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億を売る妻

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専業主婦だった妻が自宅で始めたビジネスが 億を売上げるまでになりました。 大きな願望もない妻がなぜ成功できたのか。 そんな妻の姿を見続けた夫である私(otto)がお届けする実話を…
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#成功法則

億を売る妻No.22 複数の事を同時進行で進める

億を売る妻No.22 複数の事を同時進行で進める

妻は1日の時間を、
一つの事にだけに時間を
割くようなことはしません。
いくつもの事を同時に進めていきます。

朝起きてから、
メイクや髪のセットの身支度をしながら、
売れた商品と売上をチェックしていき、
私にコーヒーを入れさせながら、
現在の在庫をチェックし、
私に服の着替えを手伝わせながら、
商品の仕入先に連絡をとり、
週末の友達との飲み会の日時を決めながら、
アルバイトさんと仕事の連絡をとり

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億を売る妻No.18  出産しながら稼ぐ

億を売る妻No.18 出産しながら稼ぐ

妻は仕事に没頭する日々を
続けていく中で、
新たな出来事が起こりました。

妻が3人目を妊娠した事がわかったのです。
妊娠がわかってからも、
仕事の手を緩める事はありませんでした。
長女と次女で経験した出産の苦しみを、
味わうと仕事に支障をきたす為、
無痛分娩をする事に決めていました。

出産する日時も決まっていましたが、
妻は当日の直前まで仕事をしていました。
商品の買い付け、写真撮影、商品の出

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億を売る妻No.17  予測で判断しない

億を売る妻No.17 予測で判断しない

アルバイトさんに、
来てもらうようになってからも、
自宅マンションでの
仕事を続けていました。

始めは1人のアルバイトさんに
手伝ってもらっていましたが、
徐々に販売数を増やしていきました。

極力リスクは避けたい妻でしたが、
梱包作業が追いつかず、
アルバイトさんが
2人、3人、4人と増えていき、
マンションは、
在庫で溢れ返り出していきました。

3LDKのマンションで、
家族4人在庫まみれ

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億を売る妻No.16  秒単位のスピードにこだわる

億を売る妻No.16 秒単位のスピードにこだわる

妻との仕事は正にスピードとの戦いでした。
朝が起きられない妻ですが、
起きて自身の身支度を済ましてからは、
自分が起きる時間が遅いのが、
原因にも関わらず、
私に、
「早く! 早く! 遅い! 遅い!」
と連呼してきます。

子供達を「起きろー!」と叩き起こし、
起きない時は寝ている状態で、
朝ごはんも食べささずに、
保育園に預ける事もありました。

いつも保育園を出るところから、
業務がスタートし

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億を売る妻No.14 徹底的にリスクを避けようとする

億を売る妻No.14 徹底的にリスクを避けようとする

新築のマンションも完成し、
実家を離れて新しい暮らしがはじまりました。
妻も1人で仕事をする事では、
手が回らなくなっており、
アルバイトさんに来てもらう事になりました。

私の仕事はというと、
営業のインセンティブも、
基本給にプラス7万円くらいは
付くようなっていました。
営業面では順調だったのですが、
上司との折り合いが悪くなっていました。

私も30代半ばに差し掛かっており、
ある程度自分

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億を売る妻No.13 商売というゲームにハマっている

億を売る妻No.13 商売というゲームにハマっている

実家での妻は、
育児と家事を完全に私の母にまかせ、
商売に専念していました。
そして商品数も徐々に増えて行きました。
定年後の父親も妻の梱包などを、
手伝うようになり、
私も会社から帰宅後に、
夜中まで梱包を手伝う事もありました。
私だけではなく、
私の両親をも巻き込んでいきました。

そして実家の家には、
在庫の種類や数が段々と増えていき、
私が帰宅してもひたすらに、
商売の事をやり続けていまし

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億を売る妻 No.8 稼ぐ方法をいつも模索する

億を売る妻 No.8 稼ぐ方法をいつも模索する

新しい生活に向けて、
2人で準備を進めました。
週末の休みを使って物件探して
住む所も決まり、
新しい生活をスタートさせました。

妻は前職の薬局事務の経験を生かし、
仕事もすぐに決まりました。

共働きになり生活は、
少し楽になって行きました。
二人とも住んだ事の無い場所でしたが、
駅近というこもあり、
飲食店なども大きく便利な所でしたので、
近所の居酒屋にいったりして、
楽しく過ごしていました

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億を売る妻 No.7 幸せを感じながら生きている

億を売る妻 No.7 幸せを感じながら生きている

引き続き就職活動は続けて、
2社ほど採用をもらいました。
1社は事務機器の営業職、
もう1社はエンジニア専門の派遣会社の営業職でした。
結局派遣会社の方を選んだのですが、
そのタイミングで営業職の空きがなく、
空きができるまではシステムエンジニアとして、
働く事になりました。
しかしそう言った職種の人達とは
思考回路がまったく違い、
結局2週間と持たずに
退職してしまう流れとなってしまいました。

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億を売る妻 No.6 人の問題を自分の事のように考える

億を売る妻 No.6 人の問題を自分の事のように考える

勢いよく辞めてみたものの、
再就職への道は厳しいものでした。

彼女はここを離れる気が無かったので、 
私が自動的にこの町で再就職するしかありませんでした。

しかし人口2万人ほどのこの町には、
職種自体も少なく私に出来そうな仕事もなく、
ここから車で1時間程度で通える、
大手企業が支店を構えるくらいの街があり、
そこで仕事を探す事にしました。

条件はもちろん初任給がある程度貰えるところと、

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億を売る妻 No.3 悩みに当てるヒマな時間が存在しない

億を売る妻 No.3 悩みに当てるヒマな時間が存在しない

はじめて会った日以来、
彼女は毎日のように私の住んでいるアパートにくるようになりました。

勢いよくアパートの扉を開け、
上下ジャージ姿で上り込んできました。

私の晩御飯が心配だからと、
お母さんが作ってくれたご飯を
持ってきてくれたり、

動画で感動したと、 
泣きながらパソコンを手に持ってきたり、

彼女が友達と飲んでいる所に
至急来いと呼び出されたり、

私は内心彼女が今日はどんな感じでく

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億を売る妻 No.1 目的を最短で実行しようとする

億を売る妻 No.1 目的を最短で実行しようとする

私(otto)がまだサラリーマン時代、
仕事の関係で田舎の町で営業まわりをしていた頃です。
妻に言うと怒られますが、
想像よりも遥かに田舎で、
こんなへんぴな所で独身の私はこの先どうなってしまうのか初めは不安でした。
でも地元の小さな会社の外まわり営業でまわるうちに、
田舎の温かさに触れ少しずつ知り合いが出来てきました。

その中にいつもお世話になっていて、
話を聞いてくれるある会社の事務のおばち

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億を売る妻 プロローグ

億を売る妻 プロローグ

私(otto)にとっての20代後半から30代前半は人生のどん底にいました。
夢を諦め、仕事も上手くいかず、お金もない。全てに自信をなくしてしまい、
浴びるほどお酒を飲む日々を送っていました。

しかし、今の妻との出会いをキッカケに、
人生が好転していきます。
自らの好転と言うよりは、
彼女に引っ張られながら好転していきました。

そして6年前彼女が自宅で初めた商売が、
今では億を売上げるまでに成長

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