マガジンのカバー画像

政治系

644
運営しているクリエイター

2024年5月の記事一覧

多様性について意趣あり

多様性について意趣あり

意趣は「おもうところ」と読む。
さて、つい先日多様性推しの新しい上司の視察を受けたので、僕も多様性について色々と「意趣」が生じた。まあそんなところをつらつらと書き連ねたいと思う。

僕は会社では20人の部下を持つ管理職をやっている。僕の上にも上司がいて、いわゆる中間管理職である。その上司が新年度で交代し、部署の視察を受けた。部署の概要を報告し今年度の業務指針について指導を受けた後、こんなやり取りが

もっとみる
「非モテのマス」の破壊力

「非モテのマス」の破壊力

頂き女子は、非モテがマスをかきすぎるから勃興したーーという、宇佐美潤さんという方の説が面白かったから記録した。

いただき女子の勃興というのは、風俗で稼げなくなったし、さりとて(男性の草食化)で男性との真剣交際からもはぐれて、ホストに行きついてからの所業であって、非モテ男性を性愛から追放しまくった結果、金が回らなくなって、再び非モテに寄ってきたという全体像なんだろうなと。

非モテの撤退がシャレに

もっとみる
白饅頭日誌:5月25日「なぜインテリはポリコレ教徒になってしまったのか?」

白饅頭日誌:5月25日「なぜインテリはポリコレ教徒になってしまったのか?」

 先月末に「これについてどう思いますか?」とリクエストが殺到していたこちらのポストと、それに添付されていた作品について。

白饅頭日誌:5月24日「これからの時代に活躍するために必要なスキルは?」

白饅頭日誌:5月24日「これからの時代に活躍するために必要なスキルは?」

 先日、とても興味深い意見を読んだ。

 これからの時代に、人間が他者との競争のなかで差別化を図るために大切な要素はなにかと考えたとき、私にも同じ結論が思い浮かんでいた。
 

暗黒メモ「勝ちすぎることの恐ろしさ」

暗黒メモ「勝ちすぎることの恐ろしさ」

 「頂き女子」こと渡邊真衣被告による巨額詐欺事件が世間を揺るがせている中、もうひとつの事件が世の中に動揺を広げていた。

 東京都新宿区のマンションで若い女性が刺殺された事件である。
 

「高望みをやめられない限界婚活おばさん」が恋愛詐欺のメインターゲット

「高望みをやめられない限界婚活おばさん」が恋愛詐欺のメインターゲット

「頂き女子りりちゃん」こと渡辺真衣被告(25)が、いま夜職の間で一種のダークヒーローのようになっているのを皆さんご存じだろうか。

渡辺被告のTwitterアカウントは15万フォロワーを擁し、日々の投稿の平均インプレッションは数百万をくだらない。既に出版編集者なども周りに付いているようで、渡辺被告がエッセイなり手記なりを世に出すのは時間の問題だと言えるだろう。

渡辺被告の著述スタイルは詐欺マニュ

もっとみる
白饅頭日誌:5月22日「ガチで危機感持った方がいいのは勝者側の男」

白饅頭日誌:5月22日「ガチで危機感持った方がいいのは勝者側の男」

 先月末、「これどう思いますか?」「これを来月の記事にリクエストしていいですか?」などと私のメールボックスを騒がしくしていたとあるポストについて。

 そのポストというのは、世のモテない男性たちに向けて「男らしさ」を高める方法やマインドセットを伝授する「メンズコーチ」を自称するインフルエンサー・ジョージ氏のTiktok動画の転載であった。SNS民、ジョージ氏のことが好きすぎるだろう。

暗黒メモ「さあ、ウンコまみれの世界へ」

暗黒メモ「さあ、ウンコまみれの世界へ」

 前人未到の高齢社会に突入する日本では、社会のそこかしこがじわじわと不可逆的に「老人ホーム化」していく。

 内閣府の統計によると、2040年には認知症の高齢者数が900万人前後になると推計されている。じつに高齢者のおよそ4人にひとりが認知症を患っているという計算になる。認知症の兆候が見られる予備軍や診断を受けていない隠れ認知症者といった暗数を含めれば実際の数はもっと多くなるだろう。

 なお20

もっとみる
白饅頭日誌:5月19日「それ以上いけな……くはなかった大臣」

白饅頭日誌:5月19日「それ以上いけな……くはなかった大臣」

 静岡県知事選の応援演説に駆け付けた上川陽子氏の発言が波紋を呼んでいた。

 ……と言いたいところだが、厳密にはそうではないだろう。

 正確には「波紋を呼ぼうとマスメディアが企てたが不首尾に終わってしまった」と記述するべきだろう。
 

白饅頭日誌:5月17日「子どもに不寛容なお年寄りが激増する未来」

白饅頭日誌:5月17日「子どもに不寛容なお年寄りが激増する未来」

 先月末のこと、なかなか衝撃的なポストを見かけました。

 電車で泣いている赤ちゃんとその親に対して、やおら近づいてきた高齢女性が思いもよらぬ非難の言葉をぶつけるという、「戦慄」の二文字がふさわしい一部始終の記録でした。