「コツ」みたいなものはありますか?という質問をときどきいただきます。今回はわたしが長年のジャーナリスト仕事で得たノウハウを公開しましょう。  まずわかりやすい導入として、ダメなインタビューの実例を挙げましょう。皆さん、以下のやりとりを読んで何がダメなのかわかりますか? 「仕事のインスピレーションはどこで得

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