見出し画像

億を売る妻 No.8 稼ぐ方法をいつも模索する

新しい生活に向けて、
2人で準備を進めました。
週末の休みを使って物件探して
住む所も決まり、
新しい生活をスタートさせました。

妻は前職の薬局事務の経験を生かし、
仕事もすぐに決まりました。

共働きになり生活は、
少し楽になって行きました。
二人とも住んだ事の無い場所でしたが、
駅近というこもあり、
飲食店なども大きく便利な所でしたので、
近所の居酒屋にいったりして、
楽しく過ごしていました。

そんな少し安定しかかっていた時に、
妻の妊娠がわかったのです。

はじめての子どもなので、
とても嬉しかったのですが、
ある問題がありました。

それは妻は正社員の雇用であったものの、
勤め出してからまだ日が浅かった為に、
産休をとってから出産することが難しく、
出産前になれば退職しなければ
ならなかったのです。

産休に入るまでは、
妻も慣れない電車通勤で、
満員電車がとても辛かったようで、
つわりの時に座席に座れず、
座りたくて泣きながら通っているようでした。

そして妻が退職し、私の給料で生活しなければならなくなりました。
生活はどんどんキツくなってきました。
薬局に行っても、必要な洗剤などの消耗品や、
食費、酒代など最低限必要なものまで、
切り詰めないといけないようになっていきました。

何とかしないとと、
私も副業をしたいと思いFXを始めました。
妻も稼ぎたいと一緒に始めました。
始めのうちはまぐれで1回利益を出すことができたのですが、
その後はずっとマイナスが続きました。
取り返そうとしてはまた負けるという、
負のループに落ち入りました。
妻はどうしても勝ちたいと、
一日中ソファに寝そべりチャートと
睨めっこするような生活でした。
1万円のFXのあやしい教材に、
手を出したりもしていましたが、
最終的に5万円負けたら辞めると
決めていたようで
その後すぐに辞めていました。


妻は私が仕事から帰ってくると、

何とか自分で稼ぐ方法をいつも模索していました


編み物をしたり、
手作りのモノをつくって売ろうと、
色々と試作を作っていましたが、
お世辞にも販売できるようなレベルではなかったように思います。

ただこの時期の事が、

妻が自分で稼いで行こうと考えたキッカケ

でもありました。

そして

この時始まった妻の歩みは、
億を売上るようになった
今現在も変わっていないのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?